1節 バッテリーの制御
[1]車載リチウム二次電池モジュールにおける温度対策 〜温度・空冷管理と適切な配置〜
1.新型EV搭載バッテリー
1.1.新型EVパックの熱性能設計
1.2.セル毎の性能バラツキ抑制設計
2.新型HEV搭載バッテリー
2.1.バッテリーパック仕様
2.2.ハイブリッドシステム要求仕様
2.3.バッテリー熱性能設計
2.3.1.セル
2.3.2.モジュール
2.3.3.パック
2.3.4.電池熱性能の検証結果
[2]電気自動車におけるバッテリーマネジメントシステム
1.組電池
1.1.基本
1.2.電池の選定
1.3.接続構成
1.4.モジュール化
1.5.組電池システム構成
1.6.電圧及び温度検出
2.電池マネジメント
2.1.基本
2.2.制御パラメータ
2.3.電圧均等化
2.4.保護回路
2.5.寿命
[3]マイクロ・ハイブリッド車用鉛蓄電池の効率的な管理
1.序論
2.エネルギー管理システム
3.バッテリのモニタリング
3.1.充電状態(SoC)
3.2.劣化状態(SoH)
3.3.作動状態(SoF)
4.ハードウェア、ソフトウェア両面から実現したエネルギー効率の良いBMS
4.1.低電力モード
4.2.HWブロックへのSWタスクの移行
4.3.簡単な校正
4.4.SWの実装
[4]ハイブリッド車用バッテリ冷却システム
1.リチウムイオン電池の高温劣化
2.ハイブリッド車の駆動電池の冷却
3.ハイブリッド車の駆動電池の技術的課題
4.種々の冷却方式
4.1.車室内空気(空調風)利用方式
4.2.前席エアコン空調風利用方式
4.3.後席エアコン空調風利用方式
4.4.専用チラーによる冷却風利用方式
4.5.チラーによる冷却水利用方式
4.6.低温冷媒方式 5.冷却ファン
[5]自動車用大容量キャパシタ
1. 大エネルギー容量キャパシタ利用の戦略性
1.1.キャパシタを駆動電源とする自動車の普及拡大によるCO2 低減効果
1.2.自動車の駆動電源としてのキャパシタの選択肢
1.3.大エネルギー容量キャパシタとしての目標特性
2.キャパシタの蓄電メカニズム
3. 大エネルギー容量キャパシタ開発の方策と課題
3.1.電極材料の大静電容量化とセルの高作動電圧化
3.2.ハイブリッドキャパシタ
4.大エネルギー容量キャパシタ実現への材料技術
4.1.電極材料の研究開発
4.2. 電解質材料の研究開発
4.3. メカニズム解明の研究
5.各国におけるキャパシタの研究開発と事業化の状況
5.1.米国・中国・韓国におけるキャパシタの研究開発と事業化の状況
5.1.日本におけるキャパシタの事業化と研究開発の状況
2節 充電・給電の制御
[1]回生エネルギーの充放電制御システム
1.回生ブレーキの原理
2.電動化に伴う回生ブレーキ使用のメリット
3.電流可逆チョッパの制御原理
4.一電源回生蓄電制御
5.二電源回生制御
6.実車での充放電制御
[2]は著作権の都合上、掲載しておりません
[3]急速充電器の充電特性と今後の動向
1.電気自動車の電池と特性
1.1.電気自動車の電池
1.2.リチウムイオン電池
1.3.リチウムイオン電池の充電特性
2.急速充電器の仕様
2.1.急速充電器の標準仕様
2.2.急速充電器の容量
2.3.プラグインハイブリッド車の充電
3.急速充電器の制御方式
3.1.急速充電器の回路構成
3.2.コンバータ回路の構成と特徴
3.3.DCコンバータ回路
3.4.パワー回路の構成
3.5.電源同期型コンバータの特徴
3.5.マトリックスコンバータ制御方式
4.コントローラの役割
4.1.充電制御回路
4.2.電流制御ループの応答性
4.3.充電システム制御部
5.電気自動車の急速充電特性
5.1.電気自動車の充電システム
5.2.電気自動車の充電特性
6.データ管理及び認証,課金システム
6.1.急速充電器のデータ管理システム
6.2.認証,課金システム
7.急速充電器システムの今後の展開
7.1.充放電兼用型急速充電
7.2.非接触充電器の開発への取り組み
7.3.他の業界への展開
7.4.海外での展開状況
[4]EV・PHV向け充電インフラの普及とビジネス展望
1. EVの普及と充電インフラ
1.1 EV普及の課題と必要条件
1.2 充電インフラの利用パターンとハードウエアの分類
1.3 充電インフラに求められる機能と役割
2.充電インフラの普及に向けた課題
2.1 充電インフラの整備に向けた課題
2.2 充電インフラの整備に向けた課題:ユーザー視点での「質の問題」
3.ビジネスモデルと普及シナリオ
3.1 ビジネスモデル
3.2 普及シナリオ
[5]電気自動車(EV)に向けたワイヤレス給電技術
1.電磁誘導方式の原理
2.EVにおける非接触電力伝送技術の開発動向
3.伝送効率・コアギャップの向上
4.運用試験から見える利便性と成果
5.電磁誘導方式の課題
6.走行中給電の開発動向と課題
[6]電気自動車向け無線充電システムの開発と安全化技術
1.開発背景、目的
2.無線充電システム原理
3.本システムの設備概要
4.本システムの特長・利点
5.現在の開発状況
6.課題と今後の展望
3節 モータ・インバータの制御
[1]EV・HEV用モータ・インバータの構成・特性と制御技術
1.EV・HEV用モータシステムの構成
2.EV・HEV用モータシステムの特性
2.1.主機モータの特性
2.2.補機モータの特性
3.モータの制御とは
4.インバータによる電流の制御
4.1.電流制御ループ
4.2.PI制御
5.EV・HEV用モータ・インバータの制御技術
5.1.弱め磁束制御
5.2.過変調制御
5.3.双方向DCDCコンバータ
[2]EV/HEVパワートレインにおける電力変換技術
1.EV/HEVパワートレインへの要求
1.1.方式別に見る要求
1.2.使用環境から来る要求
2.各種電力変換装置とその特徴
2.1.変換対象毎の電力変換装置
2.2.EV/HEVに用いられる電力変換装置
2.3.要求に対する電力変換装置の応用
3.電力変換装置とパワー半導体
3.1.パワー半導体の種類
3.2.EV/HEVの要求に対するパワー半導体の対応
4.次世代パワー半導体
4.1.次世代パワー半導体とは
4.2.次世代パワー半導体の開発動向
4.3.次世代パワー半導体のEV適用事例
[3]燃費向上、環境負荷低減へ向けたエンジンマネージメントシステムとセンシング技術
1.自動車の環境(CO2)規制と燃費
2.エンジンマネージメントシステムの開発技術
2.1.燃費向上エンジンマネージメントシステム
2.2.エンジンシステムの主要コンポーネントと制御
2.3.各種システムとセンシング技術
3.エンジンマネージメントシステムとセンシングニーズ
3.1.PM/PN規制対応システム
3.2.エンジンの燃費向上システム
3.2.1.ダウンサイジングシステム
3.2.2.VELシステム
3.2.3.HCCIシステム
3.2.4.アイドルストップシステム
4.センシング技術の具体例
4.1.吸入空気流量検出エアフロメータ
4.1.1.エアフロメータの構成
4.1.2.エアフロメータ への要求特性
4.2.燃焼状態の検出
[4]EV・HEV用の小型軽量DCパワーリレー
1.電動化自動車の高電圧システム
2.リレーの直流高電圧遮断
2.1.直流回路の遮断
2.2.雰囲気ガス熱伝導率とアーク走行性能
2.3.雰囲気ガスとアーク電圧
2.4.アーク遮断模式図および遮断波形
3.開発したリレーの仕様
[5]高効率、高性能なHEV/EV用モータの開発および構成材料の課題と要求特性
1.車載用モータに要求される特性
1.1.EV/HEV用モータの駆動特性
1.2.現行の代表的なEV/HEV用モータの特長
1.3.現行の代表的なEV/HEV用モータの構造
2.永久磁石リラクタンスモータ(PRM)と可変磁力モータ(VMFM)
2.1.PRMとVMFMの特長
2.2.PRMとVMFMの構造
3.車載モータの構成材料の課題と要求特性
3.1.磁石
3.2.鉄心材料
4.将来展望
4.1.車載モータの展望
4.2.磁石と鉄心材料/電磁鋼板の展望
[6]ハイブリッド自動車用永久磁石モータ(IPM)のドライブ制御技術
1.IPMモータの基本制御法
1.1.ベクトル制御の概要
1.2.IPMモータの構造に由来するリラクタンストルク
1.3.最大トルク制御
2.HEV用モータに必要な付加制御
2.1.HEV用モータドライブ特性
2.2.インバータのPWM制御による対策
2.3.直流電源側での対策
2.4.自動車のトルク−速度特性を考慮したモータ電圧制御
3.各種制御法の組合せ制御
[7]小型電気自動車用IPMモータ制御技術
1.東京工芸大学における小型電気自動車製作
2.IPMSM駆動EVのシステム概要
3.コントローラの構成
4.IPMSMの動作原理とインバータ制御系の構築
[8]ノイズに強い車載用モータの駆動回路と制御技術
1.車載用モータの種類と特徴
1.1.要求される機能
2.モータ駆動回路
2.1.モータを駆動するパワーデバイス
2.2.ラシ付DCモータ駆動回路
2.3.永久磁石同期モータ駆動回路
3.電圧を変換するコンバータ
3.1.非絶縁型昇圧コンバータ
3.2.双方向非絶縁型コンバータ
4.永久磁石同期モータの制御方式
4.1.方形波駆動
4.2.スカラー制御
4.3.ベクトル制御
5.ノイズを拡散しない駆動回路
[9]EV用モータに求められるセンサ技術
1.回転センサ付き軸受
1.1.構造
1.2.ホールICタイプの概要
1.3.センサ付き軸受の特徴
1.4.磁気エンコーダ
1.5.使用上の注意点
2.高分解能回転センサ付き軸受
2.1.センサ素子の高分解能化
2.2.性能・特徴
2.3.センサ付き軸受の例
3.角度・位置の検出
3.1.インデックス信号付き回転センサ
3.2.バーニヤ方式角度センサ
[10]うず電流式ロータポジションセンサ
1.概要
1.1.RPSの歴史
1.2.RPSのしくみと特徴
2.動作原理と電磁界シミュレーション
3.各種モータ搭載例
4.角度変換処理
5.RPSの特性
6.ターゲット構造と種類
[11]は著作権の都合上、掲載しておりません
[12]電気自動車パワートレインの耐久性評価・試験法
1.ねらい
1.1.着目する負荷,部位の選定
1.2.パワーモジュールの故障メカニズム
1.3.パワーモジュールに入る温度サイクル負荷の特徴
1.4.開発目標の設定
1.5.評価手法の開発と実施
1.5.1.実車耐久試験走行パタン
1.5.2.実車耐久試験期間
2.実施概要
4節 車両姿勢・ブレーキの制御
[1]MEMS加速度センサと車両制御応用
[2]車載用加速度センサの高精度化と高信頼性
1.車載用加速度センサの高精度化と高信頼性
1.1.容量変化型加速度センサ
1.2.センサチップとASICチップの組み合わせ
1.3.加速度センサ本体の対応
1.4.ASIC回路の対応
1.5.ESCシステム用の加速度センサ製品
[3]世界初,電動型制御ブレーキシステムの開発
1.電動型制御ブレーキシステム開発の狙い
1.1.システム構成
1.2.電動型制御ブレーキユニット
1.3.回生協調ブレーキの重要性
2.車両挙動に対する回生協調ブレーキの影響
2.1.回生制動力と制動力配分の関係
2.2.回生協調ブレーキの制動力配分
3.回生制動時車両挙動安定化制御
[4]は著作権の都合上、掲載しておりません
[5]ハブベアリングへのセンサの適用と信頼性向上技術
1.ハブベアリング
2.ABSセンサ内蔵ハブベアリング
2.1.従来センサの紹介
2.2.NTN開発品の紹介
3.車両制御の高性能化
3.1.高分解能回転センサ内蔵ハブベアリング
3.2.荷重センサ内蔵ハブベアリング
5節 画像認識・車間距離検知と運転支援システム
[1]は著作権の都合上、掲載しておりません
[2]これからの車載用カメラに求められるダイナミックレンジ拡大技術
1.ダイナミックレンジとは
2.ダイナミックレンジ拡大技術 (WDR技術)
2.1.基本特性の拡大
2.2.画素構成によるもの
2.3.駆動方式
3.WDR車載カメラに必要な条件
3.1.フレアとゴースト
3.2.LED
4.WDRの車載カメラへの応用
[3]車載用イメージセンサの広帯域化と撮像特性
1.車載用カメラの種類
2.広ダイナミックレンジ化技術 ( WDR技術 )
3.昼夜用カメラ
4.複数の「CSCM」を使ったシステムカメラ案
[4]車載用小型・高感度CMOSセンサの開発
1.キーテクノロジー
1.1.Pixel Technologies
1.2.CameraCubeChip
2.OVTの自動車市場への取り組み
3.車載用センサ
3.1.高感度、小型パッケージ
3.2.メガピクセルHDRに対応するOV10630
3.3.車載用センサ
4.サプライチェイン
[5]近距離レーダを用いた車両周辺障害物検出技術
1.近距離レーダの概要
1.1.近距離レーダの位置づけ
1.2.車両周辺障害物検出アプリケーションとレーダ仕様例
1.3.超広帯域レーダの必要性
1.4.近距離計測の難しさ
2.近距離レーダの比較
2.1.法制化動向
2.2.車載レーダの特性比較
[6]運転支援システムにおけるレーンマーカ検知センサ技術
1.レーンマーカ検知センサを用いた運転支援システム
1.1.レーンマーカ検知センサを用いた運転支援システムの狙い
1.2.運転支援システムにおけるレーンマーカ検知センサの役割
1.3.車線逸脱防止支援システム
2.レーンマーカ検知センサ概要
2.1.方式
2.2.基本構成
2.3.基本動作
2.4.車両への装着
2.5.要件
3.レーンマーカ検知センサの今後
3.1.対光環境性の向上
3.2.検知エリアの拡大
3.3.機能拡張
[7]ドライバー飲酒検知システムとセンサ特性
1.アルコールインターロック装置に用いられる飲酒検知センサとそのシステム
2.Handset部内の飲酒検知センサとその仕組み
2.1.燃料電池センサ
2.2.呼気流量、呼気流速センサ
2.3.不正呼気ガスセンサ
3.Controller部の仕組み
3.1.電源部
3.2.リレー制御部
3.3.不正改造検知センサ部
3.4.メモリー部
4.Display Unit部
4.1.表示部
5.DADSSが研究中の飲酒検知センサ
[8]視界視認性に基づく自動車ワイパ払拭性能評価手法
1.ワイパ払拭性能評価の現状と課題
2.視界視認性に基づく払拭性能評価
2.1.評価システム
2.2.空間周波数に基づく解析
2.3.コントラストに基づく解析
3.評価・検証例
3.1.検証
3.2.検証結果
3.3.検証結果の考察
6節 車室内環境・空調を制御する
[1]EV/HEVで求められるエアコン制御システムとセンサ技術
1.エアコン動力を低減する方策
2.換気熱負荷の軽減
2.1.内気優先制御
2.2.内外気2層流エアコン
2.3.発熱ガラス
3.乗員熱環境状態の把握
4.乗員周囲空調
5.乗員直接空調
6.冷熱源系の動力低減
6.1.エジェクタ・サイクル
6.2.二重管
6.3.ヒートポンプ・サイクル
7.熱負荷の軽減
8.センサ技術
8.1.湿度センサ
8.2.光学式窓曇りセンサ
8.3.室内ガスセンサ
8.4.日射方位センサ
8.5.着座センサ
8.6.人体表面温度センサ
[2]カーエアコン用温度センサの開発動向
1.サーミスタの概要
1.1.サーミスタの歴史
1.2.サーミスタとは
1.3.NTCサーミスタの特長
2.カーエアコンと温度センサのあゆみ
3.カーエアコンの仕組みと温度センサの働き
3.1.カーエアコンの仕組み
3.2.温度センサの働き
4.カーエアコン用温度センサの構造と仕様
4.1.外気温度センサ
4.2.水温センサ
4.3.エパポレータ温度センサ
4.4.内気温度センサ
5.今後のカーエアコンとNTCサーミスタ温度センサ
5.1.カーエアコンの新興国への普及
5.2.エコカー化に対応した仕様
7節 駐車支援システムと車両盗難防止
[1]車載レーザレーダや車載カメラを用いた自車位置推定と周囲環境認識技術
1.車載レーザレーダによる自車位置推定
2.各種センサを用いた自車位置推定
3.レーザレーダを用いた自車位置推定の概要
4.距離データマップの構築
4.1.距離データマップ用の高精度位置計測
4.2.レーザレーダデータ系列のデータ表現
4.3.信頼性の付与
5.距離データマップとの照合による自車位置推定
5.1.距離データ系列の切り出し
5.2.車線位置を考慮した照合
5.3.自車位置推定の実験例
6.レーザレーダを用いた周囲移動車両の検出
6.1.前処理
6.2.フレーム間差分を利用した移動物の抽出
6.3.L字形状の抽出
7.市街地の景観変化の検出
8.車載カメラ画像と空撮画像との照合による自車位置推定
[2]は著作権の都合上、掲載しておりません
[3]後方モニターカメラにおけるパーキングシステムとコーナーセンサ、バックソナー技術
1.システム構成
2.1.レーン認識応用システム
2.2.接近・移動物認識応用システム
3.1.レーン認識応用システム
3.2.接近・移動物認識応用システム
[4]高機能超音波センサシステムによる高信頼駐車支援技術
1.従来の超音波センサシステム
1.1.従来の超音波センサシステムの問題点
1.2.従来の超音波センサシステムの問題点
2.駐車支援を目的とした高機能超音波センサシステム
2.1.駐車時を想定した対象物の相対速度計測
2.2.センサからの超音波に対し垂直でない対象物の距離計測
2.3.対象物の表面凹凸計測
3.実際の駐車時を想定した距離計測性能の検証
[5]車両盗難防止を目的とした自動車ドライバーの着座認証
1.自動車盗難の現状
2.自動車ドライバーの認証技術
3.着座認証の提案
3.1.着座認証の特徴
3.2.着座圧力分布の計測
3.3.特徴量の抽出
4.品質工学のMT法
5.マハラノビス距離(MD値)による個人認証の事例
6.認証実験の結果
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