第1節 太陽電池
[1] 太陽光発電システムの汚れの影響と対策
1.太陽光発電システム概要
2.太陽光発電システムの汚れの模擬試験方法
3.太陽光発電システムの汚れの影響に関する研究事例
3.1 太陽光発電システムの汚れの種類
3.2 太陽光発電システムの汚れの実測・評価事例
3.3 太陽光発電システムの汚れによる出力低下のモデリング
4.太陽光発電システムの汚れの模擬試験方法
4.1 太陽電池モジュール構造による対策技術
4.2 太陽電池モジュール表面加工
4.3 太陽電池モジュール表面加工等
4.4 太陽光発電システムの施工での工夫
5.まとめ
[2] 太陽電池製造プロセスに用いられる洗浄剤
1.シリコンインゴットスライス後洗浄(結晶系)
2.テクスチャー形成前洗浄(結晶系)
3.基板受け入れ洗浄(薄膜系)
[3] 太陽光発電モジュールの汚れと対策
1.太陽光発電モジュールの汚れの種類
2.汚れと発電モジュールの機能低下、故障進展フロー
3.防汚技術の種類と対策
3.1 カバーガラス(高強度ガラス)
3.2 保護フィルム
3.3 フレーム(金属枠)
4.まとめ
第2節 ディスプレイ(タッチパネル)
[1] タッチパネルに求められる材料技術と傷・汚れ対策
1.タッチパネルの材料技術の現状と今後の動向
1.1 ITOフィルム
1.2 ITOガラス
1.3 光学フィルム
2.新規導電材料
3.静電容量型タッチパネル
4.タッチパネルにおける傷・汚れ対策
[2] ARフィルムへの耐指紋・防汚性付与技術
1.AR (Anti reflection)フィルム
2.防汚材料
2.1 フッ素系シランカップリング材料
2.2 防汚剤の膜厚と塗布濃度
2.3 片末端と両末端のシランカップリング剤の摩擦と表面エネルギーへの影響
3.撥水性発現メカニズム
4.指紋付着性能の評価
5.表面分析手法
6.まとめ
[3] カバーガラス一体型タッチパネル製造における洗浄剤とその使い方
1.タッチパネルの種類と構造
2.カバーガラス一体型タッチパネルの製造工程と洗浄
2.1 セル工程とシート工程
2.2 シート工程における洗浄
2.2.1 ガラス受け入れ〜化学強化まで
2.2.2 化学強化〜メタル電極形成まで
2.2.3 強化ガラスの切断
2.3 セル工程における洗浄
2.4 その他に洗浄で留意すべき点(液晶パネル製造でのスリミング)
[4] 無機−有機ハイブリッドハードコートによる防汚技術
1.無機-有機ハイブリッド樹脂の開発
1.1 無機-有機ハイブリッド樹脂
1.2 無機-有機ハイブリッド樹脂の設計
1.3 粒子ハイブリッドによるハードコート化
2.ハイブリッド化による防汚機能性付与
2.1 親水性ハードコート
2.2 親油性ハードコート
2.3 撥水・撥油性ハードコート
2.4 屈折率制御型ハードコート
2.5 抗菌・防カビ性ハードコート
[5] ガラス基板のクリーン度管理:異物検査技術
1.異物検査技術の基本原理
2.FPD用異物検査装置の概略
3.異物検査装置の性能・用途
3.1 表裏同時検査機能
3.2 追従スライスレベルアルゴリズム
4.インライン検査技術への展開
第3節 自動車
[1] 自動車における汚れの要因と求められる対策技術
1.自動車を取り巻く状況
1.1 車両保有年数
1.2 排出ガス対策
1.3 地球温暖化対策
1.4 衝突安全規制
1.5 廃車リサイクル規制
1.6 炭化水素排出規制
2.自動車の汚れ部位とその原因
2.1 車体外装
2.1.1 車体外板塗装面
2.1.2 ウインドスクリーン,前照灯カバーとミラー
2.1.3 エンジンルーム
2.1.4 車体後部
2.2 内装部
2.2.1 操作部
2.2.2 シート、シートベルト
2.2.3 ディスプレイ部
2.2.4 天井等
2.2.5 ウインドスクリーン内側とミラー
2.2.6 床
2.2.7 トランクルーム
2.3 その他の部位
3.自動車の汚れ対策
3.1 車体外装の塗装部汚れ対策
3.2 車外ガラス部汚れ対策
3.3 車内汚れ対策
3.3.1 車内空気の清浄化
3.3.2 除菌,抗菌化,自己清浄
3.3.3 防汚表面
3.4 その他の汚れ対策
4.今後の自動車と汚れ対策
[2] 自動車部品の汚れの評価と除去技術
1.汚れの検査方法
1.1 粒子個数
1.2 粒子重量
1.3 付着油分(付着フラックス)
2.洗浄システム設計の考え方
2.1 粒子除去
2.2 脱脂
[3] 自動車用空調システムおよび内装材の汚染の発生原因と対策
1.汚染物質の由来
1.1 CO2(二酸化炭素)
1.2 粒子状物質(PM:Particulate Matter)
1.3 浮遊粒子状物質(浮遊粉塵:SPM)
1.4 PM2.5
1.5 花粉
1.6 VOC(揮発性有機化合物:Volatile Organic Compounds)
1.7 タバコ
1.8 微生物
2.汚染物質への対策
2.1 CO2
2.2 粒子状物質,浮遊粒子状物質,PM2.5
2.3 花粉
2.4 VOC
2.5 タバコ
2.6 微生物
第4節 半導体
[1] 著作権の都合上、掲載しておりません
[2] シリコン表面における多成分系有機物汚染挙動
1.吸着濃度測定法
2.分子の形と有効最大吸着濃度
3.単成分系と多成分系
4.分子の吸着状態
[3] 著作権の都合上、掲載しておりません
[4]
化学増幅レジストからの露光中に生じるアウトガスのガス分析
1.アウトガス捕集装置および方法
1.1 アウトガス捕集のための露光装置
1.2 PAG由来のイオン性アウトガスの捕集・分析方法
1.3 保護基由来のVOCの捕集・分析方法
1.4 有機Sの捕集・分析方法
2.実験および結果
2.1 PAG由来のイオン性アウトガスの捕集・分析結果
2.2 保護基由来のVOCの捕集・分析結果
2.3 PAG由来の有機硫黄アウトガスの捕集・分析結果
3.考察
4.まとめ
[5] 電気接点のアウトガスによる不具合現象
1.シロキサンガスによる接触障害現象
1.1 不具合発生領域
1.2 メカニズム
1.3 化学反応的見地からの検討
2.評価装置
2.1 評価装置
2.2 評価サンプル
3.評価結果
3.1 高濃度シロキサン環境での評価
3.2 低濃度シロキサン環境での評価
3.3 表面分析結果
[6] 実装基板洗浄のポイント
1.実装基板のフラックス除去洗浄におけるポイント
1.1 洗浄によって得られる品質の明確化
1.1.1 フラックス残渣の理解
1.1.2 洗浄残渣の後工程に対する影響
1.2 実装基板の洗浄工程に対する影響
1.2.1 基板素材の変色、変質等への影響理解
1.2.2 形状等(隙間、リードピッチ等)の洗浄への影響
2.実装基板洗浄〜実際の事例、応用例
2.1 実装基板上、金メッキ部の変色
2.1.1 金メッキ変色部分析
2.1.2 金メッキ変色メカニズム
2.1.3 対策
2.2 鉛フリーはんだを使用した実装基板の洗浄について
2.2.1 鉛フリーはんだとは?
2.2.2 鉛フリーはんだを使用した際の洗浄不良
2.2.3 鉛フリーはんだ使用で発生する白色残渣の後工程への影響
2.2.4 対策
[7] 著作権の都合上、掲載しておりません
[8] 多重内部反射型赤外吸収分光を用いたウェーハ表面の有機汚染物質測定技術
1.測定原理
1.1 赤外分光法
1.2 多重内部反射赤外分光法
2.Siウェーハ表面分析法
3.性能評価
3.1 測定感度の評価
3.2 有機汚染のその場測定
3.3 Siウェーハ表面吸着水の実時間その場計測
第5節 クリーンルーム
[1] クリーンルーム性能評価関連規格の現状
1.ISO-14644およびJIS B9920の清浄度クラス
2.化学汚染物質に関するクリーンルーム性能規格の現状
2.1 対象物質
2.2 AMCの清浄度クラス
2.3 AMCの捕集方法、分析方法
2.4 試験方法
[2] アウトガスの温度,時間による発生条件・発生量
1.アウトガス分析法
2.アウトガスの発生性状と概念
3.アウトガス発生挙動の解析
3.1 部材からのアウトガス速度と温度の関係
3.2 物理定数によるアウトガス発生速度の推定
3.3 アウトガスの減衰モデル
[3] ケミカル汚染の原因とその対策
1.各種ケミカル汚染物質
1.1 ケミカル汚染物質の分類
1.2 代表的なケミカル汚染物質
1.3 ケミカル汚染濃度
2.各種ケミカル汚染物質の制御方法
2.1 ケミカルフィルタの種類
2.2 ケミカルフィルタの選定
2.3 イオン交換法ケミカルフィルタ(酸性ガス、塩基性ガス対応)
2.4 物理吸着法ケミカルフィルタ(有機物質対応)
2.5 最近問題となっているケミカル汚染物質への対応
3.クリーンルームにおけるケミカル汚染物質の環境測定
[4] クリーンルーム内気流設計のポイントと数値シミュレーションの応用
1.はじめに 〜クリーンルーム内の気流と汚染物質挙動
2.気流設計の考え方
2.1 クリーンルーム方式による違い
2.2.各部気流の設計方針
2.3 吹出し気流と吸込み気流
3.数値シミュレーション技術の利用
3.1 気流の数値シミュレーション
3.2 乱流モデルと時間平均
3.3 可視化や実測による検証の重要性
4.空気齢による気流状態の評価
4.1 空気齢の概念
4.2 非一方向流型クリーンルームへの適用例
4.3 空気齢によるクリーンルーム性能のランク付け
[5] クリーンルームにおける汚染物質評価と課題
1.電子産業における汚染物質の分類
2.クリーンルーム雰囲気中の化学汚染物質の評価法
2.1 クリーンルーム雰囲気中の化学汚染物質(AMC)の評価法
2.1.1 クリーンルーム雰囲気中の酸性および塩基性物質の測定法
2.1.2 クリーンルーム雰囲気中の有機物質の測定法
2.1.3 クリーンルーム雰囲気中のドーパントおよび金属の測定法
2.2 基板表面に吸着する化学汚染物質(SMC)の評価法
2.2.1 基板表面の酸性および塩基性物質の測定法
2.2.2 基板表面の有機物質の測定法
2.2.3 基板表面のドーパントおよび金属の測定法
3.装置内や局所クリーン空間の汚染評価技術
3.1 新しいサンプリング技術 〜固体サンプラー〜
3.2 局所空間の汚染物質評価 〜FOUP内汚染物質の捕集法〜
4.クリーンルーム内汚染物質の基板表面への吸着現象
5.クリーンルーム汚染物質評価の課題
第6節 ガラス/プラスチック材料の汚れ対策
[1] ガラス表面における汚れの発生要因とその対策
1.ガラスの汚れとは
1.1 ぬれ性と汚れ
1.2 ガラスの汚れ
2.ガラスの汚れを防ぐには
2.1 撥水撥油コーティング
2.2 親油コーティング
2.3 ガラス表面の微細形状
[2] プラスチック・ガラス表面の親水化と防汚・防曇性付与
1.繊維強化プラスチック(FRP)の表面改質
1.1 高分子の設計と合成
1.2 合成高分子によるFRPの表面改質と防汚効果
1.3 高分子の吸着状態と吸着機構の解析
1.4 高分子吸着表面の防汚機構解析
2.ガラスの表面改質
2.1 高分子の設計と合成
2.2 合成高分子によるガラスの表面改質と防汚-防曇効果
【第7節 ユーザー視点、現場視点から見た汚れに対する課題と今後欲しい材料・技術】
[1] 空調/建設設備施工メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策(1)
[2] 空調/建設設備施工メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策(2)
[3] フィルム・プラスチック製品における「汚れ」の種類とその対策
[4] 著作権の都合上、掲載しておりません
[5] 著作権の都合上、掲載しておりません
[6] 半導体メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策(1)
[7] 半導体メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策(2)
[8] 半導体メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策(3)
[9] 半導体加工プロセスで起きる「汚れ」の種類とその対策
[10] 電子部品メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策
[11] 電池設計担当者から見た「汚れ」の種類とその対策(1)
[12] 電池設計担当者から見た「汚れ」の種類とその対策(2)
[13] 塗装現場から見た「汚れ」の種類とその対策(1)
[14] 塗装現場から見た「汚れ」の種類とその対策(2)
[15] 塗装現場から見た「汚れ」の種類とその対策(3)
[16] 水処理メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策
[17] LED/有機EL研究者から見た「汚れ」の種類とその対策
[18] 樹脂加工メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策
[19] 貼り合わせ装置メーカーから見た「汚れ」の種類とその対策
[20] 自動車メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求(1)
[21] 著作権の都合上、掲載しておりません
[22] 自動車メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求(3)
[23] 自動車メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求(4)
[24] 電池設計担当者から見た製品ライフと防汚技術への要求(1)
[25] 電池設計担当者から見た製品ライフと防汚技術への要求(2)
[26] 電池設計担当者から見た製品ライフと防汚技術への要求(3)
[27] 著作権の都合上、掲載しておりません
[28] 家電メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求(2)
[29] 半導体メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求
[30] 半導体/家電メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求
[31] 半導体メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求(1)
[32] 半導体メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求(2)
[33] 半導体加工プロセスで起きる「汚れ」の種類とその対策
[34] 半導体から見た製品ライフと防汚技術への要求
[35] 塗料メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求
[36] 太陽電池フィルム・シートメーカーから見た「汚れ」の種類とその対策
[37] 住宅メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求
[38] 著作権の都合上、掲載しておりません
[39] 建築メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求
[40] ガラスメーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求
[41] 著作権の都合上、掲載しておりません
[42] 製薬(コンタクトレンズ洗浄剤、点眼薬)から見た製品ライフと防汚技術への要求
[43] 公設試験研究機関から見た製品ライフと防汚技術への要求
[44] 電子部品メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求
[45] 貼り合わせ装置メーカーから見た製品ライフと防汚技術への要求
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