第1節 ウェアラブルセンサの医療・健康管理への応用と近未来の展開
1.センサによる介護・見守りシステム例
1.1 睡眠の計測
1.2 センサ活用のICT地域高齢者健康管理システム
2.健康・快適・安心サービスの例
3.健康センサ・ネットワークの現実化
4.ウェアブルコンピュータの構成技術
5.近未来の展開
第2節 生体活動モニタリングデバイスの現状と高機能化に向けた課題解決策
1.生体活動モニターリングデバイスの現状
2.血圧計
3.体重計
4.体脂肪計
5.心電計
6.血糖測定器
7.カロリー消費(運動度)
8.運動能力計
9.筋力計
第3節 ウェアラブル脈波センサ
1.脈波センサとは
1.1 脈波
1.2 脈波の測定方法
1.3 光学式脈波センサの測定原理
2.ウェアラブル脈波センサの実現
2.1 「ウェアラブル」なセンサの持つ価値
2.2 ウェアラブル脈波センサの要件
2.3 システム構成
2.4 要素技術
2.4.1 光センサ
2.4.2 信号処理
2.4.3 無線通信
2.5 ウェアラブル脈波センサの実装
2.6 課題
2.6.1 人の動きに起因するノイズの問題
2.6.2 センサ感度の個人差の問題
3.市場と応用
3.1 ウェアラブル脈波センサの応用
3.2 技術トレンド
第4節 売れる医療用バイオセンサ開発に向けたアプローチ
1.SMBG用センサは何故売れるのか?
2.SMBG用センサに次ぐものを考える −十年以内のスパンで−
2.1 家庭・事業所用のバイオセンシング技術は他に考えられるか?
2.2 医療現場でのセンサの使用
3.現在のSMBG用センサに代わるものを考える −より長いタイムスパンで−
3.1 ディスポチップに代わるSMBGシステムの探索
3.2 安全管理・ストレスチェック等
3.3 その他のセンサ,センサシステム
3.3.1 細胞センサ
3.3.2 医療システムの一ユニットとしてのバイオセンサ
第5節 広視野赤外分光イメージング技術による無侵襲血糖値センサの開発
1.赤外分光断層イメージング原理 (結像型2次元フーリエ分光法)
2.生体組織分光断層イメージング
3.相対傾斜型位相シフターによるワンショットフーリエ分光断層イメージング
3.1 反射型ワンショットフーリエ分光断層イメージング
3.2 小指サイズの超小型分光断層イメージング
3.3 小指サイズの超小型分光断層イメージングによるグルコース濃度の定量化
4.光路長に依存しない吸収係数による高精度成分計測
第6節 著作権の都合上、掲載しておりません
第7節 唾液バイオマーカーによる診断技術とストレスの可視化
1.唾液検査の種類と方法
1.1 全身疾患の検査
1.2 口腔疾患の検査
1.3 唾液センサ
2.ストレスの唾液検査
2.1 急性ストレスの検査
2.2 慢性ストレスの検査
3.ストレス・エビデンスの提供
第8節 高感度バイオセンシングのための材料、表面構築技術
1.電気化学発光法による免疫測定法
1.1 電気化学発光を促進するチオール化合物の探索
1.2 チオコリンを共反応物とする電気化学発光特性
1.3 電気化学発光法による酵素免疫測定結果の取得
第9節 ソフトコンタクトレンズ型バイオセンサの開発とモニタリング技術
1.涙液グルコースと計測技術
2.ソフトコンタクトレンズ型バイオセンサの作製と評価
2.1 SCL型バイオセンサの作製
2.2 SCL型バイオセンサによるin-vitro涙液糖モニタリング
2.3 ソフトコンタクトレンズ型バイオセンサによるin-situ特性
2.4 涙液の動的変化に対するSCL型バイオセンサの特性評価
2.5 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)に伴う涙液糖の時間変化
第10節 特異的親和性を利用したバイオセンサの高感度化
1.特異的親和性を利用したバイオセンサの原理
2.キャプチャー分子の固定化方法
3.非特異的結合の抑制
第11節 著作権の都合上、掲載しておりません
第12節 体内埋め込み型血糖値センサの開発と長期測定技術
1.酵素電極を用いた半埋め込み型グルコースセンサ
2.蛍光検出を用いた完全埋め込み型グルコースセンサ
2.1 光誘起電子移動を用いたセンサ
2.2 生体内利用のための光誘起電子移動センサの固定化
2.3 完全埋め込み型血糖値センサの長期計測技術
第13節 動きながら測定できるMEMS血流量センサとその高感度・小型化技術
1.MEMS血流量センサ
2.測定原理
3.MEMS血流量センサの従来型レーザドップラ血流計との比較
4.MEMS血流量センサの適用例
4.1 運動
4.2 脱水症の診断
4.3 飲酒の検知
4.4 強皮症の診断
4.5 心拍変動の検出による自律神経活動の測定
第14節 耳石器機能検査システムへのMEMS導入の検討
1.耳石器の機能
2.耳石器機能検査法の歴史
3.開発中の耳石器機能検査システムの概要
4.MEMSの導入
4.1 MEMSとは
4.2 加速度センサ
4.3 MEMS加速度センサ
第15節 横波モード圧電薄膜共振子を用いた抗原抗体反応MEMSセンサの開発
1.センサの原理
1.1 質量付加による弾性体の固有振動数変化
1.2 薄膜共振子型質量計測センサ
2.センサの作製方法
2.1 平行配向ZnO薄膜の作製方法
2.2 平行配向ZnO薄膜の大面積成膜
2.3 横波モード薄膜共振子センサの試作
3.抗原抗体反応センサの特性
3.1 抗原抗体反応の検出システム
3.2 抗原抗体反応の検出
第16節 MOEMS技術を応用した超小型分光器の開発と健康管理への応用
1.指先サイズの超小型FTIRエンジンを内蔵した組込み型近赤外分光器
1.1 概要
1.2 構成
1.2.1 超小型FTIRエンジン
1.2.2 マイケルソン干渉計
1.2.3 ファイバガイド
1.2.4 静電アクチュエータ
1.2.5 制御回路
1.2.6 光検出器
1.2.7 光ファイバ
1.3 動作原理
1.4 製品仕様例(暫定)
1.5 測定例
1.5.1 レーザ光源を用いた波長再現性と分解能の測定
1.6 応用可能性
1.7 今後
2.ナノインプリントによる 表面増強ラマン分光(SERS)用基板を使った構造分析
2.1 概要
2.2 動作原理
2.2.1 ラマン分光法
2.2.2 表面増強ラマン分光(SERS : Surface-Enhanced RamanSpectroscopy)
2.3 測定例
2.4 SERS基板
2.5 分光器
2.6 応用可能性
第17節 医療用超音波探触子の開発と高性能化
1.超音波探触子の種類
1.1 リニア探触子
1.2 コンベックス探触子
1.3 セクタ探触子
1.4 メカニカルセクタ探触子
2.超音波センサの基本構造
2.1 圧電材
2.2 バッキング材
2.3 音響整合層
2.4 音響レンズ
2.5 配線材
3.高分解能なセンサを作る加工技術
3.1 超音波探触子の評価方法
3.1.1 感度測定法
3.1.2 周波数測定法
3.1.3 パルス幅測定法
3.2 高周波・広帯域特性を実現した微細加工技術
3.3 高周波探触子の用途
4.三次元画像化への対応
4.1 機械揺動式三次元画像用探触子
4.2 超音波センサの機械揺動機構
4.3 三次元画像の必要性
第18節 携帯型ディジタル生体情報計測装置の開発と日常生活のモニタリング技術
1.近未来の健康管理
2.日常生体信号モニタの対象と種類
3.携帯型ディジタル生体情報計測装置の概要
4.生体信号モニタ装置の応用例
第19節 CMOSイメージセンサを用いた人工視覚チップの開発と応用技術
1.人工視覚の方式
1.1 網膜上方式
1.2 網膜下方式
1.3 脈絡膜上方式
2.人工視覚におけるイメージセンサ
第20節 人感センサの高感度・高精度検出技術と健康・医療への応用
1.既存の人感センサ技術
1.1 赤外線センサ
1.2 センサの高度化
1.3 赤外線センサを用いた見守り技術
2.高感度人感センサ技術
3.高感度人感センサ技術のヘルスケア・医療への応用
3.1 電波センサの見守りへの適用
3.2 活動パターンの把握とヘルスケア・医療への応用
3.3 非接触生体情報の収集
第21節 光電脈波によるバイタルサインのモニタリング技術
1.光電脈波
2.血圧推定
2.1 血圧推定式の考察
2.2 特徴量の考察
2.3 推定精度の確認
3.アプリケーションおよびその他の手法
第22節 ヘテロコア光ファイバによる脈拍・呼吸の測定技術と生体情報センシング
1.ヘテロコア光ファイバセンサ
1.1 光ファイバセンサ
1.2 ヘテロコア光ファイバセンサの構造原理
1.3 i-Lineシリーズ
2.ウェアラブル型センサへの応用例
2.1 手指モーションキャプチャセンサ
2.2 身体の動きを計測するウェアラブルセンサ
3.生体情報センシングへの応用T:脈拍の計測
3.1 ウェアラブル型脈拍センサ
3.2 触覚センサの開発と脈拍計測への応用
4.生体情報センシングへの応用U:呼吸の計測
4.1 マスク型呼吸センサ
4.2 睡眠中の呼吸・姿勢計測
第23節 LEDを用いた脈波計測技術と体調管理システムの開発
1.LED光電容積脈波センサモジュール
1.1 光電容積脈波(Photo-Plethysmography)
1.2 LED指尖光電容積脈波センサモジュール
1.3 アプリケーション開発
2.脈波からのさらなる生体信号抽出
第24節 低侵襲手術用触覚センサの開発と応用技術
1.触覚センサの医療への応用
1.1 低侵襲手術
1.2 触診
2.触覚センサの例
2.1 触覚センサの構成
2.2 有機強誘電体を用いた触覚センサ
2.2.1 PVDF
2.2.2 P(VDF/TrFE),VDFオリゴマー
第25節 布センサの開発と呼吸・寝相状態の計測,モニタリング技術
1.布センサの従来技術
1.1 極小センサを表面に配置した布センサ
1.2 布構造によってセンサ機能を実現した布センサ
2.布構造と導電糸による布センサとその利用例
2.1 伸縮布センサ
2.2 伸縮布センサを用いた呼吸動作の計測・モニタリング
2.3 圧力布センサ
2.4 圧力布センサを用いた寝姿の計測・モニタリング
第26節 導電性高分子を用いた布状センサの開発と生体情報モニタリング
1.繊維の持つ次元性
2.有機導電性高分子繊維からなる布状センサ
第27節 頸動脈触診と脈波同時計測を可能にする電磁誘導型脈波センサ
1.計測原理
2.頸動脈波計測実験
3.実験結果と考察
第28節 電磁波を用いた瞬時心拍数の非接触推定技術
1.電磁波を用いた従来の心拍数推定法
2.小型RFモーションセンサを用いた瞬時心拍数の推定
2.1 RFモーションセンサ
2.2 平均心拍数の推定
2.3 RF信号の極大点に基づく瞬時心拍数推定法
2.4 RF信号の2階微分波形のクラスタリングに基づく瞬時心拍数推定法
3.小型RFモーションセンサを用いた瞬時心拍数推定法の評価
3.1 実験方法
3.2 推定結果
第29節 医療用体内インプラント型生体情報センシング・ノードの開発
1.生体情報センシング・システムの概要
2.生体情報センシング・ノード制御用SoC
3.生体情報センシング向きプロセッサMeDIX-I
4.無線通信の高信頼度化と低消費電力化
第30節 生体内外センサネットワーク技術と信頼性・安全性の向上
1.ボディエリアネットワークとは
2.生体内外での無線通信技術
3.BANの要件
3.1 高信頼性
3.2 人体に対する安全性
3.3 低消費電力・長寿命
4.インプラントBANを構成するデバイス
5.医療におけるBANへの期待と課題
|