1節 ピッカリングエマルションを用いたマイクロカプセルの調製
1. ピッカリングエマルション
2. ピッカリングエマルションの種類
2.1 O/W型エマルションとW/O型エマルション
2.2 多相エマルション
2,3 共連続相
2.4 泡・液滴
3. マイクロカプセルへの応用
2節 in situ重合法による機能性カプセルの創製
1. 油溶性物質のカプセル化
1.1 O/W型エマルションの分類
1.2 ミニエマルション重合によるカプセル化
2. 水溶性物質のカプセル化
2.1 重合系の構築指針
2.2 アルデヒドとシアノ酢酸の縮合反応により得られるコロイド粒子
2.3 ヘモグロビンのカプセル化
2.4 成分含有率のHb濃度依存性
2.5 粒子径とHb含有率の関係
2.6 カプセル化Hbの機能性
2.7 カプセル化の機構
3節 エマルションを利用したセラミックマイクロカプセルの調製と医用材料への応用
1. エマルションを用いたマイクロカプセル合成
2. 薬剤徐放担体としてのマイクロカプセル
3. がん治療用担体としてのマイクロカプセル
4. 血管新生のためのマイクロカプセル
4節 ナノヴェイタによるエマルジョン調整
1. ナノヴェイタによるエマルジョンコントロール
2. ナノヴェイタの構造と原理
3. マイクロカプセルへの応用
5節 脂質分子集合体を利用したナノ・マイクロカプセル
1. 固体脂質ナノ粒子(SLN)
2. リオトロピック液晶分散系(キューボソーム、ヘキソソーム)
6節 ナノ/マイクロサイズに制御された高効率物質内包ベシクルの製造技術
1. 脂質被覆氷滴水和法
2. 多相エマルション法
7節 は著作権の都合上、掲載しておりません
8節 無機物コーティングによる高機能マイクロカプセルの調製
1. 金属アルコキシド法
1.1 金属アルコキシド法とゾル-ゲル法
1.2 シード粒子成長法
2.機能性マイクロカプセルの調製
2.1 金属微粒子へのシリカコーティングによる耐酸化性粒子の調製
2.2 磁性酸化チタン光触媒微粒子
2.3 油内包チタニアカプセル粒子の調製
9節 有機分子集合体ナノ粒子のシリカ被覆によるカプセル化
1. 有機分子と微粒子の複合化
2. 分子集合体/シリカのコア/シェル型粒子の製造
3. 徐放特性の制御
10節 脂質誘導体を用いた有機−無機ナノハイブリッドカプセル「セラソーム」の作製と機能化
1. セラソームの作製
1.1 セラソームを形成する脂質分子の設計
1.2 セラソームの作製と形態制御
1.3 セラソームの構造安定性
2. セラソームの機能化
2.1 内水相を利用する機能化
2.2 脂質膜層を利用する機能化
2.3 表面のセラミック層を利用する機能化
11節 オンデマンドで内包物を放出するハイブリッドスマートカプセル
1. 交互積層法によるハイブリッドスマートカプセルの作製
1.1 コロイド粒子をテンプレートとした交互積層法による中空カプセルの作製
1.2 TiO2を用いた紫外線応答性マイクロカプセル
1.3 磁性ナノ粒子を用いた磁場応答性マイクロカプセル
2. リポソームを用いたハイブリッドスマートカプセルの作製
2.1 磁性ナノ粒子と温度感受性高分子を組み込んだハイブリッドリポソーム
12節 噴霧乾燥技術によるマイクロカプセル化
1. スプレードライヤの運転と粒子形状
1.1 運転方法による粒子制御
1.2 運転条件と粒子形状
2. 微粒化装置
2.1 回転ディスク
2.2 加圧ノズル
2.3 二流体ノズル
2.4 加圧二流体ノズル
2.5 ツインジェットノズル
3. マイクロカプセル
3.1 コーティング型マイクロカプセル
3.2 ナノ粒子含有マイクロ粒子
13節 滴下法によるマイクロカプセルの作製
1.マイクロカプセルの製造方法
2.研究開発としてのマイクロカプセルの粒子設計
2.1 スプレードライ法との比較
2.2 マニュアル法の欠点
3.滴下法について
3.1 滴下法の基本原理
3.2 自動化のメカニズムとメリット
3.3 油脂のマイクロカプセル化
3.4 他の膜材への適用
14節 エレクトロスプレーによるマイクロカプセルの作製
1. エレクトロスプレー法について
2. アルギン酸マイクロビーズの作製
3. ポリイオンコンプレックス型マイクロカプセルの作製
4. 無機・高分子ハイブリッド型マイクロカプセルの作製
5. 脂質マイクロカプセルの作製
15節 芳香環の殻を持つナノカプセルの作製と蛍光特性
1.これまでの分子集合体
1.1 ミセルと高分子ミセル
1.2 芳香環パネルの集積化
2.芳香環の殻を持つナノカプセルの作製
2.1 湾曲型の両親媒性分子
2.2 芳香環の殻を持つナノカプセル
3.ナノカプセルの分子内包能と蛍光特性
3.1 蛍光性色素分子の内包と蛍光性
3.2 芳香族分子の蛍光センシング
16節 グライコナノカプセルの調製と機能評価
1. [60]フラーレン糖コンジュゲート
1.1 糖と糖コンジュゲート
1.2 [60]フラーレン
1.3 [60]フラーレン糖コンジュゲートの分子設計と化学合成
2. [60]フラーレン糖コンジュゲート、並びにコロイド液の調製例
2.1 N-マンノシル-[60]フラーレンの合成
2.2 ビス-マンノシル[60]フラーレンのコロイド液の調製
2.3 コロイド液の諸性質
3. グライコナノカプセルの調製と機能評価
3.1 Ba2+イオンのカプセル化
3.2 蛍光性有機化合物のカプセル化
3.3 グライコナノカプセルの安定性と内包分子の除放試験
17節 水に分散するカーボンナノ試験管の合成とナノカプセルとしての応用
1. 水に分散するカーボンナノ試験管
2. 水分散性で磁石に引き寄せられるカーボンナノ試験管
3. ポリマーで栓をしたカーボンナノ試験管
18節 有機ナノチューブ材料の開発とカプセル化機能開拓
1. 内外表面非対称化有機ナノチューブの創製
1.1 単分子膜構造からなる有機ナノチューブの構築
1.2 二分子膜構造からなる有機ナノチューブの内外表面非対称化
2. 有機ナノチューブのカプセル機能
2.1 毛細管力を利用したカプセル化
2.2 特異的相互作用を利用したカプセル化
2.3 膜壁内へのカプセル化
3. カプセル機能を利用したバイオ応用
3.1 薬剤の放出制御(リポソームやナノファイバーとの比較)
3.2 タンパク質や酵素の安定化とリフォールディング促進
19節 自己集合性ペプチドナノカプセル
1. 三回対称性ペプチドの自己集合によるナノカプセル形成
1.1 三回対称β-シート形成ペプチド
1.2 三回対称グルタチオン
2. ウイルス由来β-Annulusペプチドの自己集合によるナノカプセル形成
3. コイルドコイル形成ペプチドの自己集合によるナノカプセル形成
20節 高分子ステレオコンプレックス多層薄膜からなるナノカプセルの作製と一次元融合挙動
1. ポリメタクリル酸メチルのステレオコンプレックス薄膜からなるナノカプセルの作製
2. ポリ乳酸のステレオコンプレックス薄膜からなるナノカプセルの作製と一次元融合によるナノチューブ形成
21節 SaPSeP法を用いるマイクロカプセルの合成とその応用
1. SaPSeP法の開発への経緯
2. 新規カプセル粒子の作製への展開
3. カプセル粒子の応用
3.1 有機溶媒カプセル粒子
3.2 芳香剤カプセル粒子
3.3 アミン硬化剤のカプセル粒子
3.4 蓄熱材カプセル粒子
3.5 磁性を有するカプセル粒子
22節 凍結を利用したナノ・マイクロカプセル製造
1. 凍結をカプセル製造へと利用するコンセプト
1.1 ナノ・マイクロカプセル化というプロセス技術
1.2 凍結を利用したナノ・マイクロカプセル製造
2. 凍結を利用したナノ・マイクロカプセル製造の実施例
2.1 多糖複合体形成を利用したコアシェル型・油滴内包ナノ粒子
2.2 タンパク質+多糖複合体をシェルに持つ油滴内包型マイクロカプセル
2.3 タンパク質自己凝集ナノ粒子を利用したカプセル化
23節 マイクロバブルと瞬間硬化性樹脂から作る中空マイクロカプセル
1. 実験装置および手法
1.1 材料
1.2 実験装置
1.3 調製手順
2. 実験結果と考察
2.1 中空超音波ホーンからのマイクロバブル生成
2.2 中空マイクロカプセル調整結果
24節 超臨界二酸化炭素を用いたマイクロカプセル化技術の開発
1. 超臨界流体とは
2. 超臨界二酸化炭素を用いた微粒子製造
3. 超臨界二酸化炭素を利用したナノ・マイクロカプセル
4. 機能性マイクロカプセルの製造
|