第1節
ウレタン樹脂の人工皮革・合成皮革への応用
-「脱DMF」「スズ規制」へ対応するために
1.人工皮革と合成皮革
2.人工皮革、合成皮革の製造方法
2.1 湿式工程
2.2 乾式工程
3.人工皮革、合成皮革用ウレタン樹脂
3.1 人工皮革、合成皮革用ウレタン樹脂の溶剤組成
3.2 人工皮革、合成皮革用ウレタン樹脂に用いられるポリオール
3.3 人工皮革、合成皮革用ウレタン樹脂に用いられるイソシアネート
3.4 人工皮革、合成皮革用ウレタン樹脂の分子設計
4.人工皮革、合成皮革用ウレタン樹脂の応用展開
4.1 透湿防水加工布
4.2 精密研磨布
5.人工皮革、合成皮革用ウレタン樹脂の課題と将来
5.1 溶剤の使用について
5.2 水性ウレタン樹脂の使用
5.3 無溶剤型ウレタン樹脂の使用
5.4 スズ触媒について
第2節 高性能シート用ウレタンの特性と官能評価
-新規PUフォームの開発と「座り心地」の評価!
1.静的性能の官評価
1.1 試験サンプル
1.2 官能試験方法
2.官能評価試験結果
2.1 硬さ感と ILD硬度
2.2 ぐらつき感とサグファクター
2.3 底付き感とサグファクター
2.4 ばね感とヒスロ率
2.5 静的官能評価の硬さ感とぐらつきか得れた快適度領域
2.6 静的性能と 静的性能と ウレタン特性のまとめ
3.動的性能とウレタン樹脂設計
3.1 動的性能と人体共振周波数
3.2 動的性能とPUF 特性
3.3 PUFの設計手法
3.4 ILD コントロール
3.5 サグファクターとPPG 分子量
3.6 動的性能とぐらつき感の両立
3.7 PUF 設計手法のまとめ
4.高性能シートの開発ねらい
4.1 ねらい
4.2 開発PUF の特徴
4.3 開発PUF 設計の考え方
4.4 開発PUF シートの官能評価
第3節 熱可塑性ポリウレタン(TPU)の成形加工と自動車部材への応用
-「難燃性」「強度」「環境対応」に応える!
1.熱可塑性ポリウレタン(TPU)とは
1.1 熱可塑性ポリウレタン(TPU)の構造
1.2 熱可塑性ポリウレタン(TPU)の特性
2.熱可塑性ポリウレタン(TPU)の成形加工
2.1 熱可塑性ポリウレタン(TPU)の成形条件
1)乾燥条件
2)温度条件
3.熱可塑性ポリウレタン(TPU)の自動車部材への応用
3.1 高機能熱可塑性ポリウレタン(TPU)の特性
1)難燃性TPU
2)ガラス繊維強化TPU
3)バイオマスTPU
4)衝撃吸収TPU
第4節 自動車分野や断熱分野におけるポリウレタン樹脂の特性および可能性
-次世代自動車の熱マネージメントに対応!
1.自動車分野に用いられるポリウレタン樹脂
1.1 軟質ウレタンフォーム
1.2 半硬質ウレタンフォーム
1.3 硬質ウレタンフォーム
1.4 非発泡ポリウレタン樹脂
1.5 自動車分野のウレタン樹脂の将来
2.断熱分野のポリウレタン樹脂の特性および可能性
2.1 硬質ウレタンフォームの特性
2.2 硬質ウレタンフォームの断熱性
2.3 硬質ウレタンフォームに用いられる発泡剤
2.4 硬質ウレタンフォームの熱伝導率の経時劣化について
2.5 断熱分野におけるポリウレタン樹脂の将来
第5節 硬質ウレタンフォームの断熱材への応用
-原料の配合・新発泡剤の開発による高性能化!
1.硬質ウレタンフォームの製造方法による分類
2.断熱材の適用例
3.建築・住宅への適用
3.1 品質基準(JIS規格)
1)種類
2)特性
3)住宅・建築物の省エネルギー基準
4)断熱施工例
第6節 軟質ポリウレタンスクラブフォームにおける発泡技術およびその製造技術
-多様性のあるポリマーフォームの開発可能!
1.軟質ポリウレタンフォームのセル構造
2.軟質ポリウレタンフォームの製造方法
3.軟質ポリウレタンフォームの発泡化過程−界面科学的な捉え方
3.1 素原料の調整
3.2 混合
3.3 泡の成長
3.4 連通化
3.5 キュア
4.軟質PUフォームにおける化学反応−泡化と樹脂化反応のバランス
5.軟質PUスラブフォームにおける製造プロセス
6.軟質PUスラブフォームにおける補助発泡剤代替技術の進展
7.軟質PUスラブフォームの応用例
第7節 ポリウレタン建材の製品・技術動向
-断熱性、耐久性、柔軟性、耐薬品性を生かす
1.需要動向
2.ポリウレタン建材の基本設計技術
2.1 イソシアネート成分(主剤
1)プレポリマーの製造
2.2 活性水素成分
1)硬化剤の製造
3.主要ポリウレタン建材製品各論
3.1 防水材
3.2 シーリング材
3.3 床材
3.4 その他
第8節 ハイソリッドアクリルウレタン樹脂の透明な防水材への応用事例
-高い意匠性、防水性、メンテナンス性のために!
1.建築における防水
2.透明な防水材の必要性
3.透明な防水材および防水工法に対する要求機能と性能
4.透明な防水材の材料設計
5.本工法の仕様と施工
5.1 仕様
5.2 施工
1)下地処理
2)既存シーリング材の撤去・打替え
3)本工法の施工
6.性能
6.1意匠性
1)仕上り
2)耐吸水白華性および耐黄変性
3)耐汚染性
4)シーリング材の劣化抑制性
6.2 防水性
1)ひび割れ部への浸透充てん性
2)透水防止性
3)透湿性
4)ひび割れ追従性と耐疲労性
5)耐候性
6)付着性
6.3 タイルのはく離防止性
6.4 メンテナンス性
7.施工事例
第9節 シリル化ポリウレタンの湿気硬化型接着剤への応用
-硬化速度、接着強さ、接着性のコントロール!
1.シリル化ポリウレタンについて
1.1 シリル化ポリウレタンとは
1.2 シリル化ポリウレタンの合成経路
2.シリル化ポリウレタン合成について
2.1 イソシアナート基末端ポリウレタン
2.2 シリル化剤
2.3 シリル化ポリウレタンの合成例
3.シリル化ポリウレタン系湿気硬化型接着剤の性能評価
4.シリル化ポリウレタン系湿気硬化型接着剤の実例
第10節 高強度・高伸張の自動車異種材料接着用ウレタン樹脂接着剤
-過酷な使用環境に耐える接着剤の配合設計!
1.ダイレクトグレージング材
1.1 ダイレクトグレージング工法とその特徴
1.2 ガラス接着工程
1.3 ダイレクトグレージング材の変遷
1.4 ダイレクトグレージング材の種類
1)無溶剤タイプ
2)プライマーレスタイ
3)ホットアプライタイプ
4)低比重タイプ
5)速硬化タイプ
1.5 ダイレクトグレージング材の配合設計
2.1.5液タイプのウレタン系接着剤
第11節 セグメント化ポリウレタンゲルの特性と医療用途への応用
-形状や性能の経時的変化が全く無いゲル!
1.セグメント化ポリウレタンゲルの分子設計
2.セグメント化ポリウレタンゲルの粘着性
3.セグメント化ポリウレタンゲルのイオン伝導性
4.セグメント化ポリウレタンゲルの超音波特性
5.SPUGへの機能的添加剤の配合
6.SPUGの医療用途への応用例
6.1 イオン伝導性SPUG
6.2 超音波診断用カプラゲル
第12節 ポリウレタンゲルを用いたアクチュエータへの応用
-湿式で素子作製可能⇒低コスト、大量生産可!
1.イオン液体/ポリウレタンゲルの合成と電気・力学特性
2.アクチュエータ特性 |