第1節 シェールガス革命と日本企業の影響と戦略
1.シェールガスの生産本格化と日本企業の事業展開
1.1 シェール権益及びLNG案件の獲得:
グローバルな天然ガス事業の展開が可能に
1.2 インフラ関連需要:2035年までに1.5兆ドルのインフラ投資を期待
1.2.1 開発及び輸送分野:鋼管や工作機械などで事業拡大の機会
1.2.2 液化分野:米国でLNGプラント建設の受注に成功
2.シェールガス革命が引き起こす問題と日本企業の戦略
2.1 環境保護や安全・安心確保の意識の高まり
2.1.1 生分解性物質への代替需要
2.1.2 廃水処理で日本の水関連企業に機会到来
2.2 石油化学原料のライトフィード化
2.2.1 日本の石油化学企業の対応:攻めと守りの両面を強化
2.2.2 C2及びC3化合物は素材代替による需要掘り起こし
2.2.3 需給逼迫のC4・芳香族化合物への対応
第2節 は著作権の都合上、掲載しておりません
第3節 シェールガス革命がプラント業界に与える影響とビジネス・チャンス
1.アップストリーム(探査、サイト建設、掘削、採取・生産)
1.1 アップストリームへの投資額
1.2 フラクチャリング水用化学品
1.3 排水処理
1.4 ガスフラッキング
2.ミドルストリーム(輸送、貯蔵、プロセッシング)
2.1 ミドルストリーム分野における投資予想額
2.2 ガス処理設備
2.3 貯蔵設備
2.4 LNG・LPG
2.4.1 LNG
2.4.2 LPG
2.5 ガスツーリキッド
3.ダウンストリーム(流通・販売)
3.1 化学業界における投資額
3.1.1 エチレンプラント
3.1.2 プロピレン、ブタジエン、ベンゼン製造プラント
3.2 メタノール、アンモニアなど化学製品
3.3 石油精製
3.4 発電
3.5 製鉄・鉄鋼
第4節 シェール革命が石油化学産業に与える影響とビジネス・チャンス
[1]は著作権の都合上、掲載しておりません
[2]シェール革命と米国石油化学産業の動向
1.シェール革命の影響
1.1 シェール革命以前の米国石油化学産業
1.2 シェール革命による天然ガスの増産
1.3 シェール革命によるエチレンの生産コスト低減
2.シェール革命後の米国石油化学産業
2.1 相次ぐエチレン生産設備投資
2.2 その他の化学品生産の動向
2.3 米国化学産業に対する経済効果
[3]シェールガスから石油化学製品の生産に向けた新技術
(1)シェールガスのC1〜C4化学への展開
1.化学品原料としてのシェールガス
1.1 シェールガスの組成
1.2 NGLの用途
2.シェールガスの化学品への利用
3.メタンの利用
3.1 合成ガス経由
3.1.1 北米メタノールの生産
3.1.2 北米アンモニアプラントの再開と新設
3.2 メタンの直接利用
3.2.1 メタンからメタノールの合成
3.2.2 メタンの酸化二量化
3.2.3 メタンからプロピレンの合成
3.2.4 メタンを直接原料とした化学品の開発
4.エタンの利用
4.1 エタン価格
4.2 エタンのスチームクラッキングによるエチレンの製造
4.2.1 エタンのスチームチームクラッキング
4.2.2 北米のエタンクラッカーによるエチレンの新増設計画
4.3 エタンの酸化脱水素によるエチレンの合成
4.4 エタンから酢酸の合成
4.5 エタンとベンゼンからスチレンの直接合成
4.6 エタンを直接原料とした化学品の開発
5.プロパンの利用
5.1 プロパンの脱水素
5.1.1 プロパンの脱水素プロセス
5.1.2 プロパンの脱水素によるプロピレン価格
5.1.3 北米プロパンの脱水素プラント建設計画
5.2 プロパンのCO2による酸化脱水素
5.3 プロパンによるアクリロニトリルの合成
5.4 プロパンからアクリル酸
5.5 プロパンを直接原料とした化学品の開発
6.ブタンの利用
6.1 ブタンの酸化脱水
6.2 ブテンの酸化脱水素工業化プロセス
6.3 ブタンを直接原料とした化学品の開発
(2)メタン資源の石油化学基幹原料への直接転換触媒開発
1.MTB触媒
2.MTB触媒の失活及び炭素析出の抑制
3.MTB触媒の再生
4.実MTB触媒の設計
4.1 バインダー問題
4.2 触媒粒子内の物質移動に起因する炭素析出
4.3 ゼオライト結晶内の物質移動問題
第5節 シェール革命による自動車産業への影響と求められる研究開発テーマ
[1]天然ガス自動車におけるDDFエンジン技術
1.低公害技術 天然ガス専焼車とDDF車
1.1 天然ガス専焼車
1.2 DDF車
1.3 DDFの原理
1.3.1 燃料の着火温度
1.3.2 具体的な燃焼制御
1.3.3 噴射割合
1.4 部品構成と行程
1.5 排ガス抑制効果
1.6 燃費
2.シェールガスとDDFシステム
2.1 燃費とシェールガス
2.2 DDFのメリット
2.3 DDFを普及する為に
[2]燃料電池自動車の技術的課題および全面供給型流路による発電出力向上
1.燃料電池自動車の利点
2.燃料電池の基本構造と燃料電池自動車の技術的課題
3.金属多孔体による全面供給型流路を用いた発電出力向上
4.直接メタノール燃料電池を用いた自動車の可能性
[3]燃料電池自動車市場における高圧水素容器の開発の動向と課題
1.FCV市場における水素供給プロセスと高圧水素容器の種類
1.1 水素供給プロセス
1.2 搭載燃料と用途別高圧貯蔵容器の種類と要求仕様
2.FCV搭載用高圧水素容器
2.1 FCVの燃料システム
2.2 FCV搭載用高圧水素容器の種類と構造
2.3 各種の高圧水素容器の製造方法
3.FCV搭載用CFPP複合容器への要求仕様と設計
3.1 各種の試験項目とその目的・概念
3.2 CNGV及びFCV搭載容器用技術基準の比較
3.3 CFRP複合容器の設計上の留意点
3.3.1 CFRP層の設計
3.3.2 Type 3 ライナ用 アルミニュウム合金(A6061-T6)
3.3.3 Type 4 ライナ用 プラスティック(PL)
4.水素ステーション用蓄圧容器
4.1 国内外での蓄圧容器の現状
4.2 ガイドライン案の策定
4.3 蓄圧用複合容器の低コスト化に関わる研究
4.3.1 Type 4複合容器の開発
4.3.2 アルミ合金ライナType 3複合容器の開発
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