1節 高反射率塗料の市場動向と今後の展望
1.はじめに
2.高日射反射率塗料
2.1 塗料の機能
2.2 日射スペクトルと分光反射率
2.3 日射反射率
3.高反射率塗膜の構造
3.1 塗料
−顔料
−樹脂
−塗装
4.導入
4.1効果
−気候変動の緩和および節電(最大電力需要の削減)
−ヒートアイランド現象の緩和
−各種の環境改善
5.事例
5.1 現場塗装(ポストコート)
5.1 工場塗装(プレコート)
6.評価・基準
6.1 塗料
6.2 塗膜
7.市場動向
7.1 公的支援制度
7.2 普及状況
7.3 施工価格
8.おわりに
2節 遮熱コーティング材・塗料塗膜の伝熱メカニズム
1.伝熱の基礎
2.伝熱メカニズム
3.有効熱伝導率の計算モデル
4.塗料の表面物性
5.塗膜化された材料の実験例とその応用
3節 遮熱塗料の基礎・原理と今後の動向
1.高日射反射率塗料(遮熱塗料)の動向について
2.日射反射の原理について
3.長屋実験棟における高日射反射率塗料の遮熱効果実験について
3.1 赤外線サーモグラフィーによる表面温度比較
3.2 戸建てを想定した長屋実験棟によるエアコン稼働実験
4節 遮熱塗料と省エネ効率
1.遮熱塗料と省エネ
1.1 環境改善と省エネ
1.2 遮熱塗料と省エネ
1.3 遮熱塗料の省エネ
2.省エネの意義と本質
2.1 地球温暖化の原因と対処方法
2.2 遮熱塗料を用いた省エネ
2.3 経済産業省のこころみ
3.すこやかな地球環境を求めて
3.1 大企業と地場産業
3.2 遮熱塗料の大義
5節 有機顔料の高反射率材料の展開
1.有機顔料とは
2.有機顔料の歴史
3.有機顔料の色とその製造法
4.有機顔料の高反射率材料の展開
6節 酸化亜鉛配合による透明樹脂への赤外線遮蔽性付与
1.市販の導電性ZnO粉末
2.酸化亜鉛粉体の分光反射率
3.導電性酸化亜鉛の塗膜の分光透過率・反射率・吸収率
4.蒸着膜の分光透過率・反射率・吸収率
5.今後の課題と展望
7節 無機・複合無機顔料による高反射塗料
1.緒言
2.環境省の環境技術実証結果
2.1 一般的な注意事項。
2.2 高反射率塗料(黒色と灰色技術)
3.日本屋根の色彩分布
4.黒濃色での高反射率材料(顔料)の必要性
5.塗膜の反射理論
6.N6灰色 高反射率塗装の暴露結果
6.1 高反射率塗料
6.2 実装暴露結果
6.3 省エネ(空調電力用の低減)と温室効果ガス(CO2)抑制効果
7.無機・複合無機顔料の特性
7.1 マゼンタ 赤紫(RED,VIOLET)
7.2 イエロー 黄色(YELLOW)
7.3 シアン 緑青(GREEN.BLUE)
7.4 ブラック 黒色(BLACK)
7.5 耐候性
8.各色の分光反射スペクトルと日射反射率
8.1 マゼンタ 赤紫(RED,VIOLET)、イエロー 黄色(YELLOW)
8.2 シアン 緑青(GREEN.BLUE)、ブラック 黒色(BLACK)
8.3 各顔料の白色(酸化チタン)混合展色(淡色)
9.顔料開発の課題と方向性
9.1 着色力・鮮明性の向上
9.2 ライフサイクル考慮
9.3 レアアース対応
8節 窓用遮熱コーティング剤「エコガラスコート」の開発、応用、技術課題とその対応
1.はじめに
2.エコガラスコートグレード
2.1 光学特性
2.2 コーティング液
2.3 塗布方法
3.効果実証
3.1 温度測定
3.2 節電効果
9節 遮熱ブラインド・遮熱フィルムの光学特性とその評価
1.遮熱ブラインドおよび遮熱フィルムの光学特性
2.実使用状況下における性能評価
3.省エネルギー効果の検討
4.本節のまとめ
10節 太陽熱高反射塗料の有効利用技術の開発,その応用例について
1.環境改善効果
2.外壁面温度・屋内熱環境
2.1 導入事例
3.省エネルギー・節電
3.1 建築物のエネルギー消費の現状
3.2 オフィスビルにおける計算事例
3.3 低緯度地域におけるオフィスビルの計算事例
3.4 住宅における計算事例
3.5 導入事例
4.ヒートアイランド
4.1 都市部の気温の現状
4.2 事務所街区における計算事例
4.3 ジオエンジニアリングの検討事例
5.ライフサイクルアセスメント
6.その他
7.その他の用途
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