1節 医療界に見られるKOLの多様性と階層的役割分担
―医師の階層構造やグループの関係性を戦略構築に活かすコツ!
1.KOL世界の構図
2.KOL間の役割分担
2.1 臨床試験の場合
2.2 啓蒙活動におけるKOL間の役割分担
3. KOLに協力を依頼する際の留意点
2節 オピニオンリーダー選定にとっての学会・研究会の意義
―オピニオンリーダーを見極める手がかりを、学会・研究会に見出す時のポイントとは?
1.トップKOLの条件
@)優れた学術的知見
A)トップKOLとしての影響力と組織力
B)治験の全期間から発売後にわたる影響力の継続性
2.学会の重要性
3節 論文・著者の情報からのオピニオンリーダーの選定
―『論文・雑誌執筆』集計からKOLを選ぶ手法とは?
1.KOLマネジメントの目的
2.KOL選定上の問題
3.期待役割に基づいたKOLの選定方法及び選定基準
3.1 KOLリストの作成
3.2 影響力の評価
3.3 実力(実績)の評価
3.4 他社関与度の評価
3.5 政治的な背景に留意
4節 定量的・効率的にKOLを選定・評価する手法
―定量手法を活用した社内ルールやコンセンサスの取り方
1.医薬品マーケティングにおけるKOLとのリレーションシップマネジメントのあり方
2.現状におけるKOL選定の課題
3.KOL選定の要素を考える
4.KOLの定量化によって得られるベネフィット
5.KOL選定における定量化の実際
5.1 KOL候補の母集団の特性
5.2 各要素の情報収集とスコア化
5.2.1 医師の将来性の高さ
5.2.2 医師の学術性の高さ
5.2.3 医師の臨床研究への関与度の高さ
5.2.4 所属学会、所属施設での地位の高さ
5.2.5 自社とエンゲージメントの強さ
5.3 各要素間のスコアの平準化
6.KOLの選定とパーソナルデータの共有化
7.KOLの評価と見直し
7.1 自社のマーケティング戦略の理解度
7.2 役割の実行度・協力度
7.3 実行内容のクオリティ
7.4 活動の影響度・貢献度
8.KOLの分析手法
5節 アンケート調査によるKOLの定量的選定・評価
― パブリックデータや社内情報だけからの選定には限界がある!
アンケート調査による情報収集のポイントと活用法とは?
1.KOL選定・評価における既存手法の課題
1.1 論文著者/学会・研究会情報からのKOL選定の課題
1.2 社内情報からのKOL選定の課題
2.定量的・効率的なKOLの選定・評価
2.1 定量的・効率的な手法に求められる要件
2.2 定量的・効率的な選定及び評価の手法整理
3.定量的・効率的なKOL「選定」:KOLノミネーション調査の例
3.1 調査概要
3.2 分析・アウトプットイメージ
3.3 活用イメージ
4.定量的・効率的なKOL「評価」:研究会・講演会データベースの例
4.1 データ取得概要
4.2 分析/アウトプットイメージ
4.3 活用イメージ
6節 ナショナルKOL/ローカルKOLの選定時の情報収集
― “ナショナル/ローカル”で収集すべき情報の違いとは?
それぞれの起用ポイントの違いを考慮し、活きた情報をいかに集める?
はじめに〜KOLの選定時の情報収集の基本的な考え方〜
1.ナショナルKOL/ローカルKOLに共通のFACT情報
2.FACT以外に収集すべき情報とは?
3.ナショナルKOL/ローカルKOLで収集する情報の違いは?
4.FACT以外に収集すべき情報の実際
4.1 ブランド・カテゴライゼーション
4.2 イノベーター理論
7節 将来KOLの選定時の考え方・情報収集
― 将来のKOLを予測するための“長期的”な評価基準とは?
1.KOL選定上の問題
2.将来KOLの重要性とその位置づけ
3.将来KOL選定の方法
8節 KOL選定時における部門間連携・意思統一のポイント
― KOLの意見をどのようにくみ取り、戦略や社内活動に活かしていくか?
その社内・部門間でのコンセンサスの取り方とは?
1.KOL選定時における部門関連携・意思統一の落とし穴
2.部門間連携・意思統一の結果、KOL選定が誤る場合
3.部門間連携・意思統一の結果、KOL選定が成功する場合
4.部門間連携と意思統一のマネジメントの使い分け法
4.1 強い連携(strong ties):親密なマネジメントとオピニオンリーダーの選定
4.2 弱い連携(weak ties):マネジメントとKOL選定法は違う
4.2.1 社内部門を使わない場合は、
1)社内資源を使う場合、
2)社内資源を使わない場合、
4.2.2 社内部門を使わない場合は、
1)社内資源を使う場合、
2)社内外の折衷をする場合、
4.3 KOLの選定と部門関連携・意思統一の留意点
5.KOL選定時における各部門の連携と意思統一における具体的留意点
6. KOL選定による評価の留意点
9節 海外のKOLへのアプローチでのポイント
― 国の違いによる選定方法の違いとは?アプローチを行う場合の注意点とは?
1.海外のKOLへのアプローチ
2.KOLの選択
3.国の違いによるKOLの選定方法
4.実際のアプローチにおける注意点
4.1 言葉の壁
4.2 文化・習慣の違い
4.3 手紙とe-mailでのコンタクト
4.4 訪問する場合
4.5 時間に関する考え方
4.6 交渉
10節 KOLポートフォリオの構築と資源配分でのポイント
― 影響度や将来性に留意し、どのオピニオンリーダーとのつながりを強化していくべきか?
ポートフォリオの理論をもとに、合理的に考察!
1.前提の考え方
2.群で捉えるということはどういうことか
3.KOLポートフォリオとは
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