1節 コンサルタントから学ぶヒヤリ・ハット、ポカミスを防ぐ5Sの取り組み方
1.ヒューマンエラーとは
2.5Sとは
3.5Sが実施されていない職場で起こりうるヒューマンエラー
4.ヒューマンエラーを防ぐための5S実施のポイント
2節 ヒヤリ・ハットが報告しやすい職場をつくるポイント
〜「心理的安全性」を作るコミュニケーション〜
1.目指したいコミュニケーション
1.1 ポイント1「コミュニケーションは言葉だけではない」
1.2 ポイント2「コミュニケーションの取り方にはタイプがある」
1.3 ポイント3「権威の使い方でコミュニケーションに差が出る」
1.4 ポイント4「コミュニケーションが止まってしまう12の対応」
1.5 ポイント5「会話はキャッチボールで!能動的な聞き方」
1.6 ポイント6「あなたメッセージとわたしメッセージ」
1.7 ポイント7「民主的な話し合い 勝負なし法」
2.家庭の安全・安心が仕事に影響する
3.コミュニケーションは訓練することで身に付く
4.コミュニケーションのあいうえお
3節 ヒューマンエラーを予防するコミュニケーション技法
〜「確認型応答」の意識的な実践〜
1.「伝達ミス」の問題
1.1 「伝えたいこと」と「伝えたこと」
1.2 言葉の省略と復元
1.3 多義的な言葉
2.「伝達ミス」を防ぐ〈対話法〉
2.1 「確認型応答」とは
2.2 「反応型応答」とは
3.応答を分類することの効果
3.1 技法の説明の簡略化
3.2 応答の手順の明確化
4.「確認型応答」の詳細
4.1 「事柄」と「気持ち」
4.2 要点のつかみ方
4.3 想像や推測による言い換え
4.4 要点のずれに注意
4.5 確認型応答が有効なとき
5.応答を区別する練習
6.組織への〈対話法〉導入のすすめ
4節 安全で働きやすい職場を作るポイント
1.なぜ安全で働きやすい職場づくりが求められるか
2.職場の雰囲気を変える
2.1 作業環境の整備と多様なオペレータへの対応と巻き込み方
2.2 職場の雰囲気を変える具体的な挨拶とコミュニケーションのやり方
2.3 問題解決には、今まで何も対策を講じていなかったことを再確認すること
3.社員の持っている才能・能力・情熱を100%発揮させることを考える
3.1 教えるのではなくきづかせるアプローチが大切
3.2 マネジメントのやり方を変える
4.ヒューマンエラーがなくなれば、品質向上ができ生産性向上やリードタイム短縮ができる
5節 トヨタ方式に学ぶ改善活動、エラーの低減
1.品質保証体質醸成に向けての3つの質問
2.トヨタ方式から学ぶ管理・改善を通じて、仕組みづくりと企業文化づくりを
3.事例
3.1 5Sの活動の視点と効果
3.2 QCサークルと2つのQCストーリー
3.3 標準作業遵守のプロセス
3.4 変化点管理
3.5 ポカヨケ
3.6 過去トラ風化防止
3.7 自工程完結
3.8 現場リーダーの日常管理
6節 ヒューマンエラーの防止と安全文化の醸成
1.ヒューマンエラーとは
2.ヒューマンエラーの直接要因と分類
3.ヒューマンエラーの直接要因となる人間の基本特性
3.1 資源の分配
3.2 トップダウン的処理
3.3 ヒューリスティックな判断
3.4 自動処理
3.5 学習による可塑性
4.ヒューマンエラーの背景要因
4.1 背景要因の問題の表出としてのヒューマンエラー
4.2 変えられるモノ・情報・システム・文化
5.ヒューマンエラーの防止
5.1 個人に求められる防止策
5.2 組織に求められる防止策
5.3 安全文化の土壌がエラー対策の推進に
6.安全文化の醸成
6.1 安全文化とは?
6.2 隠蔽文化,懲罰文化,学習文化
6.3 個人と組織のスパイラル
6.4 情報に立脚した学習文化
7節 レピュテーションを考慮した安全・安心活動
1.安全管理活動への参加意識の重要性
2.モチベーションとインセンティブ
3.安全管理活動における4つのインセンティブとインセンティブ・マネジメントの基本
3.1 第一のインセンティブ:事故・トラブル
3.2 第二のインセンティブ:ヒヤリハット事象
3.3 第三のインセンティブ:レピュテーションリスク
3.4 第四のインセンティブ:地域貢献
4.レピュテーションを基点とした安全マネジメント
8節 ヒューマンエラー防止に向けたマネジメント手法とその実践
1.ヒューマンエラー防止に向けたマネジメントを実践するにあたって
1.1 ヒューマンエラー防止の基本的考え方
1.2 作業阻害要因(PSF)とは
2.ヒューマンエラー防止に向けたマネジメント手法の紹介
2.1 PSF法(再発防止手法/未然防止手法)
2.2 PSF管理(未然防止手法)
2.3 気がかり管理(未然防止手法)
3.職場改善への気付きを「見える化」する作業阻害要因(PSF)簡易診断の取り組み
4.ヒューマンエラー防止に向けたマネジメント手法を実践し、定着させるための土台づくり
4.1 KSABモデル
4.2 Know-Why教育
4.3 「作業の基本」を身体に染みこませること
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