第1節 寒天
1.原料について
2.化学的特性について
2,1 構成成分
2,1,1 栄養成分
2,1,2 化学構造
2,2. 寒天の物性
2,2,1 ゾルーゲル転移
2,2,3 ゲル物性
3.活用事例
3,1 ゼリーへの応用
3,2 コーティング剤への応用
3,3 焼き菓子への応用
3,4 飲料への応用
3,5 ペースト状食品への応用
3,6 惣菜への応用
3,7 崩壊剤への応用
3,8 健康増進食品への応用
第2節 ゼラチン
1.ゼラチンについて
1.1 ゼラチンの製造方法
1.2 ゼラチンの構造と基本物性
1.2.1 ゼラチンの構造
1.2.2 ゼラチンの基本物性
2.ゼラチンの特性と利用例
2.1 ゼラチンの特性
2.2 ゼラチンの利用例
2.2.1 チルド惣菜用途
2.2.2 チルドデザート用途
2.2.3 菓子用途
2.2.4 カプセル用途
2.2.5 写真用途
おわりに
第3節 カラギナン
1.原料
2.構造とタイプ
3.製造方法
4.基本的性質
4.1 溶解性
4.1.1 カラギナンのタイプ
4.1.2 カウンターイオン
4.1.3 塩類、糖類濃度
4.2 粘性
4.3 安定性
4.3.1 粉末の安定性
4.3.2 溶液の安定性
5.特性
5.1 増粘性
5.2 ゲル化性
5.3 タンパク質反応性
6.用途
6.1 ゼリー
6.2 乳製品
6.3 畜肉製品
6.4 ペットフード
6.5 その他
第4節 ペクチン
1.構造とエステル化度
1.1 構造
1.2 エステル化度
2.製造方法と分類
3.基本的性質
3.1 溶解性
3.2 分散性
3.3 安定性
3.3 粘性
4.特性
4.1 ゲル化性とゲル構造
4.1.1 HMペクチンのゲル構造
4.1.2 LMペクチンのゲル構造
4.2 タンパク質との反応性
5.用途
5.1 ジャム、フルーツソース
5.2 コンフェクショナリー
5.3 果汁飲料
5.4 デザート
5.5 酸性乳飲料、ヨーグルト
5.6 小麦粉製品
5.7 医薬品・介護用品
第5節 ジェランガム
1.構造と分類
1.1 HAジェランガム
1.2 LAジェランガム
2.製造方法と分類
3.特性
3.1. 溶解性
3.1.1 HAジェランガム
3.1.2 LAジェランガム
3.2.1 HAジェランガム
3.2.2 LAジェランガム
3.2.3 フルードゲル
4.用途
4.1 食品分野
4.2 非食品分野
第6節 グァーガム、タラガム、ローカストビーンガム
1.原料
1.1 グァーガム
1.2 タラガム
1.3 ローカストビーンガム
2.構造
3.製造方法
3.1 グァーガム
3.2 タラガム
3.3 ローカストビーンガム
4.基本的性質
4.1 溶解性
4.2 粘性
4.3 安定性
4.3.1 pHの影響
4.3.2 耐熱性
4.4 ゲル化性
4.5 相乗効果
4.5.1 キサンタンガムとの相乗効果
4.5.2 カッパカラギナンとの相乗効果
5.用途
5.1 食品用途
5.1.1 アイスクリーム類
5.1.2 小麦粉製品
5.1.3 漬物類、佃煮
5.1.4 スープ、ソース類
5.1.5 その他
5.2 工業用途
第7節 タマリンドシードガム
1.原料
2.構造
3.製造方法
4.基本的性質
4.1 溶解性、粘性
4.2 流動性
4.3 安定性
5.各種機能と用途
5.1 増粘性
5.2 ゲル化性
5.2.1 糖類
5.2.2 アルコール類
5.2.3 カテキン
5.3 離水防止
5.4 氷結晶安定
5.5 乳化安定
5.6 デンプン改質
第8節 キサンタンガム
1.構造と分類
2.製造方法と分類
3.特性
3.1 溶解性
3.1.1 塩類との相溶性
3.1.2 溶剤との相溶性
3.1.2 界面活性剤との相溶性
3.2 シュードプラスチック性
3.3 pHの影響
3.4 温度の影響
3.5 他の増粘剤との相乗効果
4.用途
4.1 食品分野
4.2 非食品分野
第9節 グァ−ガム誘導体
1.構造と分類
2.製造方法と分類
3.特性
3.1 HP化グァ−ガム
3.1.1 塩類との相溶性
3.1.2 アルコールとの相溶性
3.2 カチオン化グァ−ガム
3.2.1 泡の改質(泡の持続性)
3.2.2 シャンプーの使用感評価
3.2.3 髪のまとまり評価
4.用途
第10節 ダイユータンガム
1.構造と分類
2.製造方法と分類
3.特性
3.1 溶解性
3.2 シュードプラスチック性
3.3 耐アルカリ性
3.4 温度依存性
4.用途
第11節 カードラン
1.カードランの性質について
1.1 分子構造
1.2 溶解性
1.3 膨潤性
1.4 ゲル特性
1.4.1 ゲルの種類
1.4.2 加熱ゲルについて
1.4.3 中和ゲル
1.4.4 架橋ゲル
2.カードランの使用例について
2.1 食品分野での使用例について
2.1.1 食肉加工品
2.1.2 油脂含有ゲルおよび油脂代替
2.1.3 麺類
2.1.4 ドレッシング
2.1.5 ゲル状食品
2.1.6 介護食
2.2 工業用途での活用例について
2.2.1 コンクリートの混和剤(分離低減剤)
2.2.2 セラミックスへの可塑性付与
第12節 スクシノグリカン
1.基礎特性
1.1 製造方法
1.2 分子構造
1.3 基礎物性
1.3.1 水和特性
1.3.2 流動特性
1.3.3 温度依存性
1.3.4 他の増粘多糖類との相乗性
1.3.5 乳製品との相互作用
2.食品への応用
2.1 ドレッシング・タレ類
2.2 乳製品
2.3 フルーツプレパレーション
2.4 飲料
2.5 小麦粉製品
2.6 チューブ入り調味料
第13節 CMC(カルボキシメチルセルロース)
1.CMCの概説
1.1 CMCの工業化への歴史
1.2 CMCの構造
1.3 CMCの工業的製造法
1.4 CMCの特長と標準性状
1.5 CMCの安全性及び使用基準
1.6 CMC水溶液の生物的安定性
2.CMCの基礎的性質
2.1 CMC粉末の吸湿性
2.2 CMCの溶解性と溶解方法
2.3 CMC水溶液の濃度と粘度、粘度と温度の関係
2.4 CMC水溶液のpHと粘度の関係
2.5 CMC水溶液の塩類との関係
2.6 CMC水溶液のレオロジーとチクソトロピー性
2.7 CMCのフィルム強度
3.CMCの各種工業用途実用例
3.1 食品工業用途
3.2 医薬品工業用途
3.3 香粧品工業用途
3.4 飼料工
3.5 土木・石油ボーリング用途
3.6 繊維工業用途
3.7 紙・パルプ工業用途
3.8 洗剤工業用途
3.9 窯業工業用途
3.10 リチウムイオン2次電池工業用途
3.11 その他の工業用途
4.おわりに
第14節 HEC(ヒドロキシエチルセルロース)
1.HECの概説
1.1 HECの工業化への歴史
1.2 HECの構造
1.3 HECの工業的製造法
2.HECの特長と基礎的性質
2.1 HECの特長
2.2 HEC粉末の吸湿性
2.3 HECの溶解性と溶解方法
2.4 HEC水溶液の粘度と濃度、粘度と温度の関係
2.5 HEC水溶液の粘度とpH、塩類の関係
2.6 HEC水溶液のレオロジー、チクソトロピー性
2.7 HECのフィルム特性
2.8 HECの安全性、その他
3.HECの各種工業用途・実用例
3.1 繊維工業用途3)
3.2 製紙工業用途
3.3 合成樹脂・塗料工業用途
3.4 医薬・香粧品工業用途
3.5 窯業工業用途
3.6 接着剤工業用途
3.7 印刷工業用途
3.8 皮革工業用途
3.9 電池工業用途
3.10 その他
4.おわりに
第15節 HM-HPMC(疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース)
1.疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HM-HPMC)とは
2.HM-HPMCの増粘機構
3.HM-HPMCの物性
3.1 溶解性
3.2 粘度特性
4.HM-HPMCの応用
4.1 高分子界面活性剤としての利用
4.2 耐水性製剤への応用
4.3 温度感受性
おわりに
第16節 発酵セルロース
1.原料および製法
2.構造
3.発酵セルロースの特性
3.1 レオロジー特性
3.2 温度依存性
3.3 耐塩、耐酸性
3.4 濃度と粘度の関係
3.5 発酵セルロースが十分に効果を発揮する為の条件
4.発酵セルロース製剤の食品への活用例
4.1 ホットペットココアへの応用
4.2 酸性乳飲料への応用
4.3 気泡含有食品への応用
4.4 レトルトカレーへの応用
第17節 ポリビニルピロリドン
1.原料・構造
2.特性
2.1 溶媒溶解性
2.2 相溶性
2.3 粘度
2.3.1 K値、濃度、温度と水溶液粘度の関係
2.3.2 pHと水溶液粘度の関係
2.3.3 無機塩の添加と水溶液粘度
2.4 熱安定性
2.5 吸湿性
3.PVPのゲル化(架橋)
3.1 水溶性架橋剤
3.2 ガンマ線照射
4.材料への応用事例
4.1 ゲル・増粘剤としての応用例
4.2 その他の使用例
おわりに
第18節 シリコーン系増粘剤
1.シリコーン系増粘ゲル化剤の種類
2.直鎖状・分岐状分子
2.1 側鎖アルキル変性シリコーン
2.2 両末端アルキル変性シリコーン
2.3 ポリアミド・シリコーン交互共重合体
2.4 両末端リジン変性シリコーン
2.5 側鎖ポリエーテル変性シリコーン
3.3次元架橋・網目状構造物
3.1 架橋型シリコーン(エラストマー)
3.2 シリコーンレジン
3.3 シリル化シリカ
4.シリル化シリカと架橋型シリコーンの相乗作用
おわりに
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