第1節 患者数予測のための厚生統計の活用
1.人口動態調査
2.患者調査
1節 毛髪再生医療の現状と実用化へ向けた課題
1.毛髪再生医療の現状
1.1 細胞由来成長因子の注入療法
1.2 毛球部毛根鞘細胞の移植による毛髪再生医療
1.3 毛包原基の移植による毛髪再生医療
2.実用化に向けた毛包原基の大量調製法
2.1 自己組織化現象を利用した毛包原基の作製
2.2 毛包原基の大量調製のための毛髪再生チップ
3.毛髪再生医療の実用化に向けた課題
3.1 毛包の幹細胞の細胞増殖培養
3.2 毛包原基の一括精密移植器具
第2節 骨・軟骨再生医療の研究開発
1.骨再生
2.軟骨再生
第3節 再生医療用ヒト心筋組織の開発
1.iPS細胞由来心筋細胞の分化誘導と大量培養技術の開発について
2.細胞シート技術によるヒト心筋組織構築
3.心臓線維芽細胞の役割と血管ネットワークの開発
4.未分化iPS細胞除去技術の開発
5.最後に
第4節 パーキンソン病における治療の現状と再生医療等製品ニーズ
1.パーキンソン病における治療の現況
2.パーキンソン病に対する細胞療法の過去から現在へ
2-1. 胎児中脳黒質細胞移植
2-2. 自己由来ドパミン分泌細胞移植
3.パーキンソン病に対する細胞療法の現況
3-1. 我々の治療戦略
3-2. 骨髄幹細胞、ES, NSC細胞移植
3-3. iPS細胞を用いた再生医療
4.パーキンソン病に対する再生医療製品等ニーズ
第5節 歯周組織再生医療の現状と細胞治療製品の開発
1.歯周病と再生治療: 歴史的背景
2.自家培養骨膜シートとは
2.1 他の細胞療法との比較
2.2 適応症と非適応症
2.3 製造工程に求められる技術と品質管理
2.4 骨膜細胞組織のソース (自家か同種か)
3.培養骨膜シートの実用化
3.1 戦略と実行
3.2 産学連携のあり方
3.3 医療機関との連携の必要性
4.患者と歯科医師の意識の乖離を縮めるために
第6節 膵島移植の実際と膵島再生に関する研究開発
1.膵島移植
1-1 エドモントンプロトコール
1-2 ミネソタ大学での膵島移植
1-3 Clinical Islet Transplantation Consortium(CITC)およびベイラー大学での膵島移植
1-4 日本での膵島移植
2.膵島再生に関する研究開発
2-1 膵臓・膵島の発生
2-2 胎生期の膵発生を模倣した分化誘導法
2-3 遺伝子導入による分化誘導法
第7節 心筋新生による心臓再生―進化発生学(Evo-Devo)から学ぶ基礎研究,そして臨床に向けた課題―
1.モデル生物を用いた心臓再生研究
2.環境応答と心臓再生
2.1 免疫応答
2.2 機械刺激
2.3 酸素代謝
3.臨床応用への課題
第8節 腎臓における治療と再生医療への課題
1.組織幹細胞を用いた腎疾患に対する再生医療の開発
1-1 腎幹細胞
1-2 間葉系幹細胞とMuse細胞
2.多能性幹細胞を用いた腎疾患に対する再生医療の開発
2-1 ES/iPS細胞から腎細胞の分化誘導
2-2 細胞療法の開発
2-3 多能性幹細胞を用いた腎臓の再構築
3.ダイレクトリプログラミングを用いた腎細胞の作製
4.腎機能の再生
5.腎疾患に対する再生医療開発における課題
第9節 皮膚再生の現状と実用化への課題と展望
1.抗菌剤あるいは細胞成長因子を含有した創傷被覆材
1.1 市販されている創傷被覆材
1.2 抗菌剤含有創傷被覆材
1.3 細胞成長因子含有創傷被覆材
2.細胞成長因子含有皮膚ケア材
3.細胞を使用した皮膚再生医療製品
3-1 自家細胞と同種細胞の実用性の比較
3.2 自家培養表皮を用いた皮膚再生医療
3.2 同種培養真皮を用いた皮膚再生医療
第10節 脳梗塞と認知症における再生医療研究開発動向
1.脳梗塞に対する脳血管再生による神経機能再生医療の開発
1-1 脳梗塞後における組織の治癒過程
1-2 脳梗塞後亜急性期の血管再生促進を目的とした幹細胞治療
1-3 脳梗塞に対する造血幹細胞移植治療の実際
2.認知症に対する脳血管再生による神経機能再生医療の開発
2-1 認知症に対する従前の治療法開発について
2-2 脳機能再生促進という「攻めの治療」
2-3 再生医療から認知症治療薬開発への応用可能性
第11節 末梢神経再生の現状と実用化への課題と展望
1.末梢神経再生の現状
1-1 ワーラー変性と末梢神経の再生
1-2 市販化されている人工神経
2.人工神経の実用化への課題
2-1 人工神経の問題点
2-2 理想的な人工神経
2-3 開発中のハイブリッド型人工神経
2-4 今後の展望
第12節 3次元構築を保った肺再生の取り組みと課題
1.肺の解剖と肺3次元構築法の試み
1-1 肺の解剖
1-2 これまでの肺の3次元構築法
2.脱細胞化組織骨格を使用した肺の3次元構築法とその問題点
2-1 脱細胞化組織骨格を使用した3次元構築法の原理
2-2 脱細胞化組織骨格を使用した肺の3次元構築と創出時の問題点
3.肺構造のニッチ構築
3-1 肺胞毛細血管のニッチ構築
3-2 肺胞上皮のニッチ構築と幹細胞ニッチ
3-3 Air-blood barrier
4.臨床応用に関する今後の課題と新しい展開
4-1 使用する組織骨格についての課題
4-2 脱細胞組織骨格と免疫原性
4-3 肺再生の行程と新しい展開
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