第1節 母集団設定と特許マップ活用基礎編
1. IPランドスケープの目的とアプローチ
2. 知財情報分析の前提
2.1 特許データベースと特許母集団の設定
2.2 母集団の設定
3. IPランドスケープを始めよう
4. IPランドスケープとはどのようなものか?
(1)着目分野における主要プレーヤ(及びその時系列)
(2)着目分野における技術分類(及びその時系列)
(3)発明者を切り口とした分析
(4)被引用状況を切り口とした分析
(5)着目会社と比較会社の件数比較(コンパラ)分析
(6)アイランドMAP
(7)周辺特許分析による新規用途・応用分野の探索
5. IPランドスケープの活用事例
第2節 特許マップ活用上級編
1. ドローンを対象にしたIPランドスケープ
1.1 より良いIPランドスケープを行うために
(1)はじめに
(2)「調査対象」の特定
(3)「特許文献の母集団」を作成
1.2 ドローン事業において今後重要になる可能性がある技術を探る
(1)はじめに
(2)ドローン開発企業の特許出願の主な特徴
(3)ドローン事業において,今後重要になる可能性がある技術
(4)まとめ
2. 5G技術に関するIPランドスケープ適用事例
2.1 IPランドスケープによる企業評価への影響を探る
(1)はじめに
(2)5Gの現状 (調査対象国:特許文献は日本・米国・欧州・中国等の文献)
(3)本格運用までの技術的な課題2)
(4)特許申請から見た5Gの技術動向
(5)まとめ(企業評価にかえて)
2.2 IPランドスケープによる技術融合の可能性を探る
(1)はじめに
(2)IPランドスケープによる「場の提供」
(3)自動車技術の動向(Connected Carを例に)
(4)Connected Carにおける出願状況(5Gとの関係を含めて)
(5)まとめ
第3節 営業視点を反映した知財情報解析の実践
1. 早稲田大学エクステンションセンター知財情報解析講座について
2. 営業視点を反映した知財情報解析の実践
2.1 営業視点と知財情報分析
2.2 何故営業視点が重要なのか
2.3 知財情報解析の必要性
3. 知財解析における視点
3.1 目的や分析対象と視点
4. 伝え方
5. 本講座での実践例:サンスター(歯ブラシ×IoT)
5.1 現状把握
5.1.1 会社概要理解
5.1.2 既存商品群の整理
5.1.3 自社技術確認
5.2 競合との優位性比較
5.2.1 技術の特徴把握
5.2.2 技術優位性検証
5.3 商品企画
第4節 研究開発に生かす社内知財コンサルティング事例
1. 企業内IPランドスケープ担当者として,どう取り組むか?
2. 積水化学工業株式会社・知的財産グループの紹介(戦略知財活動)
3. IPランドスケープの活用事例:新規事業検討
4. 担当者としての基本スタンス:「転ばぬ先の杖」
5. 組織的な扱い:本質的にはリスクマネジメント
6. IPランドスケープをどこへ提供するか?:社内の3つの顧客
第5節 ビジネスモデルにおけるIPデザイン
1. IPデザインの出発点
2. IPデザインについて
3. VIPMAPについて
3.1 VIPMAPとは
3.2 VIPMAPの作成方法
4. VIPMAPを作成する際の補足事項
4.1 VIPMAPのレイヤ構造について
4.2 IPサブレイヤについて
4.3 IPレイヤの「排他力」・「吸引力」
4.4 ICT対応型のVIPMAP
5. VIPMAP活用事例
5.1 Uberのライドシェアリングビジネス分析
5.2 新規事業検討〜本講座でのグループワークテーマから
第6節 商標情報を活用した中国IT企業の動向俯瞰の試みと新結合に関する考察
1. 要旨
2. はじめに・背景
3. 商標情報活用事例1:ニース分類の活用(Baidu社、Alibaba社、Tencent社)
4. 商標情報活用事例2:出願国情報の活用(Didi社)
5. 商標情報活用事例3:共起情報の活用(商標共起マトリックス)
5.1 新規ビジネス発想支援
5.2 イノベーション論の観点からみた商標共起マトリックス
6. まとめ
第7節 IPランドスケープ2.0
1. 知財情報戦略
2. 「仮説検証の積上」の実践事例
3. 「論点のゴール」設定とIPランドスケープ2.0
4. 業界潮流
4.1 新潮流等の例
4.2 新潮流等把握に有効な4つのアプローチ
5. 「論点のゴール」設定/戦略提言
5.1 自社立ち位置確認/「論点のゴール」設定
5.2 自社ポジション分析
5.3 攻め筋/脅威抑制策の提言
6. IPランドスケープ2.0(まとめ)
7. コア事業を複数保有する大手企業向けの留意点
第8節 IPランドスケープの成果最大化に向けた序論
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