第1章 概 説
<竹内 雍>
1.応用編の紹介
第2章 分離・精製への応用
第1節 概 説 <竹内 雍>
1.はじめに
2.蒸留操作と吸着操作の対比
3.ガス吸収操作と吸着操作の対比
4.膜分離操作と吸着操作の対比
5.吸着操作利用を巡る最近の話題
6.おわりに
第2節 炭素質吸着材の利用
<青山 裕飛/並木 謙太/横井 誠/佐藤 俊介/西出 竜太>
1.活性炭の利用
2.吟醸用活性炭
3.PFAS 除去用活性炭
4.触媒用活性炭
5.さまざまな活性炭フィルター
6.危険薬剤除去用活性炭シート
7.エネルギー分野への応用
第3節 合成吸着剤の応用 <足立 正>
1.合成吸着剤(材)とは
2.合成吸着剤の利用分野
3.合成吸着剤の基礎特性
4.合成吸着剤の物理的特性と平衡吸着量との相関
5.合成吸着剤に特徴的な分離特性
6.おわりに
第4節 PSA 操作を用いたガス分離 <飛弾野龍也>
1.はじめに
2.PSA 式酸素製造装置(酸素PSA)
3.PSA 式窒素製造装置(窒素PSA)
4.深冷式空気分離装置前処理吸着器
第5節 空気中の有害ガス除去
<松村 芳美>
1.はじめに
2.有害なガスまたは蒸気の発散源
3.作業環境基準
4.作業環境浄化のための吸着技術
5.作業者の呼吸保護
6.おわりに
第6節 高分子膜による気体の分離
第1項 概 説 <竹内 雍>
1.はじめに
2.おわりに
第2項 脱気膜 <古澤巳千雄>
1.脱気膜
2.シリコーン中空糸分離膜「ナガセップ」
第3項 窒素富化膜 <近藤 武夫>
1.窒素富化膜のニーズと開発の歴史
2.窒素富化膜の原理と運転方法
3.窒素富化膜,窒素富化膜装置の開発事例
4.用途展開事例
5.窒素富化膜の経済性
第4項 酸素富化膜 <近藤 武夫>
1.技術開発経過
2.酸素富化膜技術の概要
3.用途開発動向
4.酸素富化膜,装置の開発動向
第5項 水素分離膜 <近藤 武夫>
1.水素分離膜のニーズと開発の歴史
2.水素の膜分離の原理
3.水素分離膜素材
4.水素分離膜,装置の開発事例
5.水素分離膜の経済性
第6項 除湿膜 <近藤 武夫>
1.除湿のニーズ
2.除湿膜の原理と膜素材
3.除湿膜の開発事例
第7項 加湿膜(給湿膜) <近藤 武夫>
1.加湿ニーズと問題点
2.膜式加湿器の原理
3.膜式加湿器の開発事例
第7節 高分子材料による液体の分離
第1項 概 説< 竹内 雍>
1.はじめに
2.高分子分離材の応用例
3.おわりに
第2項 MF膜(精密ろ過膜),UF膜(限外ろ過膜)<熊野 淳夫>
1.はじめに
2.MF,UF膜の位置づけと分離特性,測定方法
3.膜材質,製膜方法,膜構造
4.膜モジュール
5.運転方法
6.MF,UF膜の用途
7.おわりに
第3項 RO膜(逆浸透膜),FO膜(正浸透膜)<三浦 佑己>
1.はじめに
2.ろ過の原理およびRO膜とFO膜の位置付け
3.膜材質,膜構造,膜形状,膜の製法
4.膜分離の理論
5.膜の分離特性評価
6.RO膜,FO膜の用途
7.おわりに
第4項 イオン交換膜 <角倉 康介/金子 隆之/戸田 洋/大石 正典/田柳 順一/鈴木 翔>
1.はじめに
2.フッ素系イオン交換膜
3.炭化水素系イオン交換膜
第5項 イオン交換樹脂―三菱ケミカル叶サ―<徳永 和彦>
1.はじめに
2.イオン交換樹脂の構造とイオン交換
3.イオン交換樹脂の性質
4.イオン交換樹脂の工業的な応用例
5.おわりに
第8節 無機多孔質膜の分離への応用―多孔質体とその応用技術
<野村 幹弘>
1.はじめに
2.ゼオライト膜
3.シリカ膜
4.おわりに
第3章 固体触媒・担体としての化学反応プロセスへの応用
第1節 概 説 <竹内 雍>
1.はじめに
2.触媒と触媒反応の機構
3.固体触媒,触媒担体の性状
4.おわりに―触媒作用を示す元素と主な働き
第2節 石油精製プロセスへの応用
<松元 雄介>
1.はじめに
2.石油精製プロセスと水素化処理触媒
3.水素化処理触媒用多孔質担体の特性制御
4.残油処理における積層充填システムとしての最適利用
5.おわりに
第3節 石油化学における応用 <今井 裕之>
1.はじめに
2.芳香族化合物のアルキル化
3.酸化反応
4.おわりに
第4節 有機合成触媒としてのゼオライト <菅沼 学史/片田 直伸>
1.はじめに
2.気相ベックマン転位によるε - カプロラクタムの合成
3.アダマンタン合成
4.エタノールアミンの合成
5.有用化学品のワンポット合成のためのゼオライト利用
6.バイオマス変換による有用化学品合成
7.おわりに
第5節 環境触媒 <戸塚 香織/坂本 圭>
1.はじめに
2.空気清浄機用触媒
3.オゾン分解触媒
4.おわりに
第4章 クロマトグラフィーへの応用
第1節 ガスクロマトグラフィー
<植田 郁生/中神 光喜/齊戸 美弘>
1.ガスクロマトグラフィー用充填カラム
2.試料の前処理
第2節 高速液体クロマトグラフィー <中村 洋>
1.はじめに
2.HPLC の基礎理論
3.HPLC における分離
4.HPLC における検出
第3節 イオンクロマトグラフィー <森 勝伸>
1.はじめに
2.イオンクロマトグラフィーの分離原理
3.イオン交換樹脂
4.イオン交換樹脂の保持特性
5.イオン交換樹脂の基材の種類
6.おわりに
第4節 キラル分離への多孔質体の応用 <大西 敦/大西 崇文/福田 大祐>
1.はじめに
2.キラル固定相の概要
3.多糖系キラル固定相
4.工業規模の光学活性体製造への応用
5.おわりに
第5節 セルロース系クロマトグラフィー担体
<椎名 真己>
1.はじめに
2.生体へのセルロースの利用
3.クロマトグラフィーとしての利用
4.バイオ医薬品の精製工程
5.ワクチンの精製
6.抗体医薬品の精製
7.モダリティへの展開
8.おわりに
第5章 ろ材としての応用
第1節 概 説 <竹内 雍>
1.はじめに
2.おわりに
第2節 ろ過材料
第1項 繊維層エアフィルタ <林 敏昭>
1.はじめに
2.繊維層エアフィルタ
3.エアロゾルのろ過の機構
4.粒子捕集機構と捕集理論
5.フィルタの粒子捕集効率と圧力損失
6.ナノ粒子の捕集
7.サブミクロン粒子の捕集
8.おわりに
第2項 水のろ過技術<稲葉 芳彦/岸 敬治>
1. ろ紙とは
2.カートリッジフィルターとは
第3節 焼結金属不織布ろ材 <石川 敏>
1.はじめに
2.焼結金属不織布とは
3.製 法
4.特 徴
5.ろ過特性
第6章 水処理プロセスでの応用
第1節 概 説 <竹内 雍>
1.はじめに
2.水処理の目的と対象
3.各種の水処理プロセスとその目的
4.おわりに
第2節 家庭用浄水器への応用 <竹田はつ美>
1.水道水の現状と課題
2.家庭用浄水器とは
3.浄化の仕組み
4.おわりに
第3節 高度浄水処理への応用 <安武 昭典>
1.高度浄水処理とは
2.日本に導入されている高度浄水処理の特性
3.浄水処理の研究動向
第4節 超純水製造システムにおけるイオン交換樹脂の適用
<中馬 高明>
1.はじめに
2.超純水製造システムの構成とイオン交換樹脂の役割
3.一次純水システム
4.二次純水システム
5.おわりに
第5節 下水処理への応用 <安武 昭典>
1.はじめに
2.下水の高度処理
3.リンの回収技術
第6節 し尿処理への応用 <安武 昭典>
1.はじめに
2.活性炭による吸着処理方法
3.し尿処理の活性炭吸着における留意点
4.その他の開発状況 膜分離を中心に
第7章 食品・飲料分野への多孔質体の応用
第1節 食品産業における膜技術
<鍋谷 浩志>
1.はじめに
2.膜分離技術の原理と特徴
3.食品製造における膜分離技術の応用例
4.食品製造における膜分離技術利用の新たな展開
5.膜分離技術を食品産業に応用する際の問題点とその対策
6.おわりに
第2節 飲料からのカフェイン除去 <塩野 貴史>
1.飲料とカフェイン
2.飲料における選択的なカフェイン吸着
3.モンモリロナイトによる飲料からのカフェイン除去の汎用性
4.吸着剤が飲料の外観品質に及ぼす影響
第3節 乳業における膜利用
<越膳 浩>
1.はじめに
2.乳業における膜処理の種類・特徴
3.乳業における膜処理の代表例
4.乳業における膜処理の検討例
5.おわりに
第4節 醤油製造における珪藻土ろ過技術
<金澤 成俊>
1.はじめに
2.醤油の製造工程におけるろ過
3.醤油製造における珪藻土ろ過
第5節 青果物の鮮度保持に応用可能な多孔質材料 <森 武士/執行 達弘/野村 隆文>
1.はじめに
2.湿度の制御:高湿度域調湿材
3.エチレンの制御(プラチナ触媒)
4.おわりに
第6節 多孔質食品のテクスチャー―スポンジケーキを例として― <山野 善正/川染 節江>
1.はじめに
2.バタースポンジケーキ,その調製条件とテクスチャー
3.スダチの画像解析
4.気泡形成の顕微鏡観察
5.動的粘弾性測定とESR 法によるスポンジケーキ生地の微視的および巨視的物性
6.おわりに
第8章 化粧品分野への応用
第1節 概説―化粧品における多孔質粉体の応用 <鈴木 高広>
1.はじめに
2.ファンデーション粉体がつくる多孔質構造と使用感
3.ファンデーションの体質顔料と多孔質粉体
4.毛穴における多孔質粉体の機能性
5.多孔質粉体化粧料の用途開発
第2節 球状多孔質シリカとその応用 <上田 稔>
1.はじめに
2.球状多孔質シリカの製法
3.球状多孔質シリカの機能と特性
4.無機質複合化球状多孔質シリカカプセル
5.無機質複合化球状多孔質シリカカプセルの特性
6.その他の機能性球状多孔質シリカ
7.おわりに
第3節 セルロース系多孔質粉体の応用 <鈴木 高広>
1.はじめに
2.セルロース系多孔質粉体の化粧機能の評価
3.乳化品におけるセルロース系多孔質粉体の応用
4.おわりに
第9章 医療分野での応用
第1節 概 説 <竹内 雍>
1.はじめに
2.医療分野における多孔質体の応用
3.アメニティーライフ(快適な生活)のための多孔質体の利用
4.おわりに
第2節 バイオ医薬品製造での利用
第1項 バイオ医薬品製造におけるクロマトグラフィー精製 <渡部 毅>
1.はじめに
2.逆相クロマトグラフィー充填剤:YMCbasicおよびTriart Prep Bio200
C8
3.おわりに
第2項 バイオ医薬品製造における膜分離技術<中川 明郎/赤松 浩>
1.はじめに
2.循環ろ過方式について
3.膜分離技術の医薬品製造への応用
4.ダイアフィルトレーションについて
5.おわりに
第3節 血液浄化膜としての利用
第1項 血液浄化膜 <山下 明泰>
1.はじめに
2.血液浄化治療の歴史的背景
3.治療法と膜素材の分類
4.物理的構造による血液浄化膜の分類
5.溶質の透過特性の評価法
6.生体適合性に関する検討
7.おわりに
第2項 血漿分離膜 <平野竜一郎>
1.はじめに
2.国内外で使用されている血漿分離器
3.血漿分離器の製造工程と機能
4.血漿分離器の使用条件
5.血漿分離器を用いた治療モード
6.適応疾患
7.おわりに
第4節 人工腎臓用中空糸膜 <島津 順平>
1.はじめに
2.人工腎臓用中空糸膜への要求
3.優れた分画特性
4.孔の閉塞抑制
5.高い生体適合性
6.中空糸膜の製膜法について
7.CTA膜の特徴
8.おわりに
第5節 合成系コーティング材料「セックワンR」の医療機器への応用 <川勝 雄太>
1.はじめに
2.セックワンR とは
3.セックワンR による抗血栓性作用の機構
4.おわりに
第6節 酸素濃縮器への利用 <佐藤 容司>
1.はじめに
2.在宅酸素療法
3.医療用酸素濃縮器
4.吸着型酸素濃縮器の原理
5.在宅医療機器としての要件
6.その他の在宅酸素療法関連機器の動向
7.おわりに
第7節 ウイルス除去フィルター
<本郷 智子>
1.はじめに 2.ウイルス除去フィルターの社会的な役割
3.「プラノバTM」ウイルス除去膜の開発
4.プラノバTM の機能と特性
5.生物学的製剤での実用例
6.プラノバを用いた研究
7.ウイルス除去フィルターの今後
8.おわりに―結論と将来展望―
第8節 コラーゲン使用人工骨「ボナークR」について <松林 秀繁>
1.はじめに
2.コラーゲン使用人工骨「ボナークR」とその開発の経緯
3.骨代謝,再生治療
4.組織再生と多孔質体
5.「ボナークR」の特性
6.臨床成績(国内治験)
7.おわりに
第9節 水酸アパタイトの異方性制御を利用した多孔質セラミックスの開発 <相澤 守>
1.はじめに
2.水酸アパタイトとその異方性制御
3.異方性制御アパタイト単結晶粒子へのタンパク質の選択吸着
4.人工骨に利用される多孔質セラミックス
5.a 面を多く露出したアパタイトファイバーによる骨誘導能を備えた多孔質HAp セラミックスの開発
6.おわりに
第10節 細胞多孔質足場材料
<川添 直輝/陳 国平>
1.はじめに
2.細胞多孔質足場材料と空孔サイズの制御
3.マイクロパターン構造を持つ細胞多孔質足場材料
4.合成高分子と天然高分子を複合化した細胞多孔質足場材料
5.細胞外マトリックスで修飾した生体模倣型細胞多孔質足場材料
6.発熱するナノ粒子を複合化した細胞多孔質足場材料
7.おわりに
第11節 自己乳化現象を利用した「超低密度」多孔質微粒子の作製と医療応用
<村上 義彦>
1.はじめに
2.医療へ応用可能な多孔質微粒子作製のためのエマルション理論
3.「超低密度」多孔質微粒子の作成と肺送達特性の評価
4.おわりに
第12節 抗菌・抗ウイルス機能を有する銀ゼオライトの医療分野への応用
<谷口 明男>
1.はじめに
2.銀ゼオライトの特徴
3.銀ゼオライトの抗菌性能
4.銀ゼオライトの抗ウイルス性能
5.銀ゼオライトの医療分野への応用
6.おわりに
第10章 電池・キャパシタへの応用
第1節 燃料電池電極への応用―燃料電池の形式と多孔質材料― <林 灯/八木 一三>
1.燃料電池の形式
2.多孔質材料
3.おわりに
第2節 リチウムイオン二次電池への応用
第1項 リチウムイオン二次電池負極材<干川 康人/増田 佳穂>
1.はじめに
2.リチウムイオン二次電池の基本原理
3.リチウムイオン二次電池の構成材料.
4.負極材の表面積と負極合材の極板密度の電池性能への影響
5.おわりに―リチウムイオン二次電池の将来展望
第2項 リチウムイオン二次電池セパレータ用多孔質膜 <西川 聡>
1.はじめに
2.ポリエチレン微多孔膜
3.機能層
4.おわりに
第3節 次世代電池材料
第1項 多孔質炭素 <向井 紳/岩村振一郎>
1.はじめに
2.LAB について
3.カーボンゲル
4.CG のLAB 正極への適用
5.おわりに
第2項 焼酎かすを用いた活性炭の作製と電気二重層キャパシタ用電極への応用 <田島 大輔>
1.電気二重層キャパシタの構造と原理
2.焼酎かすから作製された多孔質活性炭の電気二重層キャパシタ用電極への応用
3.多孔質活性炭材料の作製方法と表面分析結果
4.電気二重層キャパシタ用電極作製に関する実験方法と電気化学的測定結果
5.おわりに
第11章 センサーへの応用―半導体ガスセンサー― <松本 晋一>
1.はじめに
2.検知メカニズム
3.感ガス材料の製法
4.センサーの構造
5.感ガス体密度と高湿耐久性
6.基本駆動回路
7.半導体ガスセンサーの検知濃度
8.おわりに
第12章 電子材料への応用
第1節 ポリイミド多孔質シート <兵藤 豊/山口日出樹>
1.はじめに
2.ポリイミドの低誘電率化
3.ポリイミドの多孔質化方法
4.多孔質ポリイミドの作製例と商品例
5.階RI 作製のポリイミド多孔質体
6.おわりに
第2節 多孔質電磁波シールド材料 <阿部 一智>
1.はじめに
2.電磁波シールドのメカニズム
3.電磁波分野における多孔質体の活用事例
4.株b川製紙所における金属繊維シートの開発
5.おわりに
第13章 土木分野での応用
第1節 発泡スチロールを用いた軽量盛土工法
<窪田 達郎>
1.はじめに
2.工法の特長
3.工法の施工法
4.軽量盛土材料としての発泡スチロールの特性
5.発泡スチロールを用いた軽量盛土の設計概要
6.発泡スチロールを用いた軽量盛土の実例
7.おわりに
第2節 多孔質エアミルクの開発 <吉田 智哉/瀧川 信二>
1.はじめに
2.エアミルクとは
3.エアミルクの製造方法
4.多孔質エアミルクの開発
5.本製品の使用用途および利点
6.おわりに
第14章 軸受・摩擦材への応用
第1節 概 説 <小澤 政範>
1.はじめに
2.摩擦と摩耗および潤滑機構
3.油中使用下での気孔の働き
4.焼結金属以外の湿式摩擦材および乾式摩擦材と気孔の役割
5.おわりに
第2節 焼結含油軸受および機能性焼結軸受 <毛利 敏彦/山下 智典>
1.はじめに
2.焼結含油軸受の特徴
3.焼結含油軸受の製造工程.
4.機能性焼結軸受
5.おわりに
第3節 多孔質チタン酸塩の摩擦材料への応用
<大門恵美子>
1.はじめに
2.摩擦材用のチタン酸塩について
3.多孔質チタン酸塩の特徴
4.おわりに
第4節 多孔質体の摩擦材への応用 <小澤 政範>
1.はじめに
2.ブレーキパッドについて
3.焼結現象と焼結機構
4.材質の評価(焼結密度)
5.ブレーキパッドの性能について
6.おわりに―ブレーキパッドの今後の動向について
第15章 原子力分野への応用
第1節 概 説 <竹内 雍>
1.はじめに
2.原子力平和利用の始まり―原子力発電,放射性同位元素の利用など
3.放射線照射と防護の方法など
4.放射性同位元素の利用と多孔質体
5.おわりに
第2節 放射性ヨウ素吸着剤および放射性希ガス保持剤 <遠藤 好司/石川 慶浩>
1.はじめに
2.フィルターベントへの吸着技術の適用
3.フィルターベントの開発
4.放射性希ガス保持剤
5.おわりに
第16章 多孔質吸着剤を用いた新しいCO2分離回収技術
第1節 概 説 <竹内 雍>
1.はじめに
2.おわりに
第2節 DDR型ゼオライト膜を用いた効果的なCO2分離回収技術 <長谷川裕晃>
1.はじめに
2.DDR 型ゼオライト膜の適用先
3.DDR 型ゼオライト膜の実用化へ向けた技術開発
4.CO2-EOR 向け実証試験
第3節 アミン担持固体吸収材を用いた燃焼排ガスおよび空気からのCO2回収
<沼口 遼平/奥村 雄志/西部 祥平/吉澤 克浩>
1.はじめに
2.アミン担持固体吸収材
3.KCC システム
4.大規模排出源からのCO2回収(PCC)
5.空気からの直接CO2回収(DAC)
6.おわりに |