第1節 CNT分散液の塗布乾燥による透明導電膜の成膜事例
1.CNT透明導電膜
2.CNT-CuI複合膜の構築
3.高分子酸を用いたCNT透明導電膜
3.1 CNT-高分子酸複合膜
3.2 CNT-高分子酸複合膜の性能
3.3 CNT-高分子酸複合膜の耐久性および機械強度
3.4 酸処理
第2節 ナノ粒子配列膜の作製と機能性コーティングへの応用
1.ナノ粒子配列膜の作製
1.1 材質の選定と表面処理
1.2 粒子配列の制御
1.2.1 粒子/バインダー混合比の影響
1.2.2 固気界面での粒子露出
1.2.3 毛管力の影響抑制
1.2.4 LbL法及び基材への融着による粒子配列
2.機能性コーティングへの応用
2.1 意匠性コーティング
2.2 反射防止コーティング
2.3 細胞培養コーティング
第3節 シルセスキオキサン微粒子を用いた自己修復ハイブリッド・ハードコート材料の開発
1.自己修復材料の修復機構
1.1 物理的自己修復
1.2 化学的自己修復
2. シルセスキオキサンの構造と(SQ)微粒子を利用した機能付与
3.シルセスキオキサン(SQ)微粒子を用いた自己修復材料
3.1 イミダゾール/亜鉛配位結合を利用した自己修復ハイブリッド
3.2 アントラセンの光応答性を利用した自己修復ハイブリッド
第4節 顔料ナノ分散技術を活用した軟包装水性インクジェットインク開発
1.顔料ナノ分散技術
1.1 各種顔料分散体の特徴
1.2 ポリマーの基本設計とマイクロカプセル化技術
2.ハイブリッドポリマー設計技術
2.1 インク塗膜耐久性
2.2 ハイブリッドポリマーによるマイクロカプセル型顔料分散体
3.軟包装フィルム印刷向けインク設計
第5節 ミラー調塗料による鏡面加飾技術
1.鏡面加飾技術について
2.ミラー調塗料について
2.1 特徴
2.2 原理
2.3 歴代ミラー調塗料との比較
2.4 電波透過性
3.塗装技術について
第6節 水系ディスパージョン型コーティング用帯電防止剤の開発
1.水系帯電防止剤
1.1 界面活性剤型帯電防止剤
1.2 導電性高分子型帯電防止剤
1.2.1 導電性高分子
1.2.2 導電性高分子の製造法
2.水系ディスパージョン型コーティング用帯電防止剤PPY-12について
2.1 PPY-12の特徴
2.1.1 PPY-12の帯電防止性、透明性
2.1.2 導電性高分子を用いた帯電防止剤の塗膜強度、安定性
第7節 光触媒コーティング液と対応する保護コーティング液の開発
1.原理
1.1 酸化チタン光触媒の機能発現の原理
2.実用化における課題
2.1 課題1 光触媒膜の透明度
2.2 課題2 光触媒塗膜の耐久性―膜自身の強度や密着性の維持
2.3 課題3 親水機能の維持
3.解決方法
4.耐久性の評価―促進試験および実曝試験
4.1 試験片の作製
4.2 薄膜微細構造の観察
4.3 耐候性の評価
第8節 高日射反射率(遮熱)塗料の特性と応用事例
1.高日射反射率(遮熱)塗料の特性と適用事例
1.1 高日射反射率(遮熱)塗料の特性
1.2 高日射反射率(遮熱)塗料の規格
1.3 高日射反射率(遮熱)塗料紹介
1.4 サーフクールS-Uの性能
1.5 金属ボックス内温度低減効果確認実験概要
1.6 温度測定結果
1.6.1 秋季屋外暴露試験
1.6.2 冬季屋外暴露試験
2. ボックス内電子機器の長寿命化対策
2.1 高日射反射率(遮熱)塗料の温度抑制による効果
2.2 調湿シートの湿度制御による効果
2.3 高日射反射率(遮熱)塗料と調湿シートの複合利用による効果
第9節 顔料/分散剤/溶剤系の物質/物質間の相溶性に関わる指標値による顔料分散技術への応用
1.分散系の分類と主な顔料
1.1 分散系の分類
1.2 メイクアップ化粧品に用いられる主な顔料
1.3 分散剤(界面活性剤)の分類とその性質
1.3.1 界面活性剤の分類
1.3.2 界面活性剤の構造要因と機能・作用
2. HLB方式による乳化剤の選定法
2.1 HLB値と水に対する溶解性および主機能
2.2 HLB方式による乳化剤の選択法
3.有機概念図法
3.1 有機概念図法による界面活性剤のHLB値の算定法
4.微粒子を乳化剤とした乳化形態
4.1 Pickering Emulsion
4.2 バイオポリマー(Alcasealan)の微粒子(Compact Globule)の乳化特性
5.液/液系分散溶液における物質/物質間の相溶性の指標値
5.1 油性成分間の相溶性
5.2 Fedrosの式による溶解度パラメータの算定式
5.3 高分子の溶解度パラメータ
第10節 実用系における分散・凝集制御とその評価法
1.塗工液の製造プロセスにおける制御因子と評価項目
2.塗工液の評価手法
2.1 濃厚系のまま希釈しない評価法
2.2 超音波スペクトロスコピー
2.2.1 超音波スペクトロスコピーの原理
2.3 自然沈降分析法および遠心沈降分析法
2.3.1 沈降分析法による分散安定性評価
2.3.2 沈降に対する安定性と凝集に対する安定性の関係
2.3.3 自然沈降分析法および遠心沈降分析法の原理と測定装置
2.3.4 遠心沈降分析法の応用例
第11節 パルスNMRを活用した分散系における界面特性、濡れ性評価
1.測定原理
1.1 緩和時間測定による微粒子の界面特性、濡れ性評価
1.2 緩和時間測定による分散性評価
2.評価事例
2.1 粉体の表面処理有無による濡れ性の数値化
2.2 残存する金属量が異なる単層カーボンナノチューブ濡れ性と塗工成形したシートの導電性との関係
2.2.1 単層カーボンナノチューブ表面に残存する元素の定性定量
2.2.2 表面に残存する金属量が異なる単層カーボンナノチューブの濡れ性
2.2.3 単層カーボンナノチューブシートの作製および抵抗の測定
2.3 分散処理パス数が異なるカーボンナノチューブの分散性と塗工成形したシートの導電性との関係
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