【習得できる知識】
・ポリウレタン/イソシアネート基礎知識、ポリイソシアネート代表構造と特徴、環境貢献可能な低粘度型PI及び多官能型PIの特徴「塗膜性能、応用例」
・自動車塗装ラインの低温化に貢献が期待される新規硬化剤の特徴
【講座の趣旨】
・ポリウレタン用途において、有機溶剤(VOC)排出量削減に貢献可能な低粘度型PI、及び、CO2排出量削減に貢献可能な多官能型PIを保有している。
・自動車塗装ラインの焼付温度低温化に向けて、ベースコート向けには水系低温新規ブロックポリイソシアネート、クリアコート向けには新規特殊イソシアネートの新規硬化剤を開発中であり、性能の報告を行う。
1.ポリウレタン基礎知識
1.1 ウレタン架橋とは
1.2 ポリオール種類と特徴
1.3 ポリウレタン塗膜性能:機械物性、化学物性での優位性
2.ポリイソシアネート代表構造
2.1 イソシアネート種類、イソシアネート反応性(活性水素・自己重合)
2.2 主要骨格:ビウレット型、イソシアヌレート型、ウレタン型 等
3.環境貢献可能な低粘度型及び多官能型ポリイソシアネート(PI)
3.1 低粘度型PI:溶剤系2液ウレタン塗料への適用
3.2 低粘度型PI:水系2液ウレタン塗料への適用
3.3 多官能型PI:溶剤系2液ウレタン塗料への適用
3.4 多官能型PI:溶剤系/水系1液ウレタン塗料への適用(ブロックポリイソシアネート)
4. 自動車水性塗料化及び自動車塗装ラインの80℃硬化への挑戦
4.1 自動車の塗料工程:焼付温度の低温化
4.2 ベースコート向け水系1液型:水系低温新規ブロックポリイソシアネートの開発状況
4.3 クリアコート向け溶剤系2液型:新規特殊イソシアネートの開発状況
【質疑応答】
|