1節 脱炭素に効果的な再エネ電力の調達方法
1.再エネ電力の調達に関する基礎知識
2.コーポレートPPAのメリットと課題
3.自家発電、小売メニュー、証書の利用方法
2節 カーボンニュートラル政策におけるCO2フリー水素利用と電化 -Power to
Gasとグリッド活用-
1.水素利用と電化による地球温暖化対策
2.製造業とエネルギー消費
3.国内外の電化率
4.化石燃料から再エネ電気へのエネルギー起源の転換
5.生産工程のプロセス改革
6.Power to Gas
3節 廃棄物エネルギーの産業利用による脱炭素と今後の課題
1.廃棄物エネルギーの利活用に向けたアプローチのポイント
1.1 R1指標による評価
2.廃棄物・資源循環分野における脱炭素化の方向性
2.1 主な技術要素の方向性
2.2 中長期シナリオに関する論点
3.京葉臨海工業地帯を対象としたケーススタディ
3.1 熱需要の把握
3.2 モデル地域における一般廃棄物処理の現状把握
4.廃棄物エネルギーの産業熱利用の実現に向けた課題
4節 CCUSにおけるCO2分離回収技術の現状と課題および将来展望
1.CO2分離回収源の技術的整理
1.1 被分離ガス中のCO2濃度
1.2 プロセスへの分離回収の適用
1.3 分離回収方法の技術的整理
1.4 分離回収のコスト
2.CCUSの概要
2.1 CO2分離回収貯留(CCS)の概観
2.2 CCUの概要
5節 プラスチック焼却時のCO2削減技術
1.プラスチックと環境問題
1.1 資源循環型社会の重要性
1.2 プラスチック製品のリサイクル
2.脱炭素を巡る世界動向と日本の取組み
2.1 CO2排出に寄せられる厳しい目
2.2 産業界における脱炭素への取組み
3 次世代エコ技術『グリーンナノ』の可能性
3.1 プラスチック燃焼時にCO2を削減する作用
3.2 生分解性プラとの比較
3.3 多様な導入事例
4.プラスチック 規制と資源循環
4.1 “脱プラスチック”が加速する世界の動向
4.2 規制ではなく“資源として循環させる”日本の考え方
6節 バイオマスプラスチック、プラスチックリサイクルによる温室効果ガス削減
1.廃プラスチックからの温室効果ガス排出の現状
1.1 温室効果ガス排出のメカニズム
1.2 廃プラスチック由来の温室効果ガス排出量算定方法
1.3 インベントリにおける廃プラスチック由来のCO2排出量
2.バイオマスプラスチック導入の現状
2.1 バイオマスプラスチックとは
2.2 バイオマスプラスチックの普及状況
2.3 バイオマスプラスチックによるCO2削減の考え方
2.4 国によるバイオマスプラスチックに関連する政策
3.バイオマスプラスチックとプラスチックリサイクルを組み合わせた温室効果ガス削減対策の方向性
7節 デジタル技術を用いた企業の脱炭素推進とその事例
8節 二酸化炭素除去の市場、技術開発動向
1.パリ協定の長期目標と炭素管理の必要性
2.1.5℃シナリオのCO2排出経路の内訳例
3.さまざまな二酸化炭素除去技術
4.CDR技術のポートフォリオ
5.今後10年の研究開発と実施に向けた技術レビュー
6.海洋技術の評価
7.IPCC AR6 WGIIIでのCDR技術評価
8.炭素除去市場形成に向けた政策および民間動向
9.パリ協定第6条4項に関する動き
10.社会実装および市場形成に向けた課題とまとめ
9節 二酸化炭素削減に向けた計画の立て方と代表的な業界における脱炭素化の取り組み
1.二酸化炭素削減に向けた日本の動き
2.カーボンニュートラルに向けた主要産業別の動き
2.1 電力部門の動き
2.2 電力部門以外の動き
3.企業における二酸化炭素排出削減の進め方
3.1 全体的な進め方
3.2 カーボンニュートラルにおけるイノベーションの創出
4.水素の活用
4.1 エネルギー、化学原料としての水素
4.2 アルカリ水電解による水素の生産例
5.アンモニアの活用
5.1 燃料アンモニアの概要
5.2 燃料アンモニアの製造
5.3 燃料アンモニアのコスト推定
10節 総合化学メーカーにおけるGHG管理と排出量削減の取り組み
1.カーボンニュートラル グランドデザイン
2.サプライチェーン排出量 Scope1,2,3の算定
2.1 Scope1, 2排出量
2.2 Scope3の管理と排出量削減の取組み
3.製品カーボンフットプリント(CFP)の算定
3.1 住友化学のCFP算定の取組み
3.2 化学業界におけるCFP算定の考え方
3.3 CFP算定システムCFP-TOMOの特徴
11節 長瀬産業におけるサステナビリティ推進活動とCO2排出量削減の取り組み
1.サステナビリティの考え方
2.サステナビリティ推進体制
3.NAGASEのカーボンニュートラル
4.サプライチェーン可視化の潮流とNAGASEが提供できる価値
5.サプライチェーンの可視化の具体的施策
6.サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワーク(以下、SLL)
7.化学品の共同輸送マッチングサービス
8.GHG削減製品・サービス カタログ“NEXT”の発行
9.化学品ドキュメント配付管理ツール「DocuValue(ドキュバリュー)」の提供
12節 総合セラミックスメーカーにおけるカーボンニュートラルへの取り組み
1.当社のカーボンニュートラルへの想いと具体的な目標設定
2.カーボンニュートラルに向けた推進体制
3.当社における気候変動のリスクと機会
4.SCOPE1・2〜全体概要と具体的なCO2削減施策
4.1 プランA 省エネ、プランB ものづくり関連の取り組み
4.2 プランC 創エネ(1)〜再生可能エネルギー導入の取り組み
4.3 プランC 創エネ(2)〜エネルギー創出の取り組み
4.4 プランD グリーン電力調達の取り組み
5.SCOPE3〜サプライチェーンでのCO2削減 全体概要
5.1 SCOPE3〜物流における取り組み事例
5.2 SCOPE3〜環境に配慮した製品の開発、普及
5.3 SCOPE3〜製品の具体的なCO2削減貢献量
6.炭素循環型社会の実現に向けた取り組み〜カーボンニュートラル・アズ・ア・サービス
7.当社グループ内でのCO2削減の意識向上、啓発活動の取り組み
7.1 役員における業績連動型株式報酬制度の活用
7.2 社内炭素価格制度の導入
7.3 設備導入時のICP活用について
7.4 社内炭素税と社内環境ファンドの取り組み
7.5 従業員宅の太陽光発電余剰電力の活用
7.6 お取引先さまでのCO2削減の意識向上、啓発活動の取り組み
13節 塗装工程における電力使用量の見える化とCO2排出量削減の取り組み
1.カーボンニュートラルとは
2.改正省エネ法
3.カーボンプライシング(炭素の価格付け)CO2排出企業は負担金が必要な時代に
4.カーボンニュートラル、先ずすべきコト「己を知る行動」とは
5.工業塗装の現場がカーボンニュートラルを実現するために
6.ヨーロッパの自動車メーカーの取り組み
7.カーボンニュートラルの未来に向けた取り組み
14節 航空分野における脱炭素化に向けた技術開発と政策動向
1.脱炭素化に向けた航空機設計技術
1.1 エンジン
1.2 空気力学
1.3 構造材料
1.4 革新的設計「翼胴結合機」
1.5 革新的設計「支柱つき翼」
2.脱炭素化に向けた航空機燃料
2.1 FT合成によるSAF
2.2 油脂、糖類などによるSAF
2.3 コプロセッシング製法
2.4 FT合成を利用したパワー・ツー・リキッド(PtL)
2.5 SAFの課題
3.ICAOでの脱炭素化の政策
3.1 CORSIAの概要
3.2 COVID-19による影響
4.航空のカーボンニュートラルへのロードマップ
15節 東芝グループのカーボンニュートラル実現に向けた取り組み
1.つくる
1.1 風力発電
1.2 太陽光発電
1.3 水力発電
1.4 地熱発電
1.5 原子力発電
1.6 火力発電への対応,CO2分離回収,蓄熱発電
2.おくる
2.1 直流送電(HVDC),無効電力補償装置(STATCOM:STATic synchronous
COMpensator)
2.2 交流超々高電圧送電(UHV)
2.3 系統安定化システム
2.4 送変電設備のカーボンニュートラル化「自然由来ガス変電機器」
3.ためる
3.1 蓄電システム
3.2 水素ソリューション
3.3 CO2をかえすP2C(Power to Chemicals)
4.かしこくつかう
4.1 VPP
4.2 グリーントランスフォーメーション(GX)サービス
4.3 超電導モーター
5.カーボンニュートラル化を支えるデジタル技術
16節 山口県におけるコンビナート低炭素化構想とその具現化に向けた取組
1.山口県における脱炭素化に向けた取組
2.コンビナートを取り巻く現状と課題
3.本県コンビナートの産業特性と技術(ポテンシャル)
4.コンビナートの将来像と取組の方向性
4.1 取組の3つの視点
4.2 取組の時間軸
5.地域の状況や産業特性に応じた取組の推進
5.1 岩国・大竹地域
5.2 周南地域
5.3 宇部・山陽小野田地域
6.取組の推進
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