ゴム トライボロジー セミナー
        
塗工液の調製、安定化とコーティング技術
PFASの規制動向と対応技術
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<セミナー No.410404>
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★ゴム材料特有の摩擦メカニズムとその制御方法を理解する!
★摩擦により生じる振動の発生メカニズムとその対処法!
ゴム材料トライボロジー摩擦摩耗の制御技術

■ 講師

名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学) 前川 覚 氏

■ 開催要領
日 時 【Live配信】2024年10月24日(木) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】2024年11月1日まで受付(視聴期間:11月1日〜11月11日まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【本セミナーで学べること】
・一般材料のトライボロジーについての基礎知識
・ゴム材料のトライボロジーについての基礎知識
・ゴム材料に発生する摩擦振動のメカニズムとその対策法


【講座概要】
ゴム材料は,シールやベルト,タイヤなど多くの摺動部品で使用されている重要なトライボマテリアルの一つです.ゴム材料のトライボロジーを理解するためには,トライボロジーについての一般的な基礎知識に加えて,ゴム材料特有の摩擦メカニズムを知る必要があります.本講座では,ゴムのトライボロジーの基礎から応用までをわかりやすく解説します.また,ゴムの摩擦で度々問題となる摩擦振動(スティックスリップ)について,そのメカニズムと対処法を解説します.さらには近年重要視されているゴム材料のトライボロジーのCAE解析について紹介します.

1.トライボロジーの基礎
 1.1 トライボロジーの定義
 1.2 表面の形状と接触
 1.3 見かけの接触面積と真実接触面積
 1.4 アモントン・クーロンの摩擦の法則
 1.5 トライボロジーの役割と課題

2.ゴム材料のトライボロジーの基礎
 2.1 摩擦摩耗の形態
 2.2 凝着摩擦
 2.3 ヒステリシス摩擦
 2.4 転がり摩擦
 2.5 凝着摩耗とアブレシブ摩耗
 2.6 ゴムの摩擦や摩耗の制御手法

3.摩擦振動(スティックスリップ)の発生メカニズムとその対策
 3.1 摩擦振動の分類
 3.2 静止摩擦力と動摩擦力の差により生じる摩擦振動
 3.3 動摩擦力の速度弱化により生じる摩擦振動
 3.4 摩擦振動回避のための設計指針

4.ゴムのトライボロジーのCAE解析
 4.1 CAE解析でできること,できないこと
 4.2 CAE解析に基づくゴムの摩擦の数値予測の例
 4.3 最新の研究動向

5.まとめ


【質疑応答】

ゴム 摩擦 摩耗 セミナー