オーファンドラッグ 売上予測 セミナー
                  
医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定
 
 
<セミナー No 411104 (Live配信)のみ>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 薬価制度とマーケットアクセスの将来的な政策予測を考慮した売上予測!
★ 事業性評価の精度を高めるには?


オーファンドラッグの
売上予測と事業性評価


■ 講師
【第1部】 

(株)インテージヘルスケア ヘルスケアマーケティング部
オンコロジー/スペシャリティーグループ グループリーダー 森田 十徳
 氏

【第2部】 クリエイティブ・スーティカル(株) 日本代表 大西 佳恵 氏
【第3部】 (株)Real Discovery Outdoors 代表取締役
Juniper Therapeutix(株) 代表取締役社長・研究開発本部長
(株)do.Sukasu Chief Operating Officer
小澤 郷司  氏
■ 開催要領
日 時

2024年11月26日(火) 10:30〜16:45

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】 

【第1部】 希少疾患領域における開発早期段階でのリサーチ手法

(株)インテージヘルスケア ヘルスケアマーケティング部
オンコロジー/スペシャリティーグループ グループリーダー 森田 十徳 氏

 

【講座主旨】
 
希少疾患を対象とした新薬開発の増加に伴い、市場調査の需要も高まっています。本講演では、通常の新規領域における市場調査ステップ(市場・現状把握、アンメットニーズ、売上予測、ペイシェントジャーニーの理解)を整理し、特に希少疾患に特有の難しさや課題に焦点を当てます。さらに、弊社の実例を交えつつ、調査における最善のアプローチや実践的な対処法を探ります。


【講座内容】
1.希少疾患市場の現状と市場調査のニーズ
 1.1 開発品目数の増加とリサーチニーズの変化
 1.2 市場調査における疾患領域の特徴
 1.3 市場調査におけるリミテーション

2.アンメットニーズと市場規模の評価
 2.1 希少疾患における市場特性と自社内データ活用事例
 2.2 医師や患者インサイトの補完
 ・上記各調査手法における弊社の取り組み事例
 2.3 市場規模推定における希少疾患の難しさ

3.売上予測の難しさと手法
 3.1 限られたデータからの売上予測

4.ペイシェントジャーニーの理解と調査の重要性
 4.1 希少疾患患者のジャーニー把握
 4.2 患者リクルートの課題解決策

5.弊社における取り組みと未来展望
 5.1 希少疾患の市場調査パネルの拡充
 5.2 疾患啓発の取り組み



【質疑応答】


【12:45〜14:30】   

【第2部】 オーファンドラッグの患者数・売上予測

クリエイティブ・スーティカル(株) 日本代表 大西 佳恵 氏

 

【講座主旨】
 オーファンドラッグにおける患者数予測は、将来的な売上予測だけではなく、臨床開発の計画やマーケットアクセス戦略にも重要となっている。本講演では、デスクサーチや既存の疫学・レセプトデータおよびNDBオープンデータなど様々な入手可能な情報を活用した患者数予測や、オーファンドラッグの薬価制度とマーケットアクセスの現状と将来的な政策予測を考慮し、薬価および売り上げ予測を概説する。また、Orphanetの情報を中心に世界的な希少疾患の患者数推計の推計方法や世界的な動向を紹介する。


【講演内容】


1.患者数将来予測の重要性

2.疫学文献や人口動態を用いた有病率・患者数の推計方法
 2.1 文献検索と文献情報の統合
 2.2 有病率・患者数推計
 2.3 人口動態を用いた将来予測方法

3.データベースを用いた希少疾患の患者数予測
 3.1 日本で使用可能なデータの種類と特徴
  ・疫学データ
  ・医療データ(レセプト・薬局・病院)
  ・NDBオープンデータ
 3.2 NDBオープンデータによる患者数推計
 3.3 患者数推計の留意点

4.売上予測と薬価制度
 4.1 薬価算定の方法
 4.2 医療技術評価(HTA)
 4.3 マーケットアクセスを考慮した薬価および売上予測

5.国際的な希少疾患の定義と情報
 5.1 国別の希少疾患の定義
 5.2 国際的な希少疾患の特徴と疫学指標
 5.3 Orphanetによる希少疾患別の患者数推計


【質疑応答】


【14:45〜16:45】   

【第3部】 オーファンドラッグの精度を高める事業性評価

(株)Real Discovery Outdoors 代表取締役
Juniper Therapeutix(株) 代表取締役社長・研究開発本部長
(株)do.Sukasu Chief Operating Officer
小澤 郷司 氏

 

【講座主旨】
 日本だけでなく世界的な新薬開発の流れとして、プライマリーケアではブロックバスターとなり得る化合物の創出が困難となり、がん領域および希少疾患領域での新薬開発が主流となっている。ただ、希少疾患領域ではその患者数の少なさから臨床試験自体のFeasibility、コスト、オペレーションの困難さ及び開発リスクがある。さらに、上市後に研究開発費、営業費等を回収するだけの利益が得られないかもしれないというリスクもある。どのようにしてそれら課題をクリアして、開発推進を決定するのか、オーファンドラッグの精度を高める事業性評価についてお話したい。



【講演内容】
1.日本の薬価制度と薬価算定の概要

2.オーファンドラッグの事業性評価
 2.1 そもそも事業性評価とは?
 2.2 事業性を評価する方法
 2.3 キャッシュフローと割引率
 2.4 事業性評価の流れとツール
 2.5 製薬企業における事業性評価
 2.6 売上予測
 2.7 有病率と罹患率
 2.8 市場調査
 2.9 TPP:Target Product Profile
 2.10 創薬初期からのTPP-市場調査-事業性評価
 2.11 Quality Management System(QMS)
 2.12 リスクマネジメントプロセスとツール
 2.13 デシジョンツリー分析
 2.14 NPV(Net Present Value)法によるNPV算出
 2.15 制度を踏まえたオーファンドラッグの事業性評価

3.まとめ


【質疑応答】


 

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