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【10:00〜11:30】
第1部 国内外のPFAS規制法の動向
●講師 (一社)東京環境経営研究所 所長 松浦 徹也 氏
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【講座の趣旨】
PFASは永遠の化学物質といわれるように容易に分解しない。このため,過去の廃棄,漏洩PFASが環境中で検出され問題になっている。このため水質基準なども厳しくなっているが,対象となるPFASの物質が国より異なり,メイン州のPFAS法も8月に草案がでるなど,各国の規制も動いている。
本講座では,このような状況を踏まえて主要国の法規制の動向を解説する。
【セミナープログラム】
1.POPs条約の動向
1.1 POPs条約の規制の手順
1.2 最新情報
2.OECDの基準
3.日本の法規制
3.1 化審法の手順と現状
3.2 審議会の動向
4.アメリカの法規制
4.1 TSCAのPFAS報告義務と新たなFAQによる解釈
4.2 HR 8074「2024年 永遠の化学物質規制及び説明責任法」案
4.3 気なる州法
メイン州やニューヨーク州等
5.EUの法規制
5.1 REACH規則の制限とフランス国内法
5.2 POPs規則による制限
5.3 新包装材規則案などによる規制の動き
6.その他の国の動き
6.1 カナダ
6.2 オセアニア
6.3 中国等
【質疑応答】
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【11:45〜12:45】
第2部 固相抽出-LC/MS/MS分析例とした試薬,標準物質,使用製品の使用法について
●講師 ジーエルサイエンス(株) 総合技術部 カスタマーサポートセンター 原 玲華 氏
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【講座の趣旨】
近年話題となっているPFASの分析では,製品や環境中のブランク影響を把握し, 対策することが重要となる。本講演では,PFAS分析法の一つである
固相抽出−LC-MS/MSを前提とした,製品や作業時の注意点について解説する。
【セミナープログラム】
1.PFAS分析について(LC-MS/MS中心に)
1.1 分析化学的背景から見たPFAS
1.2 PFAS分析法の種類
1.3 PFAS分析におけるLC-MS/MSカラム
1.4 効果的なシステムブランク低減法
1.5 サンプル注入における注意点
2.PFAS分析で用いる固相抽出カラム
2.1 PFAS分析で用いられる固相抽出カラムの種類
2.2 固相抽出カラム事例の紹介
2.3 固相抽出カラム操作について
2.4 クリーンアップ用固相抽出カラムの基礎情報
3.試験前の心がけ(試薬とブランク対策)
3.1 PFAS分析用試薬について
3.2サンプルと直接接触する部材に関する注意点
3.3作業員や環境からの汚染に関する注意点
【質疑応答】
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【13:30〜14:30】
第3部 大気用PFASサンプラー「FM4」を用いた大気中PFAS分析
●講師 フタムラ化学(株) 機能グループ 技術チーム 環境計量士(濃度) 島村 紘大 氏
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【講座の趣旨】
近年、PFASの環境への影響が懸念され、水質を中心に規制が進んでいる。 > 一方で、大気に関する規制は存在していないが、前駆体物質の存在などにより大気中PFAS分析の重要性が増してきている。
> 本講演では、大気用PFASサンプラー「FM4」を用いた大気中のPFAS分析方法について解説する。
【セミナープログラム】
1.はじめに
2.大気用PFASサンプラー「FM4」について
3.実環境大気の測定例
4.大気サンプリング後の各捕集材の保管方法
【質疑応答】
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【14:45〜15:45】
第4部 製品,排ガス,大気中のPFAS分析
●講師 (一財)三重県環境保全事業団 科学分析部 部長
博士(工学)・技術士(環境)・環境計量士(濃度,騒音・振動) 古川 浩司 氏
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【講座の趣旨】
現在,有機フッ素化合物(PFAS)に対し,国内外において規制が強化されており,また,その規制値は極めて低い濃度です。
本セミナーでは,高いレベルの分析精度管理が求められる製品,排ガス及び環境大気中のPFAS分析法について解説します。
【セミナープログラム】
1.PFASの基本的な構造と物性
2.製品,排ガス,環境大気中のPFAS分析(前処理工程)
2.1 製品試料に対するPFAS分析の前処理方法
2.2 環境ガス試料に対するPFAS測定の試料採取と前処理方法
2.3 環境大気試料に対するPFAS測定の試料採取と前処理方法
3.試験液の測定(LC/MS/MS及びGC/MS/MS測定)
3.1 LC/MS/MS測定
3.2 GC/MS/MS測定
3.3 測定結果の信頼性確保
【質疑応答】
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【16:00〜17:00】
第5部 PFASの環境汚染,ヒト曝露,その健康影響について
●講師 第一薬科大学 薬学部 教授 博士(社会健康医学) 藤井 由希子 氏
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【講座の趣旨】
PFASについて,環境汚染,ヒトへの曝露,その健康影響についての解説を行う。
【セミナープログラム】
1.PFASとは
2.土壌・水環境の汚染発覚の経緯
3.ヒト曝露
3.1 水道水
3.2 食品,特に食用魚介類
3.3 その他経路からの曝露
3.4 ヒト血中濃度の経年変化
4.毒性,健康影響
4.1 ヒト・動物でのクリアランス
4.2 毒性・発がん性
4.3 各国の飲料水・食品中の勧告値
4.4 各国の血中の勧告値
5.今後の課題
【質疑応答】
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