【習得できる知識】
微粒子・ナノ粒子の作製方法、表面処理方法、分散方法と各段階での分析方法に関する知識が得られ、それを用いた製品開発の基本的な進め方が習得できる。
【講座の趣旨】
シングルナノから数ミクロンまでのサイズを持つ微粒子・ナノ粒子は、単位重量当たりの表面積が大きいために、多様な機能を発現する可能性を持つ一方で、凝集しやすいという欠点を持つ。これに対し、粒子の表面処理を行うこと、分散プロセスを工夫することで、様々な用途への展開が可能となる。
本セミナーでは、受講者が微粒子・ナノ粒子の一連の製造プロセス(粒子作製 ⇒ 表面処理 ⇒
分散)に関する知識と各プロセスにおける評価方法に関する知識を身につけることで、微粒子・ナノ粒子を用いた製品開発を行う際のポイントを習得することを目指したい。
1.微粒子、ナノ粒子について
1.1 微粒子・ナノ粒子の定義
1.2 微粒子・ナノ粒子の特性
2.微粒子・ナノ粒子の作製技術
2.1 微粒子の作製
(1)ブレークダウン法
(2)ビルドアップ法
2.2 ナノ粒子の作製
(1)気相法
(2)液相法
(3)固相法
2.3 複合粒子の作製
(1)乾式法
(2)湿式法
2.4 作製した粒子の評価方法
3.微粒子・ナノ粒子の表面処理技術
3.1 微粒子の表面処理
(1)乾式法
(2)湿式法
3.2 ナノ粒子の表面処理
(1)乾式法
(2)湿式法
3.3 表面処理した粒子の評価方法
4.微粒子・ナノ粒子の分散技術
4.1 微粒子の分散
4.2 ナノ粒子の分散
(1)低粘度溶液における分散
(2)高粘度溶液における分散
4.3 分散剤の種類と使用方法
4.4 粒子の分散状態の評価方法
5.微粒子・ナノ粒子の応用(事例を交えて)
5.1 エレクトロニクス用途
5.2 光学用途
5.3 その他
【質疑応答】
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