【講演ポイント】
表面特性を自在に制御する技術は環境、生活、医療、工業など幅広い分野で重要である。高分子の化学組成や高次構造を制御することで、本来の性質を向上させる、或いは、表面に新しい機能を付与することなどが可能である。
本講演では構造制御ボトルブラシポリマーを中心に、ポリマーブラシの基礎と防汚性能について解説し、船底塗料としての応用可能性について紹介する。
【プログラム】
1.はじめに/ポリマーブラシ
1.1 ポリマーブラシの合成
1.2 ポリマーブラシの構造・物性
1.3 ポリマーブラシの防汚性能(生体汚損)
2.ボトルブラシポリマー
2.1 ボトルブラシポリマーの構造
2.2 ボトルブラシポリマーの合成
2.3 ボトルブラシポリマーの防汚性能(海洋生物汚損)
2.4 ボトルブラシポリマーの長期安定性
3.まとめと今後の課題
【質疑応答】
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