【講演概要】
地球温暖化が注目され、SDGsやカーボンニュートラルなど環境問題対策が国際的に取られるようになってきた。
特にエネルギー問題に焦点が当てられている。クリーンエネルギーを利用するということで、化石燃料を用いたシステムから電気エネルギー利用の方向へ進んでいる。
特に自動車は内燃エンジン車から電動化へと転換が始まっている。電気エネルギーを効率的に機械エネルギーに変換するためにインバータが必須である。
インバータ内部では電流を平滑にするためにコンデンサが使用され、かつ高電圧になるために耐圧が優れているフィルムコンデンサが使用される。
フィルムコンデンサは見かけは簡単に見えるが、特徴である耐圧を出すために高い技術が使用されており、新規開発も行われている。それらを解説する
【受講対象】
技術部門の方、 電子部品購買部門の方、 電源回りに関係している方、学生、
【受講後、習得できること】
電源制御の基礎知識、コンデンサに関する基礎知識
1.コンデンサの基本
1.1 コンデンサの基本性質
1.2 コンデンサの働き
1.3 コンデンサの種類
2.フィルムコンデンサ
2.1 フィルムコンデンサの構造と原理
2.2 フィルムコンデンサの特徴
2.3 フィルムコンデンサの活躍場所
3.フィルムコンデンサの技術課題
3.1 使用上の注意事項
3.2 技術課題
4.フィルムコンデンサの技術動向
4.1 小型大容量化
4.2 高耐熱化
4.3 低騒音化
5.まとめ
【質疑応答】
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