プラスチック 添加剤 セミナー
        
ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
PFASの規制動向と対応技術
 

<セミナー No 504212>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 機能発現のメカニズムから複数の添加剤を併用する場合のポイントまで詳説!

プラスチック添加剤の作用機構と使い方

■ 講師

山形大学 グリーンマテリアル成形加工研究センター 産学連携教授 博士(理学) 小林 豊 氏

【専門】高分子科学
【略歴】1985.4-2021.3 出光興産  2021.4-現在 山形大学  Society of Plastics Engineers 日本支部理事

■ 開催要領
日 時

2025年4月14日(月) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき
49,500円

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム
【習得できる知識】
プラスチックに使われている添加剤全般の知識が得られる。また、高分子との作用機構を理解することにより、適切な使い方が分かる。

【講座の趣旨】
高分子科学の入門書には、添加剤の説明はほとんど書かれていません。しかし、現実のプラスチックには必ず添加剤が使われています。この講座では、すべての添加剤を紹介します。そして、その添加剤が機能を発揮する理由を高分子の特性と併せて説明します。人間もプラスチックも同様で、複数の薬を併用するときには、十分に注意しないと、適切な効果が得られません。このように使い方についても、説明します。

1.一般に使われている高分子材料の特徴
 1.1 基礎物性の説明
  (1)構造、モルフォロジー
  (2)融解、結晶化
  (3)ガラス転移温度、緩和
 1.2 成形加工性とレオロジー特性
 1.3 劣化と耐久性
  (1)熱分解、光分解
  (2)加水分解、微生物分解

2.高分子に使われる添加剤の全体像
 2.1 酸化防止剤
 2.2 光安定剤
 2.3 PVC用添加剤(特に可塑剤)
 2.4 酸スキャベンジャー
 2.5 滑剤
 2.6 加工助剤
 2.7 アンチブロッキング剤
 2.8 スリップ剤
 2.9 アンチフォギング剤
 2.10 帯電防止剤
 2.11 抗菌剤
 2.12 難燃剤
 2.13 化学発泡剤
 2.14 架橋剤、分解剤
 2.15 色材
 2.16 蛍光白色剤
 2.17 フィラー強化材、カップリング剤
 2.18 造核剤

3.高分子と添加剤の物理と化学
 3.1 自由体積と可塑化、粘度
 3.2 溶解度と拡散、プリード
 3.3 分解、架橋、発泡
 3.4 発色と分散、内部ヘーズと外部ヘーズ

4.添加剤と添加剤の相互作用(拮抗作用)

【質疑応答】

プラスチック 添加剤 セミナー