【講演概要】
リチウムイオン電池に使う材料のなかで主要材料(いわゆる4大材料)ではないバインダーについて話を聞く機会はなかなか無いと思います。
今回のセミナーでは現行ウエットプロセスで当たり前に使われているバインダーであるPVDF及び、SBR+CMCについてなぜこのような材料を使うのか説明して行きたいと思います。
また、昨今話題のドライプロセスについて解説したいと思います。特にドライプロセスでは、バインダーが非常に重要な材料となっています。
バインダーと言う切り口からみたドライプロセスという視点で解説したいと考えています。 また、電池をやっているト避けて通れないPFAS規制についても簡単にご説明します
【受講対象】
電池業界で仕事をしている人、もしくは現地業界に興味があるけど最近話題のドライプロセス、PFASなどのテーマの初歩的な理解をしたいと言う人にお勧めです。特に専門的な知識は要りません。
【受講後、習得できること】
バインダーの基本的な考え方。ドライプロセスの基本。PFASって何?どんな問題が起こるの?という疑問にもお答えします。
1.バインダーの役割と要求特性
1.1 正極用バインダー
1.1.1 要求特性
1.1.2 なぜPVDF?
1.1.3 PVDFバインダーの種類
1.2 負極用バインダー
1.2.1 要求特性
1.2.2 なぜSBR+CMC?
1.2.3 SBR、CMCバインダーの考えかた
2.ドライプロセス
2.1 ウエットプロセス
2.2 ドライプロセス
2.2.1 Polymer Fibrillation
2.2.2 Dry Spraying Deposition
2.2.3 Cray Electrode
2.3 バインダーから見たドライプロセス
3.PFASについて
【質疑応答】
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