定量NMR バリデーション セミナー
                  
NMRによる有機材料分析とその試料前処理、データ解釈
 
 
<セミナー No 505103 (Live配信)のみ>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 定量NMRの分析操作上のポイント、メソッドバリデーションの具体例の紹介!


三極薬局方に沿った定量NMR法と分析法バリデーション


■ 講師
【第1部】  国立医薬品食品衛生研究所 名誉所長 合田幸広 氏
【第2部】 日本電子(株) NM事業ユニット NM企画部 スペシャリスト 末松 孝子 氏
【第3部】 富士フイルム和光純薬(株) マテリアル開発センター リファレンスマテリアルG グループ長(主席研究員) 三浦 亨  氏
■ 開催要領
日 時

2025年5月20日(火) 10:30〜16:15

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】 

【第1部】 医薬品の品質保証と定量NMR

国立医薬品食品衛生研究所 名誉所長 合田幸広 氏

 

【講座主旨】
 医薬品の品質保証の基本は、有効成分と不純物の定量といえます。医薬品の品質保証分野において、定量NMRがどのように導入され、どのように応用されつつあるか。日本の定量NMR研究をリードしてきた研究者が、これまでの研究成果を踏まえ、定量NMRについて概説するとともに、今後の展望について話します。



【講座内容】
・定量NMRとは
・日本薬局方における定量NMR
・定量NMRの特徴と注意点
・定量NMRの経済性
・医薬品メーカーでの利用例
・定量NMRの今後



【質疑応答】


【13:00〜14:30】   

【第2部】 定量NMRの基礎と実践

日本電子(株) NM事業ユニット NM企画部 スペシャリスト 末松 孝子 氏

 

【講座主旨】
 有機化合物の定量法としてのNMRの利用は、分析操作の利点や信頼性の高さなどから活用が広がっています。セミナーでは他の定量法との違いなど定量NMRの基礎的な理解に触れつつ、実際に分析を行う操作上のポイントについて解説します。


【講演内容】


1.NMRによる定量分析とは
 ・NMRによる定量分析で、できること
 ・NMRで定量分析ができるわけ
 ・分析法としてのこれまでと現状、そして期待

2.分析操作のエッセンス (1H-NMR, 内標準法を中心として)
 ・内標準法と外標準法
 ・試料調製
 ・測定
 ・処理・解析

3.まとめ
 ・はじめる準備


【質疑応答】


【14:45〜16:15】   

【第3部】 定量NMR法での分析法バリデーション

富士フイルム和光純薬(株) マテリアル開発センター リファレンスマテリアルG グループ長(主席研究員) 三浦 亨 氏

 

【講座主旨】
 定量NMRはSIトレーサブルな定量手法であることから、昨今では医薬品分析分野にも広がりを見せており、その利用が増えるにつれてメソッドバリデーションの重要性が高まっている。本講演ではUSP General Chapter <731>などを参考にしたメソッドバリデーションを中心に、具体例をご紹介させて頂きます。


【講演内容】

1. Traditional Approachのご紹介
 @ 分析能パラメータ
 A 直線性
 B 併行精度
 C 室内再現精度
 D 真度
 E 範囲
 F 頑健性

2. Enhanced Approach(AQbDを活用したライフサイクルアプローチ)のご紹介
 @ 分析法目標プロファイル:Analytical Target Profile(ATP)
 A ステージ1 Procedure Design
 B ステージ2 Procedure Performance Qualification(PPQ)
 C ステージ3 Ongoing Procedure Performance Verification(OPP)
 D デザインスペース:Method Operatable Design Region(MODR)
 E 分析法管理戦略:Analytical Control Strategy(ACS)


【質疑応答】



 

定量NMR バリデーション セミナー