高分子 熱膨張 セミナー
        
エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
ポリマーアロイ/ブレンドにおける 相溶性・分散条件の設計,評価応用
 
<セミナー No.505201>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★寸法の歪み,応力集中,複合材や異種材料接合部の「剥がれ」の発生メカニズムとは?

★添加剤や熱膨張調整剤,共重合体やブレンドの利用,冷却や加熱制御などの低膨張技術とは?


高分子複合材料熱膨張メカニズムと低膨張化


■ 講師



 
東京科学大学 副学長 物質理工学院 教授 工学博士 扇澤 敏明 氏
■ 開催要領
日 時

2025年5月12日(月) 10:30〜15:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【講座の趣旨】

  熱膨張挙動は物質の最も基本的な物性の1つであり,密度に関連する全ての物性に影響を及ぼす。 それゆえ,学術的な面からだけでなく工業的にも大変重要である。特に,どのような材料においてもさまざまな温度環境下での使用に 際し,材料の熱膨張係数の低減が大きな課題であることから,熱膨張機構を踏まえた上で材料への応用展開を図る必要がある。 それゆえ,なぜ熱膨張するのかといった熱膨張機構の基礎から種々の材料における熱膨張挙動の特徴について概説する。  そして,低熱膨張材料を設計する場合の指針となることを趣旨とする。


【セミナープログラム】

1.熱膨張の基礎
  1.1 熱膨張の原理 
    〜物質はどのように熱膨張するのか〜

  1.2 高分子の熱膨張 
    〜高分子は他の物質と同じ原理で膨張するのか〜

  1.3 自由体積とは? 
    〜定義,測定法と熱膨張とのかかわり〜

  1.4 高分子の熱膨張機構 
    〜熱膨張機構を基にした抑制原理〜

  1.5 熱膨張挙動とその他の物性との関係 
    〜屈折率など〜


2.熱膨張測定の基礎
  2.1 線膨張係数 
    〜定義と測定法〜

  2.2 体膨張係数 
     〜PVT挙動〜


3.種々の材料の熱膨張挙動と熱膨張係数
  3.1 各種高分子 
     〜膨張係数の特徴〜

  3.2 繊維 
     〜負の熱膨張係数〜

  3.3 高分子系複合材料 
     〜複合則と複合例〜


4.材料の低線膨張化
  4.1 成形加工とPVT挙動 
    〜成形加工プロセスとのかかわり〜

  4.2 プレス延伸法 
    〜汎用樹脂及び透明樹脂の低線膨張化〜


【質疑応答】



※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前までに
「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ頂けましたら,
講演中に対応させて頂きます。

 

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