電気 化学 セミナー
        
EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
リチウムイオン電池の長期安定利用に向けたマネジメント技術
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<セミナー No.505425>
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★ 装置使用法、測定時の注意、ボルタモグラムやインピーダンスの解析事例を詳解!

電気化学測定の基礎と

実験データの解釈のポイント


■ 講師

神奈川大学 化学生命学部 応用化学科 教授 博士(理学) 松本 太 氏

■ 開催要領
日 時 【Live配信】2025年5月28日(水) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】2025年6月6日まで受付(視聴期間:6月6日〜6月16日まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講座概要】
これから、燃料電池、リチウムイオン電池、腐食、センサーなどの研究を始める人たちに十分に役に立つように電池化学の基礎の基礎から講義します。最新の研究に使われている様々な電気化学測定法も解説し、押さえておかなければならない基本原理が身につけられるように詳しく説明します。電気化学の基礎がわかれば様々な研究にスムーズに入ることができます。どうも電気化学が苦手だなと思っている方、是非ご参加ください。

【受講対象】
電気化学測定法をこれから学ぼうとしている方、ちょっと学んでみたが難しいと思って挫折しそうな方、もう一度、一から勉強してみようと考えている方

【受講後習得できること】
電気化学測定法の測定法、
ボルタモグラムの見方・考え方、
電気化学反応の速度論的解析方法、
電極/溶液界面の各種解析方法の実際

1.電気化学の基礎
 1.1 電池・電気分解から始める電気化学の基礎の基礎
 1.2 電気化学反応の速度論/バトラー・ボルマーの式の中身を理解する
 1.3 電気化学反応の中身:電子移動過程と物質移動過程
 1.4 電極/溶液界面の構造:電気二重層の概念
 1.5 電気化学測定装置の基礎
 1.6 速度論の基礎の基礎:ターフェル式の利用
 1.7 定電位ステップで物質の拡散係数を見積もる
 1.8 定電流ステップで物質の濃度を測定する

2. サイクリックボルタンメトリー
 2.1 電気化学反応の可逆系と非可逆系でのボルタモグラムの違いを理解する
 2.2 電気化学反応の精密解析法の理解
 2.3 均一系化学反応が組み合わさった場合の電気化学反応がどのようなボルタモグラムを示すか
 2.4 測定法の注意事項

3.交流インピーダンス法の基礎と実際の応用例
 3.1 電気化学インピーダンス法とは?
 3.2 電気化学反応と電気化学インピーダンスの関係
 3.3 測定装置(ポテンシオスタット,FRA)
 3.4 回路素子(抵抗・コンデンサ・コイル)の説明
 3.5 電気化学インピーダンススペクトルの解釈
 3.6 抵抗、コンデンサ、コイルのインピーダンススペクトル
 3.7 インピーダンスの合成
 3.8 CPEを含む等価回路
 3.9 拡散のインピーダンス
 3.10 電気化学反応の等価回路の考え方
 3.11 データと等価回路のフィッティングの行い方
 3.12 最近のインピーダンス測定を用いた研究事例の紹介


【質疑応答】

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