【講座の趣旨】
ChatGPTをはじめとする生成AIは、日々進化を続けており、瞬く間に新機能や性能改善が 進んでいきます。業務での利用では、インターネットの検索の代替ツールとしての使い方が定着し始め
ているようにも思います。一方で、生成AIをコア業務に活用できるのではないかと思っていても、具体
的にどう活用したらよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。特に、正確さが求められ
る「ものづくり」の業界においては、生成AIを設計や開発の業務に取り入れることにピンとこない方も
いらっしゃると思います。しかし、製品開発の現場こそ、生成AIは大変便利なツールとして活かすこと
ができると考えられます。 そこで、本講座では、生成AI初級者向けに、生成AIのキホンとChatGPTの
最近アップデートされた機能を概説します。そして、ChatGPTの特徴的な機能である「GPTs」を用い
て、設計者や開発者が、設計プロセスのなかでどう活用することができるのかを分かりやすく解説しま
す。また、GPTsを利用することで起こり得るトラブルとその注意点についても解説します。
【講座内容】
1.文章生成AIの種類と仕組
1.1 文章生成AIの種類(ChatGPT、Bing、Gemini等)
1.2 文章生成AIのしくみ
2.ChatGPTのUIと機能
2.1 AIモデル(無料版と有料版の違い)
2.2 プロジェクト
2.3 ツール
2.4 音声モード
3.「GPTs」とは
3.1 GPTsの概要
3.2 GPTsでできること
3.3 PTsの構築方法
3.4 作ったGPTsの公開について
3.5 ファイルアップロードの概要
3.6 アクションの概要
4.GPTsによる過去トラ・ノウハウ活用の仕組化
4.1 過去トラブルリストの学習
4.2 市場事故事例情報の学習
4.3 指摘事項リストの学習
5.構築したGPTsによる仕組みの活用法
5.1 設計時の壁打ち相手としての活用法
5.2 FMEAのひな形作成としての活用法
5.3 チェックリスト作成としての活用法
5.4 仮想的なデザインレビューとしての活用法
6.GPTs使用上の注意点
6.1 情報セキュリティ上の注意点
6.2 知的財産権上の注意点
【質疑応答】 |