【講師略歴】
2004年、東北大学大学院工学研究科を修了 博士(工学)。
NIFS LHDで核融合の高エネルギー粒子の閉じ込めに関する研究。
2004年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入社。
リモートセンシング衛星2機の開発プロジェクトに従事。概念設計から打ち上げ運用まで全プロセスを経験。
2012年、株式会社日本総合研究所に入社。
政府が進める人工衛星の整備、官民の宇宙ビジネスに係る業務に従事。
その後、現活動に至る。
【講演趣旨】
本講演では、国内外の宇宙ビジネスの主要動向を紹介しながら、現在の宇宙ビジネスの潮流を整理します。そして、その潮流から将来どのようなビジネスになっていくのかを予想します。その内容を網羅した上で、どのように宇宙ビジネスに関する情報を入手したらいいのか、どの分野にどのように参入し、商業化に向けて始動したら良いのか、どのようにネットワークを築いていったら良いのか、貴社が宇宙ビジネスへと参入するために必要な情報を主観を含めてご提示したいと思います。
【講演項目】
1.はじめに
2.宇宙ビジネスの全体像
2-1.宇宙ビジネスの市場規模
2-2.日本と世界の宇宙国家予算、近年の日本の予算の動向
2-3.日本の宇宙政策
2-4.宇宙戦略基金など
2-5.日本の宇宙法
2-6.日本の宇宙工程表
2-7.宇宙ビジネスの種類
3.国内外宇宙ビジネスの主要動向から言えることと将来予測
3-1.輸送ビジネス(ロケット等)分野
3-2.衛星分野
3-3.データ活用ビジネス分野
3-4.軌道上衛星ビジネス分野
3-5.宇宙旅行・有人宇宙分野
3-6.惑星ビジネス分野
4.国内外の注目企業とスタートアップ企業
5.宇宙ビジネス関連の情報源
5-1.宇宙ビジネス関連の情報源の紹介
5-2.宇宙ビジネス関連の情報収集テクニック
6.宇宙ビジネス参入の考え方
6-1.信頼性品質、軌道上実績
6-2.参入検討の具体的手法の一例
6-3.参入検討に活用できる情報源
6-4.参入のリスクと商業化のポイント
6-5.参入障壁の乗り越え方
6-6.宇宙ビジネスのネットワーク作り
7.まとめ
【質疑応答】
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