新規事業 商品開発 活用
        
『生成AIによる業務効率化と活用事例集』
『実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法』
 
<セミナー No.506513>

【Live配信】

★市場調査、分析、アイデア創出、設計...各段階で生成AIを活用するポイントとは!!
★エージェンティックAIとは何か! 商品開発にどのように活用するか!!



新規事業テーマ、アイデア創出における生成AIの創造的活用


■ 講師
1.

九州大学 大学院芸術工学研究院 准教授 徳久 悟 氏

2. 日本橋知的財産総合事務所 代表弁理士 加島 広基 氏
3. イグニション・ポイント(株) 執行役員 パートナー
        コンサルティング事業本部デジタルユニット責任者 羽間 裕貴 氏
4. NEC(日本電気(株)) AIビジネス・ストラテジー統括部 リードデータサイエンティスト 志村 典孝 氏
■ 開催要領
日 時

2025年6月16日(月) 10:00〜17:20

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき66,000円(消費税込み、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい。

■ プログラム

<10:30〜12:00>

【第1部】生成AIを活用した新規事業構築プロセス:調査から評価までの包括的活用

九州大学 徳久 悟 氏

【講演趣旨】
本講演では、生成AIを事業開発の各段階で戦略的に活用する方法を紹介する。まず市場調査においては、生成AIによるマクロ環境分析、業界分析、トレンド分析予測を通じて、事業機会を浮き彫りにする。調査・分析段階では、フィールドワーク計画からテキスト分析までをサポートする。アイデア創出段階では、多角的な視点からアイディアを生み出すだけではなく、アイディアの定量的評価を行う。設計段階では、顧客像や時系列の顧客体験デザイン、画面設計のプロトタイピング手法を紹介する。最後に、生成AIとのコンセプト評価やユーザテストの協働についても言及する。生成AIは単なる効率化ツールではなく、価値共創パートナーとして協働することで、イノベーションプロセス全体を変革する可能性を秘めている。

【講演項目】
1.はじめに:生成AIと事業開発の新たな関係性

2.市場調査におけるマクロ環境分析の高度化

3.業界構造分析の深化と体系化

4.市場トレンド分析と未来予測

5.フィールドワーク計画の最適化

6.定性データ分析の効率化と深化

7.アイデア創出のための多角的発想法

8.アイデアの定量的評価フレームワーク

9.顧客像(ペルソナ)の具体化プロセス

10.カスタマージャーニーの時系列設計

11.UI/UXデザインのプロトタイピング

12.評価設計と結果分析

13.組織と生成AIの協働体制構築

14.事例紹介

15.おわりに:イノベーションプロセスの変革

【質疑応答】


<12:30〜14:00

【第2部】生成AIによる新規事業のアイデア出しと特許情報・SNSとの組み合わせ方

日本橋知的財産総合事務所 加島 広基 氏

【講演趣旨】
本講演では、生成AIと特許情報を活用して、新しいビジネスの可能性を広げる手法をご紹介します。漠然としたアイデアを具体的な事業へと発展させるためのイノベーションアプローチを取り上げ、時代をリードする技術革新の中で新たな価値を生み出す方法をお伝えします。近年、企業規模にかかわらず新規事業の展開が企業成長の鍵となっており、生成AIと特許情報を戦略的に組み合わせることで、曖昧な発想を現実のビジネス機会に変えるプロセスを、具体的な事例を用いて解説します。

【講演項目】
1.生成AIの登場によって激変するビジネス状況
 1-1.生成AIとは何か? 〜従来のAIとの違い〜
 1-2.ビジネスにおける生成AIの活用事例
 1-3.生成AIと特許情報の融合がもたらす価値
 1-4.今後の社会・業界への影響と展望

2.生成AI×特許情報による新規事業アイデア創出テクニック
 2-1.新規事業を生み出すための基本ステップ
 2-2.特許情報から発想を得る「パクリ」テクニック
 2-3.他社の特許情報を活用する方法
 2-4.自社の特許情報を再活用する方法
 2-5.SNSとChatGPTによる潜在ニーズの抽出方法
 2-6.事例で学ぶ:特許情報を起点としたアイデアの拡張

3.生成AIを活用したR&Dテーマ創出と知財分析支援ツール
 3-1.生成AIによる発明文案生成の仕組みと実演
 3-2.AI特許文書分析サービス「Summaria」の紹介
 3-3.特許検索・文案生成ツール「Tokkyo.AI」の使い方
 3-4.アイデア創出プラットフォーム「ideaflow」の事例
 3-5.ChatGPT×特許情報で提案書を自動作成する方法

4.オープンイノベーションの時代における知財戦略
 4-1.オープンイノベーション活動のプロセスと課題
 4-2.連携先の探索における特許情報の活用法
 4-3.連携提案書の作成と「価値創造メカニズム」
 4-4.特許情報を使って協業候補を効率的に絞り込む方法
 4-5.INPITなどの支援事例紹介

5.知財戦略による参入障壁の構築と競争優位の確保
 5-1.知財を使った「差別化」と「コストリーダーシップ」戦略
 5-2.模倣を防ぐための知財活用術 ?UI・UXの特許取得?
 5-3.ビジネスモデル特許の活用と事例(Luup等)
 5-4.競合の出願傾向分析によるポジショニング戦略
 5-5.「雪見だいふく」に学ぶ知財による市場独占の実例

【質疑応答】


<14:10〜15:40

【第3部】生成AIを活用した情報収集、分析と新規事業創出

イグニション・ポイント(株) 羽間 裕貴 氏

【講演趣旨】
生成AIの進化は、働き方に大きな変革をもたらしています。特に新規事業創出においては、情報収集や分析業務の効率化が期待される一方、AIを最大限に活用するには「問いを立てる力」が不可欠です。適切な問いと指示がなければ、生成AIを用いても本質的な価値創出は困難です。本講演では、新規事業創出における情報収集・分析業務に焦点を当て、生成AIの具体的な活用方法と、成果を出すための重要なポイントを解説します。AI時代をリードするための実践的な知識とスキルを提供します。

【講演項目】
1.生成AIを活用した新規事業創出のアプローチ

2.生成AI活用ユースケース

3.生成AIを活用した新規事業創出に おける留意点

4.生成AI 時代に必要なマインドセット

【質疑応答】


<15:50〜17:20

【第4部】Agentic AIを活用した商品開発の高度化
       〜AIクラフトビール「人生醸造craft」開発事例にみる生成AIの創造的活用〜

NEC(日本電気(株)) 志村 典孝 氏

【講演趣旨】
近年、AI技術は急速に発展し、商品開発においても新たな可能性が期待されています。NECではこれまで「AI(愛)のプリン」「恋AIパン」などAIを用いた商品開発に取り組み、今年は2020年に発売した「人生醸造craft」をアップデート。生成AIをベースとするAgentic AIを用いて、ビールのレシピ案作成のための分析や情報収集などの一連の業務を自律的に実行し、高度化しました。これらのプロジェクトを通じて、職人の創造力とAIの力がどのように融合し、新たな顧客体験を生み出してきたかをお伝えします。

【講演項目】
1.AI商品開発の概要

2.「AI(愛)のプリン」 

3.「恋AIパン」

4.「人生醸造craft」
 4-1.Agentic AIとは
 4-2.開発の流れ
 4-3.AIはツールからBuddyへ
 4-4.生成AI「cotomi」が導くペルソナ
 4-5.生成AIによる商品紹介文
 4-6.生成AIによる小説生成

5.AI商品開発のメリット

6.商品開発支援ソリューションご紹介

7.AI商品開発の展望

【質疑応答】

生成AI・AI アイデア創出 セミナー