患者インサイト調査、ペイシェントジャーニー実務セミナー|製薬企業向け

                  
 
出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
 
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患者インサイトと行動変化の構造をいかに読み解く?

 製薬企業における戦略立案や意思決定に活かすための分析手法と実践的アプローチを解説。

患者インサイト・行動変化分析と戦略立案への活用

―医薬品開発・マーケティング担当者のための実践論―


■ 講師
【第1部】 

(株)シード・プランニング 専務執行役員 佐々木 岳 氏

【第2部】

(株)社会情報サービス 調査事業 PMR局 兼 ヘルスケアインテリジェンス局 シニアアドバイザー 大澤 一範 氏

■ 開催要領
日 時

2025年8月27日(水)13:00〜17:15
 
【アーカイブ(録画)配信】
  2025年9月5日(金)まで申込受付(視聴期間:9月5日〜9月15日まで)

会 場

Zoomを利用したLive配信 or アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
 セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

聴講料

聴講料 1名につき49,500円(消費税込/資料付き)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44,
000円〕
 〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度が
あります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【13:00〜15:00】

【第1部】 定性・定量調査による患者行動・心理の把握・理解と戦略への活用

(株)シード・プランニング 専務執行役員 佐々木 岳 氏

 

【講座主旨】

Patient Centricityが医薬品・医療機器など医療関連企業の理念の根幹をなし、Patient Experienceをより良くすることによって患者と企業とのエンゲージメントを高めることが医薬品マーケティングの重要な領域になってきている。
そのために、定性的インタビュー調査により患者のアンメットニーズを掘り起こすPatient Journeyは有用なツールとなりうる。
本セミナーでは、医薬品マーケティング戦略に活用できるPatient Journeyの作り方と、戦略に活かしていくポイントについて理解を深める機会としたい。

【講座内容】

◆インサイトとは?

 ・インサイトとは?
 ・アンメットニーズの視点

◆アンメットニーズを掘り起こすには

 ・カスタマーへの理解を深める
 ・異視点からの掘り起こし

◆Patient Centricity, Patient Experience, Patient Journey

 ・なぜPatient Centricityか?
 ・Patient Journeyの意義

◆患者行動・心理を明らかにするリサーチ手法

 ・マーケットリサーチの種類、定性踏査と定量調査
 ・ペイシェントジャーニーを明らかにしてUMNを探る手法
 ・定性調査設計、実施、分析のポイント
 ・定量調査設計、実施、分析のポイント

◆患者行動・心理の戦略への活用

 ・ペインポイント、ゲインポイント、タッチポイントの理解
 ・医療提供者と患者、異視点のギャップから機会を見出す

【質疑応答】

===講師プロフィール======================

専門分野:ヘルスケアマーケットリサーチ&コンサルティング

略歴・活動・著書など:
・2020年シード・プランニング入社、以来メディカル(ビジネス・インサイト)領域をリード
・消費財・メディア関連調査からキャリアをスタートし、1995年からはメディカル領域で国内外のリサーチとコンサルティングに従事
・アンテリオ(現インテージヘルスケア)、社会情報サービス、TNSヘルスケア(現カンター)、シノベイトヘルスケア(現イプソス)など国内外の主要な医療系マーケットリサーチ会社で要職を歴任

 

【15:15〜17:15】

【第2部】 ペイシェントジャーニーの分析・変化予測と戦略への活用

(株)社会情報サービス 調査事業 PMR局 兼 ヘルスケアインテリジェンス局 シニアアドバイザー 大澤 一範 氏

 

【講座主旨】

質の高いマーケティング戦略の策定には、3C分析が重要視されていますが、その中で、市場に関する詳細な現状把握と適切な将来予測は不可欠です。ペイシェントジャーニーを作成することにより、市場の全体像を俯瞰しつつ、戦略上のボトルネックの特定および解決策の発見が可能となります。また、患者インサイトをペイシェントジャーニーと関連付けることで、将来的な市場動向の予測精度が向上します。本セミナーでは、冒頭でペイシェントジャーニーが戦略立案に不可欠な理由を説明し、ペイシェントジャーニーの分析において重視すべき点について触れた後、現状把握と将来予測の具体的方法を提示します。そして最後に、ペイシェントジャーニーの戦略への活用方法を説明し、まとめとしたいと思います。

【講座内容】

1.なぜ、ぺイシェントジャーニーが戦略立案に欠かせないのか?

 1.1 パイプライン製品の戦略立案とぺイシェントジャーニー
 1.2 製品導入の戦略立案とぺイシェントジャーニー

2.ぺイシェントジャーニーの分析で欠かせないこと

 2.1 網羅的にマッピングする
 2.2 起こっていることの背後にある理由について把握する
 2.3 患者の数だけでなく背景理由についても定量的に把握する

3.ペイシェントジャーニーの現状を把握する方法

 3.1 セカンダリーデータの活用
 3.2 プライマリー市場調査の活用

4.ペイシェントジャーニーの将来を予測する方法

 4.1 PEST分析とペイシェントジャーニー
 4.2 PEST分析結果の定量化

5.ぺイシェントジャーニーの戦略への活用

 5.1 市場機会と意思決定
 5.2 市場機会の感度分析

【質疑応答】

===講師プロフィール======================

専門分野:医薬マーケティング

略歴・活動・著書など:
1984年3月に東京薬科大学修士課程卒業
1984年4月に中外製薬(株)に入社、2015年12月に武田薬品工業(株)に入社、製薬企業では、主に、製品・疾患領域のマーケティングを担当。現職は、株式会社社会情報サービスのシニアアドバイザーと株式会社ヘルスケアコンサルティングの顧問