マイクロ ディスプレイ セミナー
        
非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
ペロブスカイト太陽電池の開発動向と特性改善
 
<セミナー No.508452>
【 アーカイブ配信】 (2025年8月4日(月) Live配信の録画配信です)

★ポリマーの屈折率を上げるための考え方と用途、使う目的に合わせた高屈折率化の具体的手法を学ぶ
高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法

■ 講師

関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 教授 博士(工学) 工藤 宏人 氏

■ 開催要領
日 時 【アーカイブ(録画)配信】 2025年8月18日まで受付(視聴期間:8月18日〜8月28日まで)
 
※2025年8月4日(月) Live配信の録画配信です)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【本講座で学べること】
・ポリマーの屈折率の測定方法
・高屈折率材料の開発方法と応用
・高屈折率材料の合成方法
・高屈折率材料の物理的特性の評価方法


【講座概要】
ポリマーの屈折率は、ローレンツ・ローレンツの式で表されるように、ポリマーを構成する分子屈折率と密度に依存される。ポリマーの屈折率を上昇させるには、分子屈折率の高い元素をポリマーに付与すればよい。また、屈折率の測定方法は、アッベ屈折計による方法、エリプソメーターによる方法、プリズムカップラーによる方法と、三種の方法がある。このことは、高屈折率材料を応用する用途により、測定方法を選択するする必要がある。高屈折率材料をどのような用途に応用し、それはどのような分子設計をすべきなのかを、ポリマーの合成法から解説する。

1.ポリマーの屈折率の測定方法
 ・屈折率の原理
 ・アッベ数
 ・測定方法

2.高屈折率ポリマーの開発例
 ・プラスチックレンズ材料の開発例
 ・ストランドの作成方法
 ・マイクロレンズへの応用

3.含硫黄ポリマー
 ・合成法
 ・性質
 ・屈折率制御

4.特殊構造高分子とそれらの物理的特性
 ・ケイ素元素を有する高密度なポリマーの合成
 ・屈折率特性

5.高アッベ数ポリマーの分子設計
 ・原理
 ・分子設計方法

6.含テルルポリマーの合成と屈折率特性
 ・合成法
 ・屈折率と性質

7.含ヨウ素ポリマーの合成と屈折率1.8以上のマイクロプラスチックレンズ材料の可能性
 ・合成法
 ・屈折率と性質

8.屈折率変換材料の開発
 ・合成法
 ・屈折率変換の原理
 ・測定


【質疑応答】

高屈折率 ポリマー 樹脂 セミナー