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【講演趣旨】
生成AIの活用は「実験」から「本格実装」のフェーズへ移行しています。本セミナーは二部構成で行います。前半の【事例・戦略編】では、オムロン全社プロジェクト「AIZAQ」及びそこから発展した生成AIを基盤とする「司令塔」としての知財戦略を紹介します。 後半の【技術・実践編】では、GeminiやNotebookLMといった汎用ツールの高度な活用法や、AIエージェントを自ら構築するためのコーディング技術について、実演を交えて解説します。組織変革と個人のスキル向上、双方の視点から知財DXの最適解を探ります。
【講演項目】
【第1部:オムロン事例・組織変革編】(講師:吉田隆彦 氏)
1.オムロンにおける生成AI活用の全社的アプローチ「AIZAQ」
1.1 経営トップダウンと現場ボトムアップの融合戦略
1.2 知財部門における人材育成とリテラシー向上策(レベル別認定制度)
1.3 「実験」から「本格導入」へ至る変遷プロセス
2.生成AI業務プロセス革新プロジェクトと実務適用
2.1 業務のプロンプト化・共有・プロセス組込(義務化)のロードマップ
2.2 中間処理(拒絶理由応答)における工数削減の実証結果
2.3 知財部門の役割再定義と「司令塔」への進化
【質疑応答】
【第2部:汎用ツール活用・技術実践編】(講師:熊巳創 氏)
3.生成AI・AIエージェント活用の最前線
3.1 AIエージェントの進化
3.2 知財実務における「汎用LLM」活用の勘所
3.3 GeminiとNotebookLMの活用方法
4.知財AIエージェントの構築とコーディングの基礎
4.1 なぜ知財部員にプログラミング(Python等)が必要なのか
4.2 API連携による自律型エージェントの仕組み
4.3 既存ツールでは手が届かない業務を自動化する実装テクニック
【質疑応答】
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