エマルションの安定化技術とそのトラブル対策 セミナー
                           
エマルションの安定化のための新しい調製技術と評価
 
 

<セミナー No 603102>

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★ エマルションの経時安定性の評価、トラブルの具体例
★ 安定性の高い分散系を設計するための実践的な考え方を解説!


エマルションの安定化技術とそのトラブル対策


■ 講師
コスメスクリプトコンサルティング 代表 岡本 亨  氏
■ 開催要領
日 時

【Live配信】2026年3月9日(月) 10:30〜16:30 8
【アーカイブ(録画)配信】 2026年3月18
日まで受付(視聴期間:3月18日〜3月28日まで)

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座の趣旨】
 乳化技術は、化粧品、食品、医薬品、化学工業など多岐にわたる分野で不可欠な基盤技術です。油と水といった本来混ざり合わない成分を均一に分散させるこの技術には、「うまく乳化できない」「時間とともに分離してしまう」といった課題に直面することも少なくありません。本講義では、乳化の基本原理を支える界面コロイド化学の理論的な背景をわかりやすく解説しながら、安定性の高い分散系を設計するための実践的な考え方を解説します。


◆習得できる知識
 ・乳化を理解するための界面コロイド化学
 ・実際の事例にもとづいた乳化技術の理解
 ・乳化に関するトラブルとその解決方法


【講座内容】

1.乳化を理解する
 1.1 乳化とは
  1.1.1 相図から理解する(ミセル、マイクロエマルション、エマルション)
  1.1.2 粒子の大きさから理解する
  1.1.3 乳化・可溶化の設計のポイント(作り方と安定性)
 1.2 界面活性剤
  1.2.1 界面活性剤の種類と特徴
  1.2.2 界面活性とミセル形成
  1.2.3 クラフト点
  1.2.4 曇点
  1.2.5 HLB
  1.2.6 自己組織体の形成
  1.2.7 臨界充填パラメーター
 1.3 乳化を理解するための相図の基礎
  1.3.1 相図の基本を理解する
  1.3.2 2成分系の相図
  1.3.3 3成分系の相図
  1.3.4 相図で乳化プロセスを分析

2.エマルションの調製と安定化のポイント
 2.1 エマルションを上手くつくるには
  2.1.1 適切な界面活性剤の選択
  2.1.2 調製プロセスの最適化
 2.2 エマルションを安定に保つには
  2.2.1 エマルションの破壊はどのように進むのか
  2.2.2 クリーミング
  2.2.3 凝集
  2.2.4 合一
  2.2.5 オストワルドライプニング

3.さまざまな乳化技術
 3.1 微細エマルションの調製技術
  3.1.1 転相乳化法
  3.1.2 D相乳化法
  3.1.3 PIT温度乳化法
 3.2 ナノエマルションの調製技術
 3.3 液晶をもちいた乳化技術
 3.4 αゲルを用いた乳化技術
 3.5 高分子を用いた乳化技術
 3.6 結晶を用いた乳化技術
 3.7 ピッカリングエマルション

4.エマルションの不安定化と評価
 4.1 エマルションの経時安定性の評価
 4.2 エマルションのトラブルの具体例


【質疑応答】


略歴
1985年株式会社資生堂入社。メーキャップ製品の開発に携わる。1990年より乳化、可溶化技術の研究開発ならびにスキンケア製品の開発に従事し、エマルションの形態制御に関する研究、基剤塗布膜の研究、経皮吸収に関する研究などに取り組む。
2025年 同社退社の後、コスメスクリプトコンサルティングを開業、技術コンサルタントとして活動をはじめる。
主な受賞歴に日本化粧品技術者会優秀論文賞(2007年)、日本油化学会オレオサイエンス賞(2008年)、日本薬剤学会製剤の達人:The Master of Pharmaceutical Technology(2013年)、油脂工業会館油脂技術論文優秀賞(2017年)など。
著書に「香粧品製造学・技術と実際」(Fragrance Journal 編集部編)など。