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【講座の趣旨】
研究や産業で用いられる溶媒の種類、特徴、問題点を解説した上で、従来の溶媒を代替するグリーン溶媒の特長、活用事例について紹介する。特に、有機合成溶媒としての活用、制限と適用範囲、溶媒の安定性や分解機構について、具体例を挙げながら紹介する。また、今後の活用が期待されるグリーン溶媒および展望を述べる。
【習得できる知識】
従来利用されている溶媒の種類や問題点を把握するとともに、代替可能なグリーン溶媒の特長や応用性を習得できる。また、様々なケースでグリーン溶媒を適用できるかどうかについて、有機化学的な視点で考察する知識を習得できる。
1.溶媒の基礎知識
1-1 溶媒の役割、産業での利用状況
1-2 溶媒の構造、分類
1-3 分類に基づく溶媒の特徴
1-4 従来溶媒のグリーン度評価と問題点
2.グリーン溶媒
2-1 グリーン溶媒12の基準
2-2 グリーン溶媒の種類、構造
3.エーテル系グリーン溶媒
3-1 エーテル系グリーン溶媒の構造と特徴
3-2 2-メチルテトラヒドロフラン (2-MeTHF)
3-3 シクロペンチルメチルエーテル (CPME)
3-4 4-メチルテトラヒドロピラン (4-MeTHP)
3-5 エーテル系グリーン溶媒の有機合成への活用事例
3-6 エーテル系グリーン溶媒の問題点:微量分解と不適合性
4.非プロトン性グリーン極性溶媒
4-1 非プロトン性極性溶媒の性質
4-2 従来の非プロトン性極性溶媒の問題点
4-3 非プロトン性グリーン極性溶媒の構造と特徴
4-4 非プロトン性グリーン極性溶媒の有機合成への活用事例
5.グリーン溶媒の総括と展望
5-1 グリーン溶媒の環境適合性評価
5-2 利用拡大が期待される生物起源の溶媒
5-3 今後の課題とグリーン溶媒の展望
【質疑応答】
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