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【ご略歴】
1976年4月(財)電力中央研究所入所。主として、高電圧機器診断、エネルギーシステムに関する研究に従事。工学博士。1987年?1988年米国コネチカット大学材料科学研究所客員研究員、1991年JICA専門家(ブラジルパラナ大学研究開発センター)、1998年?2000年名古屋大学理工科学総合研究センター客員教授。2015年?2017年東北大学工学部共同研究講座客員教授。2017年?関東学院大学研究員。2012年度?2013年度
電気学会副会長。1983,1994,1999,2019年に電気学会論文賞受賞。1998年電気学会技術報告賞受賞。1999年オーム技術賞受賞。2005年IEC活動推進会議議長賞受賞。2006年CIGREパリ大会優秀日本論文賞受賞。2008年電気学会学術・貢献賞受賞。2009年電気学会業績賞受賞。2012年IEC
1906賞受賞。2013年電気学会著作賞受賞。電気学会会員、IEEE会員、CIGRE会員。
【講演ポイント】
電力用機器や高電界機器中の電気部品や電子部品の劣化は、基本的には高電界が原因になって電気トリーが発生していることが多くあります。そのため本セミナーでは電力機器や電子機器における高電界現象に基づくトリーイング劣化機構について簡単な基礎現象の説明をしたいと思います。
はじめに部分放電やトリーイング劣化の基礎については分かりやすく説明致します。その後、いくつかの電力機器における部分放電劣化診断技術の基礎や、最近注目を浴びているオンライン劣化診断技術を紹介したいと思います。具体的には各種絶縁材料の劣化機構の紹介と発電機巻線、遮断機、ケーブル、送電線などの部分放電劣化診断技術の概要を紹介し、さらにこれら機器へのオンライン診断技術の適用例の紹介も行う予定です。
【習得できる知識】
・高電圧機器の絶縁材料の主要劣化要因の概要の把握
・高電圧機器絶縁の性能の維持管理に関する理解が深まる
【プログラム】
1.高電圧機器の劣化診断の基礎
1.1 熱劣化
1.2 機械劣化
1.3 電気劣化
1.4 環境劣化
2.高電圧機器の部分放電・トリーイング劣化診断
2.1 大型回転機の劣化診断
2.2 ガス絶縁機器の劣化診断
2.3 油入機器
2.4 モールド機器
2.5 電力用遮断機
2.6 CVケーブル
3.オンライン劣化診断技術
3.1 CVケーブル
3.2 回転機
3.3 変圧器
3.4 遮断機
4.まとめ
【質疑応答】
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