ポリウレタンの原料設計と反応機構・特性評価
        
リビングラジカル重合の精密制御と応用事例
ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
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<セミナー No 605231>

【Live配信 or アーカイブ配信】

★ イソシアネート、ポリオール、触媒などの選び方、使い方を詳解
★ イソシアネート濃度や水酸基当量など原料分析のコツは?

ポリウレタンの物性制御と分析、応用


■ 講師
横山技術事務所 代表 工学博士 横山 直樹 氏【元・新日鉄住金化学(株)(現・日鉄ケミカル&マテリアル)】

【専門】
材料化学(エポキシ、ポリウレタン)、化学工学(蒸留、反応)、環境・エネルギー(CCUS、水素、再エネ)、品質管理

■ 開催要領
日 時

【Live配信】2026年5月8日(金) 10:30〜16:30

【アーカイブ(録画)配信】 2026年5月19
日まで受付(視聴期間:5月19日〜5月29日まで)

会 場 Zoomを利用した Live配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム
【講座の趣旨】
 ポリウレタンおよび原料メーカーの事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、製造部門、技術サービス部門の技術者・研究者を対象に、原料の種類と特徴、分析・特性評価法、有害性、セグメント構造と特性を詳しく解説させていただきます。

【習得できる知識】

(1) ポリウレタンの全体観
ポリウレタンの用途と機能、市場、製造法、各種ポリウレタンの合成反応と構造、イソシアネートと各種活性水素化合物との反応に関する知識をポリウレタンの全体観として習得できる。

(2) 原料の種類と特徴
イソシアネートについては、TDI、MDIなどの汎用イソシアネート、NDI、HDI、XDI、IPDI、水添XDI、水添MDI などの特殊イソシアネート、バイオマス由来イソシアネートの各特性、ポリオールについては、PPG、PEP、PCD、PCL、PTMGなどの主要ポリオールとバイオマス由来ポリールの各特性、触媒については、三級アミン、金属(鉛、スズ、ビスマス系)の特性、加水分解抑制剤については、カルボジイミドの加水分解抑制機構、発泡剤については、環境対応各種フロンの特性と開発変遷についての各知識を習得できる。

(3) 分析・特性評価法
イソシアネート濃度、水酸基当量などの原料分析法、IR、熱分解ガスクロなどポリウレタン製品の分析方法、動的粘弾性、力学特性(引張り試験)などポリウレタンの特性評価法についての各知識を習得できる。

(4) 有害性
イソシアネートおよびポリオールの有害性(急性毒性など) についての知識を習得できる。

(5) セグメント構造と特性
ポリウレタン中のハードセグメントやソフトセグメントが架橋密度、弾性率、引張り強度などのポリウレタン特性に及ぼす影響についての知識を習得できる。

(6) 環境中の水分が反応と構造・特性に及ぼす影響
環境中の水分とイソシアネートが反応して最終的に生成するウレアが、ポリウレタンの構造と特性に及ぼす影響についての知識を習得できる。

(7) フォーム用途の新技術
自動車用ポリウレタンフォームの臭気原因VOCの分析および低減技術についての知識を習得できる。

(8) 塗料用途の新技術
インデン付加フェノールを変性剤に用いることで対鋼板接着性とその塩水噴霧試験耐性を向上させた重防食塗料用変性ポリウレタンに関する知識を得ることができる。

(9) 複合材料用途の新技術
エポキシn=1体末端付加セグメント、ハードセグメント、ソフトセグメントの各割合を制御することで、高破壊靭性、高破断強度、高破断ひずみ、高Tgを達成した燃料電池自動車(FCV)用CFRP製水素タンク向けポリウレタン変性エポキシ樹脂に関する知識を得ることができる。

1.ポリウレタン(PU)の概要

 1.1 PUの用途・製法・市場
 1.2 PUの合成反応と構造

2.原料の種類と特徴

 2.1 イソシアネート
   TDI、MDI、NDI、HDI、XDI、IPDI、水添XDI、水添MDI、バイオマス由来イソシアネート
 2.2 ポリオール
   PPG、PEP、PCD、PCL、PTMG、バイオマス由来ポリール
 2.3 触媒
   3級アミン、金属(鉛、スズ、ビスマス系)
 2.4 加水分解抑制剤
   カルボジイミド
 2.5 発泡剤
   環境対応フロンの変遷

3.分析・特性評価

 3.1 原料イソシアネートの分析
   イソシアネート濃度
 3.2 原料ポリオールの分析
   水酸基当量
 3.3 ポリウレタンの分析
   FT-IR、熱分解GC
 3.4 ポリウレタンの特性評価
   動的粘弾性(DMA)、引張試験、原子間力顕微鏡(AFM)観察

4.危険性・有害性

 4.1 物理的危険性、急性・慢性毒性

5.セグメント構造と特性

 5.1 ハードセグメントの凝集構造がポリウレタンの架橋密度と力学特性に及ぼす影響

6.環境中の水分が反応と構造・特性へ及ぼす影響

 6.1 生成するウレアが、ポリウレタンの構造と特性に及ぼす影響

7.フォーム用途の新技術

 7.1 臭気原因VOCの分析および低減技術

8.塗料用途の新技術

 8.1 対鋼板接着性を向上させた重防食塗料用変性ポリウレタン

9.複合材料用途の新技術

 9.1 燃料電池自動車(FCV)用CFRP製水素タンク向けポリウレタン変性エポキシ樹脂

10.まとめ

【質疑応答】

【これまでのセミナー受講者からの声】

・ポリウレタンの組成評価、Tg測定について質問をしたが、参考になった。
・黄変や劣化について理解が進んだ。
・構造と物性の関係をすっきり整理できた。