ExcelデータをPythonで活用・解析する実務セミナー

                  
ベイズ最適化の活用事例
プロセスインフォマティクスにおけるデータ解析・モデリングと応用展開
<セミナー No606163(アーカイブ配信)>
【 アーカイブ配信】 (2026年6月4 Live配信の録画配信です)

Excelデータをそのまま活かし、“解析できる形”に変える。
Pythonで前処理・自動化から分析・予測まで、研究データ活用の実務を体系的に習得


ExcelデータをPythonで活かすデータ解析
【実務講座】

〜研究DXのためのデータ活用・整理の実務〜


■ 講師

和から(株) 経営企画室 室長 岡崎 凌 氏

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】
 2026年6月15日(月)まで申込み受付(視聴期間:6/15〜6/25)

会 場

Zoomを利用したアーカイブ配信  ※会場での講義は行いません
 セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

聴講料

聴講料 1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ このセミナーで学べる事

・Excel作業の自動化: 数十枚のシートやブックからのデータ抽出・統合技術
・データクレンジングの実務: 研究データ特有の欠損値処理、外れ値の検出、表記ゆれの修正
・高度な統計解析: Excelでは困難な多重比較や非線形回帰などの実装
・論文クオリティの可視化: Python(Matplotlib/Seaborn)を用いた再現性の高い図表作成
・機械学習の基礎: 実験データを用いた回帰分析や分類による予測モデルの構築手法

■ プログラム

【講座主旨】

研究現場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の第一歩は、日々蓄積されるExcelデータの「整理」と「活用」の脱・手動化にあります。多くの研究者が、実験装置から出力される膨大なCSVやExcelデータの集計、グラフ作成に多大な時間を費やしており、本来注力すべき考察や次なる実験計画へのリソースが削られているのが現状です。
本講座では、プログラミング初学者の方を対象に、Pythonを用いてExcelデータを自由自在に操るための実務スキルを解説します。単なる構文の習得ではなく、「研究現場でよく遭遇する、そのまま分析を行うことが難しい複雑なデータ」を、いかにして解析可能な形に整えるかという「データ前処理」に重点を置いています。
さらに、整理されたデータを用いて、Excelの標準機能では限界がある統計解析や、研究の付加価値を高める機械学習の基礎についても触れます。「この実験条件を変えたら結果はどう変わるか」といった予測をデータから導き出す手法を、具体的な事例(化合物特性の予測やプロセス条件の最適化など)を交えて紹介します。本講座を通じて、データの収集から解析、報告書の作成までを一貫して自動化・高度化し、研究のスピードと質を劇的に向上させる手法を習得していただきます。

【講座内容】

第1部:Pythonの基本的操作とExcel作業の自動化
 ・PandasによるExcel高速処理: 複数シートの結合と特定データの抽出・書き出し
 ・【事例】実験装置の出力データ集約: 散在する数十個のCSV/Excelを1枚の表に自動統合
 ・定型処理のループ化: プログラミングならではの「繰り返し作業」の自動化
 ・解析プロセスと結果をセットで保存・共有する方法

第2部:効率的なデータクレンジングと前処理のテクニック
 ・「解析できるデータ」への変換: 表形式のデータ整理
 ・欠損値・異常値の検出と処理: 3σ法による外れ値の自動検出や平均値補完
 ・【事例】データスクリーニングの自動化:センサー異常や測定ミスを早期に発見する
 ・文字列の自動加工: サンプル名から「濃度」や「日付」などの変数を切り出す手法
 ・データの紐付け: 試薬管理表と実験結果をIDで結合し、情報の属人化を防ぐ

第3部:統計解析の実装と論文用グラフの作成
 ・記述統計と相関の可視化: ヒートマップによる多変数間の関係性の把握
 ・統計検定の自動実行: t検定による有意差の判定
 ・【事例】物理センサーの校正(キャリブレーション)
 ・論文クオリティの図表作成: Matplotlib/Seabornを用いた高品質なグラフ出力
 ・再現性の高い可視化: グラフの書式(フォント・解像度)を一括設定して統一感を出す

第4部:機械学習による予測・最適化へのステップアップ
 ・研究における機械学習の役割: 「説明」から「予測」へ
 ・重回帰分析による要因解析: どの実験因子が結果に最も影響を与えているか?
 ・【事例】物性予測モデル: 過去の配合データから未知の材料特性を推定する
 ・生成AI(ChatGPT等)の活用: AIを「コードを書く助手」にして学習を加速させる方法

【質疑応答】

◆◆講師プロフィール◆◆◆

専門分野: データサイエンス

略歴・活動・著書など:
人工知能(AI)の画像認識モデルの研究に従事。現在は和から株式会社にて経営企画室室長 兼 データサイエンティストとして、データ分析およびAIシステム開発を推進。「業務で使えるデータ活用を、誰でも再現できる形で伝える」ことをテーマに、統計学・機械学習の教育にも注力している。
Excelやプログラミングなどを活用した実践的な講座を開発し、法人向け研修を年間30社以上で実施。製造、アパレル、美容、医療など幅広い業界において、データ分析・AI活用の導入支援やコンサルティングを手がける。
また、TACやオンラインスクールでの教材提供、AI関連の専門学校や自治体での講演など、教育・発信活動にも幅広く取り組んでいる。