治験薬GMPの適用範囲・判断基準と査察対応セミナー

                  
最新GMPおよび関連ICHガイドライン 対応実務
生産現場におけるヒューマンエラー対策 事例集
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<セミナー No608115(Live配信)、608167(アーカイブ配信)>
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「どこまでやるべきか?」が判断できる治験薬GMP実務
   〜洗浄バリデーション・逸脱管理・文書管理の適用範囲を整理

査察・承認申請でも説明可能な品質保証の考え方
   〜開発段階に応じた“合理的なGMP運用”が学べる


治験薬GMPにおける
適用範囲の判断基準と査察対応

―事例から“どこまでやるべきか”を整理―


■ 講師

(株)パームエックス・セラピューティクス 顧問 宮嶋 勝春 氏

■ 開催要領
日 時

2026年8月19日(水)10:00〜16:00

【アーカイブ(録画)配信】
 2026年8月28日(金)まで申込み受付(視聴期間:8/28〜9/7)

受講方法

Zoomを利用したLive配信 or アーカイブ配信いずれか  ※会場での講義は行いません
 セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

聴講料

聴講料 1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕
 〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ このセミナーで学べる事

・Quality by Design(QbD)に基づく治験薬の開発
・治験薬の品質と規格・規格値の設定
・治験薬GMPと医薬品GMPの違い
・治験開始に必要な文書とその内容 ‐治験届、IND、CTA‐
・治験薬の試験法に求められるValidationとVerification
・治験薬の有効期間・使用期限の設定手順
・治験薬の委託製造と管理上のポイント

■ プログラム

【講座主旨】

医薬品開発における治験薬製造では、商用GMPほどの厳格さをそのまま適用するのではなく、開発段階に応じた柔軟かつ合理的な品質管理が求められる。一方で、被験者の安全確保と治験データの信頼性を担保するためには、治験薬GMPとして最低限確保すべき品質保証レベルを見誤らないことが重要である。また、治験薬GMPに求められる管理水準は、製剤設計や分析法開発、製造プロセスの確立状況など、治験薬の開発段階に大きく影響を受ける。そのため実務では、「どこまで対応すべきか」「商用GMPとの境界をどう引くか」といった判断に迷う場面が多く、特に製造現場では、設備・器具の洗浄管理、洗浄バリデーションの要否、工程・分析法バリデーション、逸脱・変更管理、文書・記録管理、など判断が難しい問題が数多く存在する。
本セミナーでは、治験薬開発と治験薬GMPの関係を踏まえながら、基本的な考え方と適用範囲の判断基準を整理する。さらに、実際の製造現場で生じやすい課題を取り上げ、過不足のない管理レベルの設定方法や、当局対応・将来的な承認申請も見据えた説明可能な品質保証体制について解説する。

【講座内容】

1.はじめに 
 1.1 治験薬製造の現状‐開発スピードの加速と外部委託の増加など‐
 1.2 臨床試験(治験)で使用される治験薬の種類と特徴
    ‐マイクロドーズ試験、臨床薬理試験、探索的臨床試験、検証的臨床試験&Pivotal試験‐
 1.3 治験薬(原薬・製剤)の品質とその特徴
  1.3.1 低分子医薬品
  1.3.2 バイオ医薬品
  1.3.3 治験薬の包装‐ラベルに必要な情報‐
 1.4 治験薬GMPが“商用GMPと異なる理由”と“判断が難しい背景”

2.治験薬の品質と開発プロセス
 2.1 QbD・品質リスクマネジメントに基づいた治験薬開発手順
 2.2 QbD開発に求められる2つの視点‐品質確保・製造現場の実務的課題‐
 2.3 治験薬の規格・規格値の設定手順‐CQAと規格の関係
 2.4 医薬品開発プロセスに見る治験薬の管理戦略
 2.5 治験薬開発における“信頼性確保”とは何か

3.開発段階に応じ方治験薬製造(治験薬GMP)への対応
 3.1 治験薬GMPと医薬品GMPの比較
 3.2 治験薬製造上の課題
  3.2.1 治験薬製造に係る技術移転
  3.2.2 洗浄バリデーション
  3.2.3 原材料供給者管理
  3.2.4 逸脱・変更管理
  3.2.5 文書管理
 3.3 治験薬品質の取り扱い
  3.3.1 出荷規格、Reported Result、FIO、工程管理
  3.3.2 治験段階に応じた品質の取り扱いの基本
  3.3.3 申請用規格・規格値と治験薬の関係
 3.4 治験薬の品質試験
  3.4.1 治験段階に応じた試験法のバリデーション
  3.4.2 品質試験に必要な標準品への対応
 3.5 治験薬製造に係るQ&A ‐治験薬製造に対する査察はあるか?など‐

4.治験薬の安定性確保
 4.1 規制文書が求める治験薬の安定性
 4.2 治験薬の有効期間・使用期限をどう設定するか?‐外挿・リテスト・期限延長‐
 4.3 治験薬の輸送及び使用上の安定性データ
 4.4 安定性に関するQ&A

5.治験を開始ためのプロセスと申請資料
 5.1 日米欧に求められる治験開始手続き
 5.2 日米欧における治験薬に必要な資料とは?‐治験届、IND、CTX‐
  5.2.1 日本の場合:治験届の特徴と必要なデータ
  5.2.2 米国の場合:INDの特徴と必要なデータ
  5.2.3 欧州の場合:CTXの特徴と必要なデータ
 5.3 バイオ医薬品の治験開始手続き‐カルタヘナ法への対応‐
 5.4 規制当局による照会事項の例 ‐品質データに関する照会の傾向‐

6. 医薬品の製造承認申請における治験薬
 6.1 治験薬から商用品への移行時の品質課題‐スケールアップ など‐
 6.2 適合性調査への対応‐治験薬データが確認される場面‐
 6.3 信頼性の基準に係る指摘事例

7. まとめ
 開発段階に応じた“合理的な治験薬GMP”の考え方

【質疑応答】


◆◆講師プロフィール◆◆◆

専門分野:製剤学・薬剤学

学位:博士(薬学)
略歴・活動・著書など:
1979年ゼリア新薬工業鰍ノ入社以来、製剤開発・研究、医薬品製造、そして大学において物理薬剤学・製剤学の教育に従事。この間、米国ユタ大学薬学部に留学し経皮吸収製剤の研究、テルモ鰍ナはリポソーム製剤、ナノキャリア鰍ナは高分子ミセル製剤、(株)パームエックスセラピューティクスではmicroRNAの開発などを経験するとともに、武州製薬鰍ナは、FDAをはじめ規制当局のGMP査察に対して回答者として対応。ISPE日本本部の理事、製剤機械技術学会の理事、日本薬剤学会の評議員を務めるとともに、2015年日本薬剤学会より製剤の達人 に認定される。主な著書として、1,開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理(サイエンス&テクノロジー梶j、2.経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション(サイエンス&テクノロジー梶j、3.QbDに基づく医薬品開発(共著)((株)じほう)など