【講座の趣旨】
ゼオライト、活性炭、シリカゲルに代表されるナノ空間を有する多孔質材料は、環境、エネルギー、光学、医療、エレクトロニクスなどの幅広い分野での応用が期待されている。しかしながら、有機種を基本ユニットとする空間物質、又は有機配位子と金属イオンの「配位結合」からなるPCP/MOFは、ガス吸着、分離、分子認識などとしての応用には最適であるが、(電極)触媒、キャパシタ、二次電池、燃料電池などへの応用を考えると、原子が共有結合または金属結合によって結合されている安定な無機固体で骨格を形成した新規な多孔質材料を発見する必要がある。これらの多孔体は、地球規模の環境およびエネルギーに関する深刻な問題を解決することができる他、これまでとは異なる応用の道が開ける。本講演では、基本の多孔体物質から最新の研究例まで幅広く解説を行う。
【講演項目】
1.多孔体とは
1.1 多孔体の種類
1.2 多孔体の合成法
1.3 多孔体の分析方法
1.4 多孔体の応用例
1.5 最新の研究を例にして
2.マイクロポーラス物質
2.1 マイクロポーラス物質の特徴
2.2 例1:ゼオライト
2.3 例2:有機金属構造体
2.4 その他のマイクロポーラス物質
2.5 最新の研究を例にして
3.マクロポーラス物質
3.1 マクロポーラス物質の特徴
3.2 マクロポーラス物質の例
3.3 マクロポーラス物質の合成法
3.4 マクロポーラス物質の応用
3.5 最新の研究を例にして
4.メソポーラス物質
4.1 一般的な特徴
4.2 一般的な合成法
4.3 一般的な構造解析
4.4 一般的な応用例
4.5 最新の研究を例にして
5.最近のトレンド
5.1 ハイブリッド
5.2 最新の研究を例にして
6.まとめ
【質疑応答】
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