PP/POEブレンドの相容性と物性制御 セミナー
        
ポリマーアロイ/ブレンドにおける 相溶性・分散条件の最適設計,評価応用
樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
 

<セミナー No 609208>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★POEを「何となく添加」していませんか? 〜相容性・相構造・物性発現から,最適なグレード選定まで〜
★PPの耐衝撃性・柔軟性をどう高める? 〜組み合わせの選び方とブレンド手法の詳細〜
★マテリアルリサイクル時代のPP改質技術! ポリオレフィン系エラストマーを活用した高機能化の可能性!

 

ポリオレフィン系エラストマーと

ポリプロピレンのブレンド・改質技術

〜相容性・相構造・モルフォロジー・物性発現からコンパウンド・成形,材料選定まで〜


■ 講 師


【元】山形大学,【元】出光興産 博士(理学) 小林 豊 氏

  <略歴>
   1985年 出光興産入社 ポリプロピレン系ポリマーブレンドの開発に従事
   2021年 同社を定年退職
   同年   山形大学 産学連携教授 海洋分解性高分子の開発に従事

  <著書>
   『プラスチック用添加剤の作用機構』, 塗装工学, 57 (10), 364-370 (2022)

   ※その他 プラスチック関連の講演,執筆多数

■ 開催要領
日 時

2026年9月24日(木) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ49,500円〕

〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座の趣旨】

  ポリオレフィン系エラストマーは,ポリマーブレンド用途で多く使われているが,サプライヤーが限られていることもあり,一般的に解説されることが少ない。一方,包装用プラスチックのマテリアルリサイクルなどが求められており,改質剤としてポリオレフィンエラストマーへの期待が大きい。最適なグレードを選べるようになることを目標として,広く深く解説する。


【セミナープログラム】

1.ポリオレフィン系エラストマーの歴史
  1.1 チーグラー・ナッタ(ZN: Ziegler-Natta)触媒
  1.2 バナジウム(V)系EPR, EBR, チタン(Ti)系EPR
  1.3 水素添加系EPR, EBR
  1.4 メタロセン(M)系EBR, EHR, EOR
  1.5 OBCなどの重合技術

2.ポリプロピレンとのブレンド
  2.1 混和性 Compatibility
    (1) 1995年以前 PP/EPRブレンドの時代
    (2) 1995年以降 PP/POEブレンドの時代
    (3) 衝撃PPに含まれるEP共重合体の相容化作用
  2.2 コンパウンド方法
  2.3 相構造の安定性
  2.4 劣化と添加剤

3.射出成形品
  3.1 階層構造 モルフォロジー
    (1) 結晶形態
    (2) 分散形態
  3.2 弾性率,耐衝撃性などの物性発現
  3.3 表面・寸法安定性との関係
    (1) 表面光沢
    (2) 成形収縮率
  3.4 塗装・接着性との関係

4.自動車用途でのトラブル事例と対策
  4.1 物性関係 振動疲労割れなど
    (1) シャルピー衝撃と脆化温度との関係
    (2) シャルピー衝撃と振動疲労との関係
    (3) ヒンジ特性
  4.2 外観関係 ブリード,白化,汚れ付着
    (1) 打痕,白化
    (2) ブツ,ジェル,異物
    (3) 耐傷つき性
  4.3 劣化関係 耐候性,耐熱性
    (1) 耐熱性
    (2) 耐候性
  4.4 成形性関係 ボイド,デフォーム,離型など
    (1) 離型不良
    (2) タイガーストライプ

5.TPO基礎文献
  5.1 PP/EPRの技術体系
    (1) 根幹にある原則
    (2) PP/EPRの研究が深まる迄の状況
    (3) 主要な論文による技術体系の説明
  5.2 IPC
  5.3 IPC/POE
  5.4 TPO

  5.5 TPV

【質疑応答】