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【講座の趣旨】
ポリオレフィン系エラストマーは,ポリマーブレンド用途で多く使われているが,サプライヤーが限られていることもあり,一般的に解説されることが少ない。一方,包装用プラスチックのマテリアルリサイクルなどが求められており,改質剤としてポリオレフィンエラストマーへの期待が大きい。最適なグレードを選べるようになることを目標として,広く深く解説する。
【セミナープログラム】
1.ポリオレフィン系エラストマーの歴史
1.1 チーグラー・ナッタ(ZN: Ziegler-Natta)触媒
1.2 バナジウム(V)系EPR, EBR, チタン(Ti)系EPR
1.3 水素添加系EPR, EBR
1.4 メタロセン(M)系EBR, EHR, EOR
1.5 OBCなどの重合技術
2.ポリプロピレンとのブレンド
2.1 混和性 Compatibility
(1) 1995年以前 PP/EPRブレンドの時代
(2) 1995年以降 PP/POEブレンドの時代
(3) 衝撃PPに含まれるEP共重合体の相容化作用
2.2 コンパウンド方法
2.3 相構造の安定性
2.4 劣化と添加剤
3.射出成形品
3.1 階層構造 モルフォロジー
(1) 結晶形態
(2) 分散形態
3.2 弾性率,耐衝撃性などの物性発現
3.3 表面・寸法安定性との関係
(1) 表面光沢
(2) 成形収縮率
3.4 塗装・接着性との関係
4.自動車用途でのトラブル事例と対策
4.1 物性関係 振動疲労割れなど
(1) シャルピー衝撃と脆化温度との関係
(2) シャルピー衝撃と振動疲労との関係
(3) ヒンジ特性
4.2 外観関係 ブリード,白化,汚れ付着
(1) 打痕,白化
(2) ブツ,ジェル,異物
(3) 耐傷つき性
4.3 劣化関係 耐候性,耐熱性
(1) 耐熱性
(2) 耐候性
4.4 成形性関係 ボイド,デフォーム,離型など
(1) 離型不良
(2) タイガーストライプ
5.TPO基礎文献
5.1 PP/EPRの技術体系
(1) 根幹にある原則
(2) PP/EPRの研究が深まる迄の状況
(3) 主要な論文による技術体系の説明
5.2 IPC
5.3 IPC/POE
5.4 TPO
5.5 TPV
【質疑応答】
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