■木質から直接製造するリグノセルロースナノファイバーの表面特性評価と繊維補強材としての利用
(国研)産業技術総合研究所 熊谷明夫
1. リグノセルロースナノファイバー製造技術
2.リグノセルロースナノファイバー表面解析技術
3.リグノセルロースナノファイバー−樹脂複合化技術
3.1 マスターバッチ法を用いたリグノセルロースナノファイバーによるポリプロピレンの補強
3.2 固相せん断処理法を用いたリグノセルロースナノファイバーによるポリプロピレンの補強
■変性セルロースナノファイバーの熱可塑性樹脂強化フィラーとしての活用
(地独)京都市産業技術研究所 仙波
健
1.セルロースの化学変性
2.ポリアミド6との複合化−高加工温度樹脂への適用と物性発現−
3. ポリアミド6との複合化−繊維添加量の影響−
■ナノセルロースコンポジット材料の作製と応用
信州大学 野口 徹
1.カーボンナノチューブセルレーション技術
1.1 カーボンナノチューブ高分子複合材料開発の経緯
1.2 MWCNTの解繊とセルレーション
2.TEMPO酸化ナノセルロースの登場
2.1 MWCNT複合材料のMWCNT直径と物性の関係
2.2 TEMPO酸化CNFの発見
3.TEMPO-CNF複合材料開発
3.1 ナノアグリ・コンソーシアム
3.2 TEMPO-CNF複合材料の調整
3.3 TEMPO-CNFゴム複合材料の特性
3.4 TEMPO-CNF複合材料の大きな特長
■セルロースナノファイバーのバイオマテリアルへの応用 −その可能性と今後の課題−
大阪大学 宇山 浩
1.ナノセルロースの安全性
2.バクテリアナノセルロース(BNC)のバイオメディカル材料への応用
3.ナノクリスタルセルロース(NCC)の再生医療への応用
4.多孔質セルロースの合成と応用
■カニ殻由来の新繊維 「キチンナノファイバー」 の 補強繊維としての応用
鳥取大学 伊福 伸介
1.カニ,エビ,キノコからのキチンナノファイバーの単離
2.キチンナノファイバーで補強した透明フレキシブルフィルムの開発
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