研究開発リーダー マテリアルステージ 車載テクノロジー ファームステージ コスメティックステージ ホーム

2022年12月号目次 MATERIALSTAGE

■ 巻頭

□ 自動運転化に伴う課題と求められる熱マネジメント技術・材料
元 カルソニックカンセイ(株)  原潤一郎

1.自動運転で何が変わるのか?
2.快適感は時間とともに低下する
3.風の嫌みを和らげたい
4.乗員の状況を知り,乗員一人ひとりを快適に
5.気持ちよく目覚めたい
6.自動運転自動車に必要な材料技術



■ 特集1

自動車の熱マネジメントに向けた材料開発と温熱快適性評価

 

□ 酸化物半導体ナノ粒子を用いた透明反射遮熱技術と調光ガラス窓への応用
東京大学 松井裕章

1.はじめに
2.実験と結果

□ 熱線吸収材PEDOT/s-CNFの開発と遮熱窓ガラスへの応用
熊本県産業技術センター 堀川真希、吉田恭平、永岡昭二

1.はじめに
2.PEDOT/s-CNFの熱線吸収材への応用
3.PEDOT/s-CNF-PVAフィルムを遮熱中間膜に用いた合わせガラス
4.PEDOT/s-CNF配合の温度応答性材料を中間層に用いた遮光ガラス

□ 高分子収着剤を用いたBEV向けデフォッグ装置の省電力化
(株)横浜熱利用技術研究所 渡邊裕

1.はじめに
2.電気自動車向け省電力デフォッグ装置のコア技術
3.高分子収着剤を使用するメリット
4.高分子収着剤の基本特性
5.高分子収着剤を使用する業務用デシカント除湿空調装置
6.高分子収着剤の通風ブロックをBEVデフォッグに応用する実験
7.小型BEV(軽自動車クラス)向けデフォッグ装置
8.乗用車クラスBEV(大衆車〜)向けデフォッグ装置

□ 自動車室内の温熱快適性評価
東京都市大学 永野秀明

1.はじめに
2.温熱環境6要素と人体−環境間伝熱
3.温熱環境評価指標



■ 特集2

マテリアルズインフォマティクスによる新材料の創出
 

□ 「予測」と「解釈」に基づくマテリアルズインフォマティクスの活用
三井化学(株) 中原真希

1.はじめに
2.接着剤の組成最適化
3.予測根拠可視化手法の開発

□ 計算科学,機械学習を用いた高周波対応フレキシブル誘電材料の開発
日鉄ケミカル&マテリアル(株) 小林哲也,藤元伸悦

1.はじめに
2.マテリアルズインフォマティクス(MI)を活用した材料開発スキームの検討

□ 情報科学的手法を活用した触媒材料探索
九州大学 辻雄太

1.はじめに
2.触媒研究における情報科学の役割
3.粒子群最適化アルゴリズムを用いた金属ナノクラスター触媒の探索



■ 特集3

柔軟性×硬さを両立するUV硬化樹脂
 

□ 多官能アクリレートによるUV硬化樹脂の硬度と柔軟性の両立
阪本薬品工業(株) 保田亮二

1.はじめに
2.ポリグリセリン系アクリレートモノマー
3.物性評価
4.汎用アクリレートとの併用

□ UV 硬化型アクリルポリマー,ウレタンアクリレートの高機能化
大成ファインケミカル(株) 朝田泰広

1.はじめに
2.UV硬化アクリルモノマー,オリゴマー
3.UV硬化アクリルポリマーの設計について
4.ウレタンアクリレートの設計について
5.加飾フィルムにUVアクリルポリマー及びウレタンアクリレートを利用した例

□ 高靭性・高基材密着性UV硬化樹脂
三洋化成工業(株) 山下真友子

1.はじめに
2.靭性の高いUV硬化樹脂
3.基材密着性の高いUV硬化樹脂

□ 機能性コーティング剤の粒子分散,架橋・ポリマー設計技術と応用事例
トーヨーケム(株) 高橋隼人

1.トーヨーケムにおけるハードコート剤の歴史
2.トーヨーケムにおける機能性コーティング剤のコア技術とその応用例
3.現在そしてこれからの取り組み