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2023年11月号目次 MATERIALSTAGE
■ 巻頭

□ EUのカーボンニュートラル戦略とe-fuel
山根健オフィス 山根健

1.EUを中心としたカーボンニュートラルへの取り組み
2.自動車に関するカーボンニュートラル「規制」動向
3.合成燃料の歴史,背景
4.合成燃料の課題と今後



■ 特集1

車載カメラやセンサの保護,封止,防水防曇に用いられる透明樹脂,コーティング剤とその可能性

 

□ 自動車用電子機器・光学機器のための「防水」・「絶縁」・「放熱」テープとその応用
共同技研化学(株) 北村友紀子

1.はじめに
2.防水性
3.絶縁性
4.放熱性

□ 空中ディスプレイプレート向け接合接着材料の開発及びその展開
三井化学(株) 箕輪晃,吉田寛則,永田桂,宮尾宙

1.はじめに
2.空中ディスプレイプレートの特徴
3.空中ディスプレイプレート向け接着接合用材料「ストラクトボンド」の特徴
4.今後の展開

□ 3次元表面被覆工法(TOM工法)によるセンサ類の保護・封止について
布施真空(株) 野條裕太

1.はじめに
2.TOM工法によるフィルム被覆加工のプロセス
3.この工法による特徴
4.用途例

□ シクロオレフィンポリマーの特性と車載カメラレンズなどへの応用の可能性について
日本ゼオン(株) 板垣望

1.はじめに
2.シクロオレフィンポリマー(COP)の基本特性と光学レンズへの展開
3.シクロオレフィンポリマー(COP)の高耐熱化
4.シクロオレフィンポリマー(COP)の車載カメラレンズへの展開



■ 特集2

CO2の資源化技術とその応用事例
 

□ CO2を原料とした「CO2プラスチック」とその可能性
(株)CO2資源化研究所 川口甲介,湯川英明

1.はじめに
2.バイオプロセスとは
3.株式会社CO2資源化研究所(UCDI)の取り組み
4.CO2を原料としたプラスチック(CO2.プラスチック)製造の意義

□ 酸化セリウム触媒を用いた二酸化炭素とジオールからのポリカーボネート合成
大阪公立大学 田村正純

1.はじめに
2.酸化セリウムと脱水剤を組み合わせた触媒系を用いたポリカーボネート合成
3.酸化セリウム触媒と二酸化炭素流通系を組み合わせた二酸化炭素とジオールからのポリカーボネートジオール合成

□ 二酸化炭素を原料とするアクリル酸等の機能性化学品モノマーの製造について
東京工業大学 保田修平

□ コンクリートによるCO2利用技術の紹介~カーボフィクスセメントおよびカーボキャッチ
太平洋セメント(株) 橋本真幸

1.はじめに
2.カーボフィクスセメント
3.カーボキャッチ



■ 特集3

音響メタマテリアルの開発事例,応用展開
 

□音響メタマテリアルの原理
大阪府立大学 森浩一

1.はじめに
2.ストップバンド型メタマテリアルの基礎理論

□Locallyresonant型音響メタマテリアルの遮音材料への適用
東京工業大学 赤坂修一

1.はじめに
2.音響メタマテリアル
3.材料の遮音特性
4.Locally resonant型音響メタマテリアルの遮音特性

□反射音制御のための音響メタマテリアルの設計
(株)神戸製鋼所 田淵聡

1.はじめに
2.最適化技術を用いた音響メタマテリアルの設計手法
3.音響ダクトの設計事例


■ マテリアルニュース&トピックス

□ 極限環境ウイルス由来タンパク質の自己集合ナノ粒子の作成とその可能性
福井大学 里村武範

1.はじめに
2.極限環境に存在するウイルスの形態多様性と応用利用への可能性
3.極限環境ウイルスキャプシドタンパク質の調製とそのタンパク質から構成される自己集合ナノ粒子
4.遺伝子工学的手法を用いた新規機能性ナノ粒子の開発とその応用

■ 連載

続・エポキシ樹脂 CAS 番号物語~ 硬化剤 CAS 番号備忘録

第59回光アニオン重合開始剤(1)
小池常夫