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2024年1月号目次 MATERIALSTAGE
■ 巻頭

□ 〜化学・材料業界の方にも知って欲しい〜
中国・新エネルギー車のクルマづくりとサプライチェーンへの参入可能性
(株)現代文化研究所 八杉理

1. 新エネルギー車で世界トップの中国
2.クルマづくりの方向とスピード感
3. 電動・コネクティッド化による構造変化
4.マーケットインでの製品づくり
5.スマートキャビン業界の参入企業
6.開発競争は「三智」の時代へ
7.使用シーンのニーズ把握
8.ユーザビリティなソフト開発
9.IT 系企業のクルマ参入
10.サプライチェーンへの参入可能性



■ 特集1

自動車用ケーブル・配線・コネクタおよびその周辺部材の材料開発と軽量化・信頼性向上

 

□ ワイヤーハーネス用の「アルミ合金」とその可能性について
(株)オートネットワーク技術研究所 今里文敏

□ PVDF系材料の構造,特徴と配線・ケーブル用途への応用について
アルケマ(株) 斎藤正一郎

1.PVDF について
2.配線・ケーブル用途における PVDF
3.特性
4.用途

□ ポリアミド系材料のケーブル用途への応用
アルケマ(株) 安田真穂

1.はじめに
2.長鎖ポリアミドについて
3.ポリアミドエラストマー
4.共重合ポリアミド

□ 車載用高圧ケーブル被覆用シリコーンゴム材料の展望
信越化学工業(株) 小池義明

1.はじめに
2.現行の車載用高圧ケーブルについて
3.新規車載用高圧ケーブル用シリコーンゴム材料について



■ 特集2

〜2024年を見据えた〜化学物質規制の動き,その予測と対応
 

□ 労働安全衛生規則改正の動きについて〜自律的な管理を基軸とする規制への移行〜
東京工業大学 日置孝徳

1.序
2.労働安全衛生法概要
3.自律的な管理を基軸とする規制への移行
4.化学物質法規制の動き

□ 「六価クロム」の構造とその有害性,規格・規制の動きについて
タツミ企画 辰巳憲司

1.はじめに
2.六価クロム化合物の化学的性質
3.クロムの環境基準及びその毒性
4.六価クロムの処理

□ 海洋プラスチックごみ問題と国際規範  −バーゼル条約附属書の改正,プラスチック汚染条約採択に向けた動き−
明治学院大学 鶴田順

1.はじめに
2.海洋プラスチックごみ問題とは
3.海のプラスチックごみ問題に対応する国際規範
4.プラスチックごみ問題への日本の対応

□ 中国の化学物質規制の動きについて〜現状と今後の展望〜
(株)アジアンエクスプレス 清本珠音

1.はじめに
2.新規化学物質の規制法
3.危険化学品の法規制



■ 特集3

動的粘弾性測定とデータ解釈事例
 

□ 動的粘弾性測定によるスラリー物性評価
(株)アントンパール・ジャパン 宮本圭介

1.はじめに
2.粘弾性体とレオロジー測定
3.レオメータ
4.レオロジー測定の概要と評価例

□ 動的粘弾性測定による高分子の相溶性評価
東亞合成(株) 田じゆん

1.はじめに
2.高分子ブレンドの相溶性
3.高分子鎖でおきる運動の描像
4.実測データによる相溶性の評価例
5.相溶性を評価する場合の注意点

□ 動的粘弾性測定による粘着剤の特性評価
早稲田大学 山崎義弘

1.概要
2.理論的背景
3.動的粘弾性
4.粘着の3要素と粘弾性

□ ナノインデンテーション法によるDLC被覆樹脂の動的粘弾性評価
岡山理科大学 中谷達行, 岡山県工業技術センター 國次真輔

1.はじめに
2.ハイブリッドプラズマによる樹脂基材上への DLC 成膜法
3.ナノインデンテーション法による動的粘弾性評価法
4.産総研標準試料の引張動的粘弾性法とNanoDMA法の比較
5.DLC 被覆 PEEK 材料のNanoDMA法による機械的特性評価
6.フィッティング法による DLC 膜の貯蔵弾性率E',硬さH算出


■ マテリアルニュース&トピックス

□ 資源豊富な材料で構成されるナトリウムイオン電池用酸化物系負極
鳥取大学 薄井洋行,道見康弘,坂口裕樹

1.はじめに
2.ナトリウムイオン電池負極の反応機構
3.酸化チタン
4.酸化鉄

■ 連載

続・エポキシ樹脂 CAS 番号物語~ 硬化剤 CAS 番号備忘録

第60回光アニオン重合開始剤(2)
小池常夫