第1節 ポリイミドの構造,合成法と特性
1.PI開発の歴史
2.PIの種類と構造
3.PIの合成法
3.1 基本的合成法
3.2 反応メカニズム
3.3 イミド化方法
3.4 その他のPIの合成法
4.PIの特性と応用
第2節 芳香族ポリイミド原料の触媒的合成反応機構
1.パラジウム触媒の反応解析
1.1 パラジウム錯体について
1.2 アセタト(ジメチルフタリル)パラジウム(II)錯体の溶液中での挙動
1.3 アセタト(ジメチルフタリル)パラジウム(II)錯体の反応性
1.4 触媒反応
1.5 XAFS測定
2.銅触媒の反応解析
2.1 銅錯体について
2.2 銅錯体の反応性
2.3 触媒反応
2.4 XAFS測定
3.反応機構
第3節 イオン液体を用いたポリイミドの合成
1.イオン液体
1.1 イオン液体の基本構造
1.2 イオン液体の性質
2.イオン液体を用いたポリイミドの合成
2.1 ジアミンとテトラカルボン酸二無水物とからのポリイミドの一段階合成
2.2 イオン液体を用いたポリアミド酸のイミド化反応
2.3 ジアミンとテトラカルボン酸とからのポリイミドの一段階合成
第4節 重合相変化を利用した高結晶性ポリイミド微粒子の作製
1.芳香族高分子微粒子の作製
1.1 微粒子作製方法
1.2 芳香族ポリイミド微粒子の作製
1.3 その他の芳香族高分子微粒子の作製
1.3.1 芳香族ポリエステル
1.3.2 芳香族ポリアミド
1.3.3 その他の芳香族高分子微粒子
第5節 4-アミノ桂皮酸を用いたバイオベースポリイミドの開発とポリイミドハイドロゲルの合成
1.バイオベースポリイミドの開発
1.1 桂皮酸の利用
1.2 ポリイミドへの利用
2.屈曲型有機溶媒可溶性バイオベースポリイミド
2.1 屈曲型高分子
2.2 屈曲型バイオベースポリイミドへの応用
3.水溶性ポリイミドの開発
3.1 水溶化のための分子設計
3.2 水溶性バイオベースポリイミドの物性
4.バイオポリイミドハイドロゲルへの応用
4.1 ハイドロゲルに関して
4.2 水溶性ポリイミドの架橋反応
4.3 側鎖効果によるpH応答性の評価
第6節 ベンゾオキサジン/ポリイミド系ポリマーのアロイ化とその物性
1.ベンゾオキサジンの合成反応と基本特性
2.ベンゾオキサジン樹脂の基本特性
2.1 ベンゾオキサジンの熱硬化反応
2.2 ベンゾオキサジン樹脂の熱的特性
2.3 ベンゾオキサジン系樹脂の高性能化
3.ベンゾオキサジン/ポリイミド系ポリマーアロイ
3.1 ベンゾオキサジン/ビスマレイミド系ポリマーアロイ
3.2 ベンゾオキサジン/ポリイミド系ポリマーアロイ
第7節 Ni-Co合金ナノ粒子含有ポリイミド樹脂フィルムの液相還元法による合成
1.ナノ粒子分散ポリイミド樹脂の合成手法について
2.液相還元法によりNiナノ粒子含有ポリイミド樹脂フィルムの合成
3.合金ナノ粒子含有ポリイミド樹脂について
4.液相還元法によりNi-Coナノ粒子含有ポリイミド樹脂フィルムの合成
第8節 簡便工程でポリイミド多孔膜を形成できるワニス・膜特性
1.多孔質ポリイミドの作製方法
1.1 非溶剤誘起相分離法
1.2 抽出法
1.3 粉体圧縮成型法
1.4 乾式相分離法
2.乾式相分離法によるポリイミド多孔膜の特性
2.1 表面構造制御
2.2 孔径・気孔率制御
2.3 誘電率・熱伝導率制御
3.ポリアミドイミド多孔膜
4.用途・適用例
4.1 電池分野への適用
4.2 膜分離・ろ過技術への適用
第9節 高温高圧水中でのポリイミドのケミカルリサイクル
1.実験方法
1.1 実験手順
1.2 解析方法
2.高温高圧水中でのポリイミドの加水分解
2.1 高温高圧水中でのポリイミドの加水分解
2.2 アルカリ添加効果
2.3 ポリイミド転化率とモノマー選択率の関係
2.4 高温高圧水中でのポリイミド加水分解反応機構
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