高分子結晶化 セミナー
        
樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
高分子材料の劣化・変色対策
 
<セミナー No.410207>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 樹脂の結晶−非晶の考え方 ,フィルム物性,透明度と結晶化度との関係性

★ 複屈折を制御する方法 ,測定する機器の種類とその使い方

 

高分子樹脂フィルムにおける

延伸配向結晶化挙動および屈折率複屈折

考え方とその測定方法

 


■ 講師


信州大学 繊維学部 先進繊維・感性工学科 准教授 博士(工学) 宝田 亘 氏

■ 開催要領
日 時

2024年10月29日(火) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【セミナープログラム】

1.高分子フィルムの延伸工程
  1.1 延伸装置と延伸条件
  1.2 延伸工程で加わる力と変形
  1.3 延伸工程で加わる熱
  1.4 延伸工程における構造変化
    1.4.1 分子配向
    1.4.2 結晶化

2.配向高分子の構造とその測定方法
  2.1 高分子フィルムにおける分子配向
    2.1.1 フィルムにおける配向形態と配向度
    2.1.2 フィルムにおける分子配向の測定方法
       a.アッベ屈折率計
       b.偏光顕微鏡
       c.光変調法
       d.エリプソメトリー
       e.その他の手法
  2.2 高分子フィルムにおける結晶配向
    2.2.1 フィルムの結晶配向の特徴
    2.2.2 WAXD測定による結晶配向度の測定
       a.平板状センサーを用いた配向度測定法
       b.極点図測定による配向度測定法

3.延伸過程における分子配向形成
  3.1 延伸過程における分子配向の形成と配向緩和
  3.2 分子配向形成への延伸温度の影響
  3.3 分子配向形成への延伸速度の影響
  3.4 分子配向のモデル化
    3.4.1 応力光学則と修正応力光学則
    3.4.2 Multi.Mode Maxwell Model
  3.5 多段延伸過程における分子配向形成
  3.6 特殊な光学挙動を示すポリマー

4.延伸過程における結晶化
  4.1 PETフィルムの延伸過程における結晶化
    4.1.1 一軸延伸過程
    4.2.2 二軸延伸過程
    4.2.3 PETフィルムにおける分子配向と結晶化速度の関係
  4.2 PENフィルムの延伸過程における結晶化
    4.1.1 一軸延伸過程
    4.2.2 二軸延伸過程
  4.3 PLAフィルムの延伸過程における結晶化と延伸性
    4.3.1 PLAフィルムの延伸過程における結晶化
    4.3.2 PLAフィルムの多段延伸過程における結晶化と延伸性への影響

【質疑応答】

 

結晶化 延伸配向 屈折率 複屈折 セミナー