★濃度,組み合わせ,効果の最大化,(温度・pH・電解質などの)安定性のポイントとは?
★人体安全性,PFASなどの環境への配慮,各種法規への対応とは?
界面活性剤の基礎と活用法
−はたらき,種類,選び方・使い方,最近の界面活性剤−
東京理科大学 工学部工業化学科 教授 博士(工学) 近藤 行成 氏
<著書,論文> 界面と界面活性剤?基礎から応用まで?”改訂版(共著)
<受賞歴> 2022年 日本塗装技術協会 協会賞 2011年 14th J. Oleo. Scienceエディター賞 2006年 日本油化学会進歩賞
<学会活動> 2019年 日本油化学会Journal of Oleo Science,編集委員 ※その他,界面化学に関する講演・執筆多数
2024年12月18日(水) 10:30〜16:30
1名につき55,000円(消費税込み・資料付き) 〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕 〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。 詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
※定員になり次第、お申込みは締切となります。
【趣旨と受講に必要なもの】 界面活性剤は極少量で界面の性質を変化させる力を持つ。いずれの製品にも界面が存在すし,そのため界面活性剤を使用していない製品はないと言っても過言ではない。本セミナーでは,界面活性剤の種類やはたらきを概説したのち,界面活性剤の機能・性質や界面化学の熱力学を分かり易く丁寧に解説する。また,最近の界面活性剤研究についても紹介する。
【セミナープログラム】 1.界面活性剤とは何か 2.界面活性剤の分類 3.界面活性剤の一般的なはたらき 3.1 アニオン界面活性剤 3.2 カチオン界面活性剤 3.3 非イオン界面活性剤 3.4 両性界面活性剤 3.5 フッ素系界面活性剤−何故難燃性なのか? 4.界面活性剤の需要 5.界面活性剤の溶解性 5.1 イオン性界面活性剤の相図とクラフト点(温度), 及びその測定法 5.2 非イオン性界面活性剤の溶解性と曇点, 及びその測定法 6.表面張力 6.1 表面張力とは 6.2 界面活性剤は何故表面張力を下げるのか? 6.3 ギブス吸着等温式 6.4 ラプラス圧 7.ぬれ 7.1 ぬれの種類 7.2 ぬれやすい表面はよりぬれやすく, ぬれにくい表面はよりぬれにくく・・・ 7.3 付着仕事 8.界面活性剤分子集合体のかたち 8.1 臨界充填パラメータ 8.2 最新のミセル構造 9.臨界ミセル濃度と測定法 10.可溶化 10.1 可溶化能 10.2 可溶化のタイプ 11.乳化 11.1 乳化方法 11.2 乳化系は何故安定でないのか? 11.3 乳化系の不安定化機構−クリーミング・オストワルド熟成 12.最近の界面活性剤研究動向 【質疑応答】