分散剤 セミナー
        
塗布・乾燥のトラブル対策
塗工液の調製、安定化とコーティング技術
 

<セミナー No.412233>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 粒子径と凝集のしやすさの関係について詳解します!
★ 泡、ハジキ、ヘコミ、ムラなどのトラブル対策のヒントが得られる!

粒子と適用系に応じた分散剤の選び方と配合設計技術


■ 講 師


ビックケミー・ジャパン(株) シニアソリューションナビゲーター 若原 章博 氏

■ 開催要領
日 時

2024年12月11日(水) 10:30〜1630

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
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聴講料

1名につき55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【習得できる知識】
・粒子の表面特性:酸塩基吸着
・分散安定化のメカニズム:静電気的反発・立体障害安定化
・コーティング液塗布時に起こる不具合現象と解決策:表面張力・レオロジー

【講座の趣旨】
粒子の分散安定化は、塗布液・コーティング液を用いるほとんどのアプリケーションにおいて、もっとも重要な技術のひとつである。粒子・フィラーの特性に応じて、どのようにして分散安定化を図るのか、実施例を通じて基本的な考え方の理解を深める。また、分散剤の構造と特性、その選定方法に加え、膜物性への影響なども紹介する。併せて分散液の塗布・乾燥において生じがちな不具合の原因と、その対策についても述べる。SDGsの観点から、環境負荷低減に有用な添加剤開発状況にも触れる。

1.粒子の分散安定化の基礎をおさえる
 1.1 粒子の表面特性と吸着の考え方
 1.2 マトリクスを形成する樹脂と相溶性の重要性
 1.3 主な分散剤の構造と特徴と使い方
 1.4 微分散安定化での分子構造を制御した分散剤の優位性

2.塗布・乾燥においてどのような不具合が生じるのか、その対策も
 2.1 沈降防止・形状保持とレオロジー
 2.2 基材への濡れ性と表面調整剤
 2.3 特に水系での泡の対策と消泡剤
 2.4 乾燥過程での移動現象と平滑性の向上

3.環境負荷低減に向け添加剤の取り組み
 3.1 バイオベースの添加剤の開発
 3.2 無機粒子層状ケイ酸塩によるレオロジーとバリアー効果

実験例は、溶剤系・水系・無溶剤系の視点と、熱可塑性プラスチック、塗料・インキ・インクジェット・放熱材料・セラミックス・電池など分野を広げて紹介します。

【質疑応答】

 

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