レオロジー 分散 セミナー
        
ゲル化・増粘剤の使い方と新しいゲルの活用事例
塗工液の調製、安定化とコーティング技術
 

<セミナー No 503223>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★難しい分散系の粘度、粘弾性の測定データをわかりやすく理解し、使いこなす!


微粒子分散系のレオロジー講座


■ 講師

神戸大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 工学博士 教授 鈴木 洋 氏

■ 開催要領
日 時

2025年3月18日(火) 12:30〜16:30 

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき 49 ,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
   

■ プログラム
【習得できる知識】
・レオロジーの基礎
・微粒子分散系の基礎
・レオメータの利用方法


【講座趣旨】
  微粒子分散系は、食品・樹脂コンポジット、塗料、化粧品など様々な応用分野に存在する系である。しかしながら微粒子の分散媒中の挙動については複雑であり、これまでの技術では分散・凝集制御は試行錯誤的に取り扱われてきた。本講ではレオロジーの基礎から微粒子分散系を取り扱う方法を講義する。その上で微粒子の分散・凝集制御に必要な学問を身につけ、塗布乾燥などのいくつかのトピックスについて取り上げ、実際の微粒子分散系を俯瞰する。


【講演項目】

1.レオロジーの基礎
 1.1 ひずみとひずみ速度
 1.2 応力と粘度
 1.3 複雑流体

2.粘度発現のメカニズム
 2.1 低分子流体
 2.2 微粒子分散系
 2.3 高分子流体

3.粘弾性流体
 3.1 マックスウェル要素
 3.2 フォークト要素
 3.3 緩和と遅延
 3.4 粘弾性流体の挙動

4.粘弾性流体の解析
 4.1 コーシーの方程式
 4.2 擬塑性流体モデル
 4.3 粘弾性流体モデル

5.微粒子分散系
 5.1 分散系の分類
 5.2 粒子間相互作用
 5.3 ゼータ電位
 5.4 DLVO理論

6.サスペンジョン
 6.1 サスペンジョンの粘度
 6.2 セルモデル
 6.3 凝集体分散系の粘度

7.粘度測定法
 7.1 回転式レオメータ
 7.2 細管式粘度計

8.チクソトロピー
 8.1 チクソトロピーとは
 8.2 チクソトロピー性の発現メカニズム
 8.3 チクソトロピーモデル

9.添加剤による分散・凝集制御
 9.1 分散制御
 9.2 凝集制御
 9.3 凝集剤・分散剤

10.流れによる分散・凝集制御
 10.1 凝集速度制御
 10.2 スタティックミキサー

11.塗膜の微粒子挙動
 11.1 印刷ペーストの粘度履歴
 11.2 コーティングプロセス

12.膜乾燥課程の微粒子挙動
 12.1 沈降と乾燥
 12.2 バインダーによる構造制御


【質疑応答】

レオロジー 分散 粘弾性 セミナー